ルーキーながら27HR!
現地2025年8月30日、アスレチックスはセンセーショナルな活躍を見せるルーキーのニック・カーツ(Nick Kurtz)が右腹斜筋を傷めたと明かしました。また、マーク・カートセイ監督もこの日のレンジャーズ戦でニック・カーツをラインナップから外し、少しの間状態を見ると語っています。
右腹斜筋
ニック・カーツは29日(金)のテキサス・レンジャーズ戦の試合途中で離脱したのですが、実は同日の打撃練習後にすでに脇腹の違和感を覚え始めておりました。
症状が出たのは3回裏。ニック・カーツは四球で出塁した後、2塁へ進塁。2アウト満塁でブレント・ルッカーがLFへ二塁打を放った時に2塁からホームインを試み、三塁ベースを回った付近で、ペースがダウン。一応、ホームインは出来たものの、チームメディカルスタッフと共にクラブハウスへ消えました。そして、4回表の守備から交代。
大怪我には至らず
カートセイ監督によると、ニック・カーツはMRI検査を受け、その結果、筋組織に損傷は見られず、「異常なし」との診断が出たようです。ただ、痛みが残っているのは確かなので、しばらく様子見をして復帰時期を考えるとのことです。
腹斜筋(脇腹)を痛めると痛くて角度によっては深呼吸すら怪しいこともあり、スイングなど到底不可能です。ただ、上記のように大怪我には至っていないのが判明したのは不幸中の幸いでした。
センセーショナルなニック・カーツ
ニック・カーツは2024年のアスレチックスの1巡目指名でプロ入り。左投げ左打ちの1Bです。
2025年4月23日のレンジャーズ戦でメジャーデビューしたニック・カーツは、デビューしたその日にメジャー初ヒットを記録。その後もコンスタントに安打を出し続け、5月13日のドジャース戦でメジャー初HRも記録。
そして衝撃的だったのが7月25日のアストロズ戦。1試合4HRを放ちました!ルーキーが1試合4HRを放ったのはメジャー史上初の出来事。
現地2025年8月30日までの成績は、94試合に出場して、PA 302でABは334。103安打を放ち、.308/.402/.632、OPS 1.033をマーク。何よりすごいのはHR数で27本!二塁打は23本、三塁打は2本、RBIは70で、BB もすでに53を数えております。ロングヒッターゆえ、三振も多く、ここまで117。
規定打席には到達せず
なお、ニック・カーツは現時点で規定打席には到達しておりません。
現地2025年8月30日時点でアスレチックスは137試合を消化。規定打席は、「試合数 x 3.1」ですから、この時点で424を超えていないといけません。しかし、ニック・カーツのPA(打席数)は392。
今回の怪我はDay to Dayと言われていますから、痛みさえ引けば復帰してくるでしょう。
メジャーの年間規定打席は502(162試合 x 3.1) 。残り25試合すべてに出場して1試合に4打席が回ったとしても、100 PAが加算されるのみ。ニック・カーツのPAは合計は402止まりです。これがマックスの値ですが、少なくとも数試合は欠場しますから、規定打席は無理ですね。
打率のタイトル争いに参加出来そうな数字ですが、規定打席に到達指定貯め、ランキング外です。ただ、HRは蓄積型なので、ランキングに入ります。
アスレチックスはジェイコブ・ウィルソンといい、ラスベガス移転時にスターになるような選手がすでに2人もおります。楽しみですね。
お読みいただき、ありがとうございました。
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