スポンサーリンク

【MLB2024】好調だったマイク・トラウトが離脱!左膝を手術へ

マイク・トラウトの復帰時期は未定

 現地2024年4月30日、エンゼルスがしばらくの間、マイク・トラウトを失うことが判明しました。エンゼルスGMのペリー・ミネイジアンによれば、トラウトは左膝の半月板を断裂したということでした。詳しい症状はわかりませんが、半月板の症状でよく聞くのは「半月板損傷」です。おそらく膝蓋骨(しがいこつ:要は膝のお皿)を取り巻く靭帯の一部を断裂したものと思われます。

 トラウトには手術が必要で、これによりエンゼルスは長期でマイク・トラウトを失うことが決定。

今季中復帰の望みあり

 上述のように傷めた正確な場所も明らかにされていませんが、早ければ最良のシナリオとして4~6週間での復帰ということもあり得ると言います。ただ、これも手術によって損傷度合いも明らかになることですから、場合によって別の場所も傷めているかもしれません。膝のお皿の内側なら手術しないとわからないことも。よって、エンゼルスは現時点では復帰へのタイムテーブルを公表しておらず、今季中の復帰に期待しているとしています。

29日のゲームにはフル出場

 エンゼルスは、4月22日から地元での9連戦の最中で、29日からはフィリーズを迎えての3連戦がスタート。マイク・トラウトはそのフィリーズとのGm1にもフル出場。ゲーム中に悶絶して退場した訳ではありません。

 翌30日に膝の手術が発表されたトラウトですが、自身もインタビューで応えており、どうやら3イニング目に何やら違和感を感じたようです。ただ、深刻な問題ではないだろうとプレーを続行。ところが試合後、そして今朝(30日)になって痛さを感じたので検査を受けたところ、半月板を傷めていることが発覚。手術をすることに相成ったということでした。

フィリーズとのGm1

 なお、フィリーズとの対戦は、ハーパーとトラウトとの直接対決ということでかなり注目されたシリーズ。そのフィリーズと対戦する前のエンゼルスは、ホーム9連戦のうち最初の6戦を1勝5敗、オリオールズとの3連戦の2戦目で勝ったのみで、ツインズにはスウィープされていました。ただ、オリオールズ3連戦とツインズとのGm1の4戦はいずれも2点差以内のゲームで悪くない戦いぶりでもありました。ちなみにツインズとのGm2、3は大敗。

 そんな中、フィリーズとのGm1では、初回にグリフィン・カニングが3点を奪われ、「またか!」という立ち上がりでしたが、その後カニングは立ち直し、エンゼルスは後半に大逆転してGm1をものにしたのでした。フィリーズのミスが決勝点でもありましたが・・・。トラウトは接戦だったこともあり、最後まで出たのでしょう。

MLB Gameday: Phillies 5, Angels 6 Final Score (04/29/2024)
Follow MLB results with FREE box scores, pitch-by-pitch strikezone inf...

今季好調のマイク・トラウト

 2024シーズン、エンゼルスは大谷選手が抜け、再びマイク・トラウトにその役割の多くが巡ってきました。オフシーズンには移籍の噂もありましたが、高額なサラリーを引き継ぐクラブは現実的になく、当然のように残留。今季はリーダーとして非常にアグレッシブなプレーをフィールド上で表現していました。

 現地2024年4月29日時点でのマイク・トラウトの成績はご覧の通り。

GABRH2B3BHRRBISBAVOBPSLGOPSOPS+
2910917241210146.220.325.541.867142

 HR 10はMLBでトップタイ、ランキングには出ていませんが、盗塁6だけでなくベースランニングでもチームに貢献。記録として残らないところもそのプレースタイルでチームを牽引していました。

トラウトの出場試合数

 マイク・トラウトはここ数年怪我が多く、フル出場に近かったのは2016年まで。2017年以降はご覧の通りです。

シーズンG
2017114
2018140
2019134
202053 ※
202136
2022119
202382
202429
トラウトの2017年以降の出場試合数 ※60試合シーズン

