スポンサーリンク

【MLB移籍2021】新オーナーとなったメッツ!まずは実績ある選手とマイナーディールを成立!マレックス・スミス、ホセ・ペラーザ、A・ビスカイーノと合意(追記あり)

新メッツ、始動へ

 現地2020年11月4日、ストーブリーグの幕開けとして、まずはメッツが軽く動き出しました。正確に言うと、各クラブともすでにウェーバーで上がっている選手をクレーム(獲得)したり、マイナーの選手を獲得したりはしているのですが、有名選手のディールはこれから。その動きの中でも今回はメッツが実績のある選手を獲得するに至ったので記事にしています。

 その前に、メッツはオーナーが代わりました。スティーブ・コーエン氏が新しいオーナーとなりましたが、現地2020年10月30日にMLBのオーナー達から正式に球団のディールが承認されました。コーエン氏が95%、旧オーナーのウィルポン・ファミリーとカッツ・ファミリーが残りの5%を所有します。メッツはウィルポン家と完全決別ではないですが、シェアから見てほとんど影響力はないと見ていいと思います。

GMは未定>>新GMへ

 なお新しい体制になったメッツは以前にGMを務めたサンディー・アルダーソン(Sandy Alderson)が球団の社長に就任することになりました。これは決定事項ですが、これはあくまで球団社長であって、Baseball Operationではないようです。 訂正します。Baseball Operationの社長でした。先日、フロントオフィスのポジションを見た時はBaseball Operationより上の球団社長となっていたのですが、どうやらBaseball Operationのようでした。申し訳ありません。

Front Office Directory(現地2020年11月7日時点ではアップデート中。)

 現地2020年11月4日時点ではフロントオフィスの体制も2020年以前と同様にするのか、あるいはGMの人事もどうするのかは未決です。2020シーズンまでGMを務めたブロディー・ヴァンワゲネン氏の去就も今のところ決まっていません。ただ、交代という線で動いているようです。

 (追記)現地2020年11月7日、ワゲネンGMは解雇となりました。新体制のGM職はサンディー・アルダーソンがやるのかどうかまでもう少し待つ必要があるようです。

大量11人とマイナーディール

 そのメッツですが、現地2020年11月4日、大量の11名とマイナーディールを成立させています。一応、リストにしますと、以下の選手達です。

  1. OF マレックス・スミス(27才)
  2. INF ホセ・ペラーザ(26才)
  3. RHP アロディス・ビスカイーノ(29才)
  4. RHP オスカー・デ・ラ・クルーズ (25才)
  5. OF ジョネシュウィー・ファーガス(Johneshwy Fargas/ 25才)
  6. INF ジェイク・ヘイガー(Jake Hager/ 27才)
  7. RHP ハロル・ゴンザレス(25才)
  8. C ブルース・マクスウェル(29才)
  9. C デービッド・ロドリゲス(24才)
  10. INF ルイス・カルピオ(23才)
  11. INF ミッチェル・トールマン(26才)

このうち3名をピックアップしたいと思います。

マレックス・スミス/2019盗塁タイトル

 2018年、レイズで141試合に出場し、二塁打27本、三塁打10本を放った快速のマレックス・スミスは2019シーズンからマリナーズへ移籍。そして盗塁46を決め、見事ア・リーグの盗塁タイトルを獲りました。

 2020シーズンは14試合出場にとどまり、打率.133、OBP .170、SLG .348と非常に厳しいシーズンになりました。出塁率が悪いので盗塁も2。

 マリナーズは9月11日にマレックス・スミスをマイナーへアウトライト。その後、9月28日にFAとなっていました。2020シーズンは1年/$2.35M でサインしていたのですが、2021年はマイナーディールなのでメジャーに上がってからのお話になります。

ホセ・ベラーザ/ 2020はBOS

 2020シーズン、レッドソックスの2Bを務めたホセ・ペラーザもメッツとマイナーディールです。2020シーズンは34試合に出場、打率.235、OBP .275、SLG .342、HR 1、RBI 8。打撃ではインパクトを残せませんでした。

 ただ、ホセ・ペラーザは2018年、レッズで157試合に出場。打率.288、OBP .326、SLG .416、HR 14、RBI 58、二塁打31、安打数182という数字を残した選手。この時、24才。キャリアの旬も本来ならこれからですから、まだまだやってくれると思います。

