スポンサーリンク

【MLB2024】ロナルド・アクーニャ・Jr.が右膝半月板に炎症を抱える!2023年にNL MVP、40HR/70 SBの快挙

開幕は楽観的(現時点では)

 現地2024年3月2日、グレープフルーツ・リーグのゲームで右膝に違和感を覚え、それ以来欠場しているブレーブスのロナルド・アクーニャ・Jr.の症状が判明。MRIを実施したところ、右膝半月板の炎症ということがわかりました。

ランダウンプレー

 ロナルド・アクーニャ・Jr.は現地2024年2月29日のツインズ戦で、今グレープフルーツ・リーグ初ヒットとなる2塁打を放ちました。その後、2B塁上でツインズ2番手のコディー・ファンダーバーグ(LHP)のピックオフに捕まり、二・三塁間を数度往復してアウトに。

 OFの選手のランダウン・プレーほど怖いものはなく、かつて現地2019年6月3日のパドレス@フィリーズ戦でこれからバリバリ働くぞ!と意気込んでいた当時フィリーズに在籍していたアンドリュー・マッカッチェンがやはり牽制で捕まり、ランダウンプレーに。

 レギュラー・シーズン(公式戦)ということもあり、粘りを発揮しようとしたマッカッチェンでしたが、その場に膝を抱えてうずくまってしまいました。後日、左膝ACLの断裂が判明。シーズン・エンディングとなったことがありました。

 ゆえに塁間で挟まれたアクーニャにはヒヤヒヤしましたが、最後は止まってタッチを受けて駆け足でダブアウトに退きました。

 その後、アクーニャは守備にもつき、4回裏の第3打席にも立ち、当初のゲームプラン通りに6回表の守備からJ.P. マルチネスに交代。特に怪我の様子は見せなかったのですが、ゲーム後に違和感を覚え、年のためにMRIを撮影したところ、右膝半月板の炎症が見られたということでした。

 火は小さいうちに消しとけということで、無理はさせないという状況で、ロサンゼルスのニール・エルアトラーチェ医師によってさらに検査を受ける予定です。

2021年に右膝の靭帯を断裂

 今回の怪我で気になるのは、かつてアクーニャは2021年に右膝のACLを断裂。これはフェンス激突を防ぐために急激に勢いを殺したたまでは良かったものの、代わりに右膝に大きなダメージを負ったという怪我でした。

 これにより、アクーニャは2021年は7月10日がシーズン・エンディングに。2022年4月28日まで復帰を待たなければいけなくなりました。今回は同じ右膝ゆえにブレーブスとしては慎重に対処しているというところです。

 なお、ブレーブスは2021年にワールドシリーズを制しましたが、アクーニャ抜きで勝ち取ったというとんでもない底力を持ったクラブでもあります。

2023年にNL MVP 、40/70を達成

 ロナルド・アクーニャ・Jr.は2023年は打率.337、OBP .416、SLG .596、OPS 1.012、OPS+ 168、HR 41、TB 383、SB 73という素晴らしい成績を残し、NL MVPを受賞。そして40HR/70SBを達成。現時点でまだ26歳という若さです。

 大谷選手と同じ歩調で、ともに2018年にROYを受賞し、2023年にMVPを受賞。年齢は大谷選手の方が3才半ほど年上ですが、世代の代表する選手同士でもあります。後に振り返ったときに2020年代を代表する双璧となりそうです。

ATLは今季7ピートを狙う

 ブレーブスは今季、ナ・リーグ東地区連覇7連覇を狙います。これまでと違い、ここ2年ほどは資金も大量に投入しているブレーブスは選手層が非常に厚いです。とは言え、アクーニャの怪我が深刻であった場合はやはり影響を受けてしまいます。

 アクーニャが2023年にマークした40/70は、率ではなく個数ですから、試合数が必要な記録です。2年連続でこの偉業を達成、あるいは超えて欲しいとは思うものの、やはりしっかりと治してから復帰してもらいたいですね。

