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【MLB2025FA】レッドソックスが肘の手術からの復帰を見越して元エンゼルスのパトリック・サンドバルと2年契約!

エンゼルスからノンテンダーとなったサンドバル

 現地2024年12月20日、レッドソックスのCBO(Chief Baseball Officer)のクレイグ・ブレスロー(Craig Breslow)が動きました。元大谷選手の同僚で2023年のWBCではメキシコ代表として(本人はアメリカ出身)活躍したパトリック・サンドバルと2年契約で合意です。

 パトリック・サンドバルはまだ調停資格でMLSは2025年1月時点で 4.149になる見込み。このオフはエンゼルスからノンテンダーFAとなっていました。

契約内容

 両者の合意内容は大筋では以下の通り。

  • 2年/$18.5M (2025-26)
    • $5.5M(2025)、$12.75M(2026)

 ひょっとしたら3年目にオプションがついているかもしれませんが、詳細が分かり次第更新します。

 2年目のサラリーの比重が大きい点が現在のパトリック・サンドバルの状況を反映しております。

左肘手術のリハビリ中

 パトリック・サンドバルは現地2024年6月21日のドジャースとのハイウェイ・シリーズ(@ドジャー・スタジアム)のGm1で先発。大谷選手がFAとなってドジャースに移籍して初の対戦でした。

 1回裏の第1打席は四球で歩かせ、3回裏の第2打席も四球で歩かされたところで緊急降板。左肘を傷めたことは明らかでした。

 それまでのサンドバルは大谷選手が抜けたこともあり、エンゼルスのエースとしてオープニングにも登板。2024年は16試合に登板し、79.2 IPで2勝8敗、ERA 5.08。チーム状態が思わしくない中、負け数が混んでしまいましたが、ローテーションの柱としてフル回転していました。

 ところがこの怪我により、サンドバルはシーズン・エンディングとなり、肘の手術に。精密検査の結果、屈筋とUCLの2箇所に損傷を負っていることが判明。

 エンゼルスはサンドバルがトミー・ジョン手術を受けたのか、インターナル・ブレース手術を受けたのかは明らかにしませんでした。両者は復帰時期に違いがあり、トミー・ジョン手術の場合はゆとりをもって18ヶ月、インターナル・ブレース手術の場合は12-14ヶ月強。パトリック・サンドバルは2024年のトレード・デッドラインでの有力候補の1人だったこともあり、ひょっとしたら影響を加味して公表しなかっただけかもしれませんが、当然関係者は知っていると思われます。また、症状がかなり重かったので、トミー・ジョン手術と見て間違いないかと思います。

 となると2025年の6月後半が術後1年となりますから、早いスケジュールなら秋に復帰できるかもしれませんが、レッドソックスのメディカルはかなり慎重なのでもう2026年の復帰を見越しての契約かと思います。

復帰後に期待するパターン

 トミー・ジョン手術のリハビリ中に2年契約をするケースはここ数年多くなっていて、レッドソックスは現在のロスターだと、リアム・ヘンドリクスがそうです。契約後に1年を全休するのが明らかとなったのはルーカス・ジオリト。彼の場合は結果的にそうなりました。

 あとは怪我を前提にサインしたジェームス・パクストンとのディールもあります。2022シーズンに向け現地2021年11月30日にサインしたものの、2022シーズンは全休でした。契約もあらかじめ、ヘルシーであればという条項をつけていたというディールでした。

前の契約

 調停資格のサンドバルの2024年のサラリーは1年/$5.025M (2024)。今回の契約の1年目はそれにやや色をつけた設定となっております。

 エンゼルスはサンドバルの$5Mのサラリーを菊池投手獲得の資金に充てたとも言えるでしょう。

復帰すれば強力

 上述のようにまだ復帰スケジュールが判明していないパトリック・サンドバルではありますが、復帰後はレッドソックスのローテーションに入る力は十分に持っています。キャリアを通じたSO%は22.7%でこれはリーグ平均の22.8%をやや下回る数値ですが、対左打者の成績は.195/ .274/.324と圧倒。これはALイーストでは大きな力になりそうです。特にオリオールズはいい左打者が多いですから。ちなみに右打者との対戦成績は.263/.344/.391。

 ただ、サンドバルのコマンドは決して良くはありません。キャリアを通じたBB%は10.1%でこれはリーグ平均の8.5%を大きく上回っています。この辺りが術後、改善すればかなり品質の高い投球ができるのですが、ここは伸び代ということになるかと。

 ベロシティーは4シーム、シンカーが93-94mph。これに左打者に威力を発揮するスライダーと右打者に威力を発揮するチェンジアップをミックスさせるスタイル。コマンドがいい時はなかなか打てないのでその辺りは期待したいと思います。

レッドソックスのローテーション

 すでにギャレット・クロシェを獲得したレッドソックスは、タナー・ハウク、ブライアン・ベイヨー、カッター・クロフォード、ルーカス・ジオリトらがローテーション候補。サンドバルが復帰すれば、いい左が2枚となります。

噂 

 レッドソックスは投手獲得ではマリナーズのルイス・カスティーヨ、パドレスのディラン・シーズとのトレードを画策中。FAではコービン・バーンズを狙っており、さらに佐々木朗希投手の獲得にも参戦中です。

 果たしてどうなるのか?注目ですね。

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