アロディス・ビスカイーノ/かつてはCLロールも

 ブレーブスのクローザーロールを担ったこともあるアロディス・ビスカイーノは、2019年5月にブレーブスがアンソニー・スウォーザックを獲得したトレードでマリナーズへ移籍。ちょうど肩に痛みを発症させていた軟骨のかけらを除去する手術をし、リハビリしていた最中のことでした。

 ビスカイーノはブレーブス時代の2017年に62試合に登板し、ERA 2.83と好成績をマーク。その後は肩痛もあり2018年は39試合、2019年は4試合での登板のみです。マリナーズに移籍後はメジャーでの登板はなし。2019年に10月末にFAとなりましたが、マリナーズのマイナーに残っていました。2020年も登板はなし。

 かつての投球がもとに戻っていればメッツにとってはとてもよいディールになりますが、どうでしょうか。

 お読みいただき、ありがとうございました。

  

コメント

スポンサーリンク

NEW

【MLB2026】ダルビッシュ投手が右肘UCLの手術を実施。2026シーズンは全休となる見込み
【MLB2025】ドジャース、連覇の華やかなパレードを実施!すでに3ピートも視野に
【MLB Awards 2025】ゴールドグラブ賞が決定!ボビー・ウィット(SS)、PCA(OF)らが受賞
【2025WS_7】山本由伸が世界一の投手に!ミゲル・ロハスが同点HR、ウィル・スミスが勝ち越しHRを放つ!
【2025WS_6】ウォールにボールが!ドジャースが大ピンチを凌いで決戦に持ち込む!ムーキーもタイムリー
【2025WS_5】トレイ・イェサベージ、ドジャースをも封じる!7回、3ヒッター、12K!
【2025WS_4】ついに大谷がワールドシリーズで二刀流を披露!7回途中で6Kと力投するも黒星
【2018 & 2025WS_3】ムーキー、マンシー、カーショウがキャリア2度目のWSでの延長18回を経験!
【2025WS_3】延長18回、大谷が9打席!しかも2HR、2ダブル、5BB !
【2025WS_3】フレディー・フリーマンがまたもWSでサヨナラHR!佐々木、ウィル・クラインらの好投に報いる!
【MLB2026】オリオールズの新監督にクレイグ・アルバナズが就任!CLE躍進の立役者
【2025WS_2】山本由伸が強打のブルージェイズ打線を相手に完投!2試合連続完投&20人連続アウト!
【2025WS_1】大谷が記念すべきワールドシリーズ初HRを放つ!このシリーズはメイソン・フラハーティーとの対決に注目!
【2025WS_1】ブルージェイズ、6回にGSを含む9得点で大勝!ドジャースは継投に失敗
【MLB2026】ブルワーズGMのマット・アーノルドがPresident of Baseball Operationsに昇格
【MLB2026】ジャイアンツが大胆な監督交代!テネシー大のトニー・ヴィテロ氏を起用!
【MLB2026】エンゼルスの新監督はカート・スズキに決定!
【2025ALCS_7】ジョージ・スプリンガーが殊勲の逆転3ランHR!ブルージェイズがワールドシリーズへ進出!
【2025ALCS_6】ブルージェイズ、2HRとイェサベージの好投でGm7へ!マリナーズはDP3つと運なし
【MLB移籍2026】アストロズ、豪腕のネイトピアソンと1年契約で合意へ!先発へ転向
【2025NLCS_4】大谷がまた伝説を作る!投手で6回シャットアウト&10K+打者で3HR!しかもWS進出!
【2025ALCS_5】シアトルが揺れた!マリナーズが8回裏にユーヘイニオのグランドスラムで逆転勝利!
【2025NLCS_3】ドジャース、ミズロウスキーから勝ち越し!佐々木で逃げ切ってWSへ王手!
【2025ALCS_4】M・シャーザー、鬼の形相で5イニング超え!ブルージェイズ、11安打8得点で勝利
【2025ALCS_3】ブルージェイズ、猛打復活!18安打(5HR)、13得点でまずは1勝を返す
【2025NLCS_2】山本がポストシーズン完投の偉業を達成!大谷もタイムリーを放って援護!
【2025_NLCS1】ブレイク・スネルが8回、1ヒッター、10Kの好投でドジャースが先勝
【2025_ALCS2】マリナーズ、”その瞬間をつかむ”!3HRで連勝!ホルヘ・ポランコがまたもや殊勲!
【MLB2025】2019年以降、勝者が4度WSに進出、うち3度制覇!踏み台のようになってきたブルワーズのポストシーズン
【2025ALCS_1】ブライス・ミラーが好投!カル・ロリーにもHRが出たマリナーズが勝利
タイトルとURLをコピーしました