 ブレーブスは上述のように楽観的ではあります。そのとおりになれば良いですね。

 お読みいただき。ありがとうございました。

コメント

スポンサーリンク

NEW

【2025ALCS_3】ブルージェイズ、猛打復活!18安打(5HR)、13得点でまずは1勝を返す
【2025NLCS_2】山本がポストシーズン完投の偉業を達成!大谷もタイムリーを放って援護!
【2025_NLCS1】ブレイク・スネルが8回、1ヒッター、10Kの好投でドジャースが先勝
【2025_ALCS2】マリナーズ、”その瞬間をつかむ”!3HRで連勝!ホルヘ・ポランコがまたもや殊勲!
【MLB2025】2019年以降、勝者が4度WSに進出、うち3度制覇!踏み台のようになってきたブルワーズのポストシーズン
【2025ALCS_1】ブライス・ミラーが好投!カル・ロリーにもHRが出たマリナーズが勝利
【2025NLDS_5】ブルワーズが中盤を制して勝利!カブスは鈴木がミズから完璧なHRを放つも、追撃ならず
【2025ALDS_5】総勢15投手、計37奪三振!壮絶な投手戦は延長15回でマリナーズがサヨナラ勝ち!
【2025NLDS_4】救世主誕生!佐々木の3イニングの完璧投球がドジャースをNLCSへ進める
【2025NLDS_4】カブスが6-0のシャットアウト勝利でタイ!決戦のGm5へ
【2025_ALDS_4】タイガースは打線が復調して勝利!R・グリーン、J・バイエス、G・トーレスにHR
【2025_NLDS_3】カブスが初回の4点を守り抜く!J・タイヨンとB・ケラーの好投が光る!
【2025_ALDS_4】ブルージェイズが小刻みな得点でヤンキースに勝利!ALCSへの進出が決定!
【2025NLDS_3】カイル・シュワーバーが場外HR!R・スアレスも好投し、フィリーズが1勝
【2025_ALDS_3】マリナーズはついにカル・ロリーにも一発!8得点を奪ってCSへ王手!
【2025_ALDS_3】ブルージェイズ、5点差を守りきれず!ヤンキースは地元で大逆転
【2025NLDS_2】”3ランHRの応酬”!ブルワーズは波乱の立ち上がりをミズの好投で流れを押さえて連勝!
【2025_NLDS2】ムーキーと佐々木が9回裏のピンチを凌ぎ、ドジャースが連勝!大谷もタイムリー
【2025ALDS_2】マリナーズ、J−ロッドの勝ち越し2塁打でタリク・スクーバル登板日に勝利
【2025_ALDS_2】豪打よりも衝撃!トレイ・イェサベージがスプリッターの嵐で6回途中ノーヒッター、11K !
【2025ALDS_1】タイガースが延長11回に勝ち越し!接戦でマリナーズに先勝
【2025NLDS_1】ブルワーズが快勝!初回に11打者で6得点!カブスはマシュー・ボイドが大誤算
【2025NLDS_1】大谷がPS初登板で初勝利!テオスカー・ヘルナンデスが逆転3ランHRを放ち、LADが先勝
【2025ALDS_1】ブルージェイズ、好調な打線を維持したまま!猛打でヤンキースを下す
【MLB2025】マリナーズがブライアン・ウーをALDSのロスターから外す(胸部の張り)
【MLB2026】レンジャーズの新監督にスキップ・シューメイカーが就任
【2025NLWC_3】カブスがNLDS進出決定!球際の強さが光る好守備連発!PCAも3安打!
【2025ALWC_3】レッドソックスが12三振と大苦戦したキャム・シュリットラーの球質
【2025NLWC_2】佐々木が9回をピシャリ!山本も好投し、ドジャースがNLDSへ進出
【MLB2025】エンゼルス、アルバート・プホルズを次期監督の最有力候補に据える
タイトルとURLをコピーしました