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【MLB2024FA】注目FAのジャスティン・ターナーはブルージェイズと1年契約で合意

JTが39才のシーズンに選んだのはトロント

 現地2024年1月29日、DHの注目FA選手であったJTこと、ジャスティン・ターナー(Justin Turner)のディールが決定。トロント・ブルージェイズに決まりました。

 レッドソックスとの再契約を!と思っていたのですが、ALイーストのライバル・クラブに決まってしまいましたね。

契約内容

 ジャスティン・ターナーとブルージェイズとの契約内容は大筋では以下の通り。

  • 1 年/$13M (2024)
    • $1.5M (ロスター・ボーナス、パフォーマンス・ボーナス)

 $13Mベースで、ボーナスを併せてMAXで$14.5Mという内容です。

前の契約

 なお、JTとレッドソックスとの前の契約は以下の内容でした。

  • 2 年/$22M (2023-24)
    • 2023: $8.3M
    • 2024: $13.4 M プレーヤー・オプション($6.7M バイアウト)
    • パフォーマンス・ボーナス
      • PA数: 480/500/520/540/560ごとに$0.2M =$1M
      • 2023年は626 PA ($1M達成)
    • ジャスティン・ターナーは2024年のオプションを拒否→FAへ

 2023年のサラリーはパフォーマンス・ボーナス達成により$1M+の$9.3M。2024年のサラリーは$13.4Mでした。よって、今回のブルージェイズとの契約のベース・サラリーよりも上でした。

 ジャスティン・ターナーとしてはレッドソックスとの2年目より上のサラリーを目指してのプレーヤー・オプション拒否でしたが、単価は上がらずです。

 ただし、レッドソックスとのバイアウトで$6.7Mを得た上のでの$13Mのサラリーですから、JT個人としては、19.5M+$1.5M(ボーナス)という算段になるかと思います。

2023年、38才のシーズンも抜群の勝負強さ

 ジャスティン・ターナーの2023年までのキャリアについては上記のリンクをご参照ください。

 非常に勝負強い打者として有名なジャスティン・ターナーは年齢を重ねても一向に衰えを感じさせません。

開幕前に顔面死球

 2023シーズンのスプリング・トレーニングで、ジャスティン・ターナーは、タイガース先発のマット・マニングから顔面に受け、救急車運ばれるという痛々しい事故を経験。シーズンインが危ぶまれましたが、3月30日の開幕にしっかりと間に合わせてきました。この辺のトラブルへの強さもジャスティン・ターナーの良いところでもあります。

ほぼ1安打/試合 のペースを維持

 ベテラン選手は春先はなかなか調子が上がらないものですが、ジャスティン・ターナーはその辺りもしっかりとケア。3月/4月の1ヶ月で28安打、2HRをマーク。さすがにAVGは.259とそれほど高いものではありませんでしたが、シーズンINとしては上出来でした。

 以降、5月から8月までは毎月のように数字を上げて行き、7月に至っては、.337/.390/.596、HR 5、RBI 28と打ちまくりました。

 9月は疲れが出てきたこととポストシーズンへのコンテンダーではなくなったこともあって、.221/.286/ .295、HR 1、 RBI 9と落ち込みましたが、それでもシーズンのトータルは、146試合、154安打、.276/.345/.455、23 HR、96 RBIをマーク。ほぼ1試合1安打のペースで打ち続けたことになります。

スコアリング・ポジションで強い

 ジャスティン・ターナーの大きな強みとしてRISP(スコアリング・ポジション)に強い点が挙げられます。 

 2023シーズンもその傾向は顕著で、RISPでの成績は、打率.338、OBP .395、SLG .547、OPS.943。

 とりわけ、得意としているケースはノーアウトランナー2/3塁で、なんと.667/.750/.667。ただし、4 PA/ 3ABでの数字です。

 もう少し母数の多いケースでいきますと、44 PA/36ABが集まったケースとして2アウト未満(0/1アウト)ランナー3塁のケースで、.444/.409/.639 をマーク。

 なお、最も弱いケースは1アウト1、2塁。内野ゴロを打てばダブルプレーでチェンジになるケースですが、8 PA/ 8 ABで .125/.125/.125。併殺網にかかるケースも多いということですね。

柔軟性のある起用が可

 ジャスティン・ターナーは年齢的な要素もあり、やはりメインはDHでの起用になりそうです。

 ただし、ドジャースで3Bを守ってきた守備力は高く、2023年はラファエル・デバースがいたため、守備につく場合は2B/1Bに限定されましたが、3Bも可。

 ブルージェイズはヴラディーミル・ゲレロ・Jr.をDHロールで起用するのではないか?と見られていましたが、ゲレロ・Jr.はやはりメインは1Bでの起用ということになりそうです。ただし、悲惨な守備をいくつも披露してきていることから、ジャスティン・ターナーとのスイッチもあり得ます。

 また、3BにはおそらくIKFことアイザイア・カイナー=ファレファがヒルと思われますが、彼を休ませる時に3Bでの起用も可能。

 ゆえにブルージェイズとしてはJTの加入により選択肢が大きく広がったと言えるでしょう。

TOR、RHBばかりに!

 なお、ジャスティン・ターナーの加入でブルージェイズは右打者がズラリと並ぶことになりました。

 ゲレロ・Jr、ボー・ビシェット、IKF、サンチアーゴ・エスピナル、ジョージ・スプリンガー、アレハンドロ・カークは皆右打者。

 左打席はキャバン・ビジオ、ドールトン・バーショウ、ケビン・キアマイアーくらいです。

 FAの左打者を獲りに行くかもわかりませんね。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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