 なかなか思うように出場出来ていません。

レンドンはハムストリングス痛

 そしてトラウト同様にエンゼルスを引っ張っていかなければならないアンソニー・レンドンは開幕5戦でヒットレスと開幕時はかなり苦戦しましたが、ようやく4月5日を過ぎてからは復調。AVも.267まで上げてきたところで4月21日に左ハムストリングスを傷めて離脱。復帰見込みは6月1日となりました。 

 ここに来てかなり厳しい状態になったエンゼルスですが、こういう時には力を発揮する選手が出てくるのもMLBですから、プロスペクト達が頑張ってもらいたいですね。

 トラウトが予想以上に早く復帰出来れば良いですね。

 お読みいただき、ありがとうございました。

コメント

スポンサーリンク

NEW

【MLB2025】20年前の予言的中!オールスターHRダービーを制したのはカル・ロリー!513ftのO・クルーズも退ける!
【MLBドラフト2025】全体1位は高校生SSのイーライ・ウィリッツに決定(ナッツが指名)
【MLB2025】投手・大谷が5度目の登板でさらなる凄み!ドジャースは連敗を7でストップ!
【MLB2025】ギャレット・クロシェ、100球ジャストでキャリア初のシャットアウト勝利!試合時間は2時間8分!!
【MLBプロスペクト】2025フューチャーズ・ゲームはスイッチ投手も登板!MVPはドジャースのホスエ・デポーラに決定!
【MLB2025】大谷がジャイアンツ戦で海に32号HRを放つも、ドジャースは追撃及ばず7連敗!
【MLB2025】ブレグマンと吉田が戻ったレッドソックスが逆転で8連勝!セダン・ラファエラがサヨナラ2ランHR!
【MLB2025】PCAが4-3、2本塁打、3RBIと大爆発!ASG前に25-25を達成!
【MLB2025】吉田がシーズン・デビュー戦で3安打!レッドソックスは6連勝!
【MLB2025】ヤンキース、DJ・ルメイヒューをDFAに
【MLB2025】大谷がミズロウスキーから31号リードオフHR!しかし、ドジャースは完全に封じられ、5連敗
【MLB2025】ダルビッシュ投手が手応えのある復帰登板!4回途中5奪三振!
【MLB2025】オールスターのピッチャー、リザーブが発表され、ロスターが決定!
【MLB2025】大谷、バースデー登板で2回3K!しかし、ドジャースはアストロズに連敗
【MLB2025】マリナーズのカル・ロリーが34、35号の2HRs!オールスター前にキャリアハイ!
【MLB2025】オールスターのスターターが発表される!タイガースから3名!PCA、ジェイコブ・ウィルソンなど若いメンバーも!
【MLB2025】クレイトン・カーショウがキャリア通算3,000奪三振を達成!歴代SOランク20位に!
【MLB2025】大谷が7月1日時点で30号HR!ドジャースは山本も好投し、CWSを圧倒!
【MLB2025】フューチャーズ・ゲームのロスターが発表される!タイガースのホスエ・ブリセーニョらが選出される
【MLB2025】タリク・スクーバルが圧巻の7回13K! 8年ぶりに行われたコメリカでのサンデー・ナイト・ゲームを盛り上げる!
【MLB2025】6月終盤で打率.340!A’sのルーキー、ジェイコブ・ウィルソンが天才ぶりを発揮中
【MLB2025】大谷、3度目は2イニングに登板して101.7mphを計測!KCはパスカンティーノらがセス・ルーゴを援護!
【MLB2025】大谷がリードオフ29号と同点トリプルを放つ!KCはボビー・ウィットとマイケル・ガルシアが躍動するも、一歩及ばず
【MLB2025】レッズがパドレスを圧倒!ニック・マルチネスがニア・NO-NO、スペンサー・スティールが3HR!
【MLB2025】ASGのNLDH(Phase1)に選出された大谷が28号HR!カーショウは3000Kまであと3つ!
【MLB2025】今永が復帰戦で5回1ヒッターの好投!チームメイトから大歓迎される!
【MLB2025】ジェイコブ・ミズロウスキーのヒートは続く!ポール・スキーンズとの初対決を制す
【MLB2025】大谷が27号2ランHR!日米通算300号HRに到達!LADはCOLの追い上げを交わす
【MLB2025】デビュー即5者連続K!レッズのチェイス・バーンズがNYY戦で実力を見せる!
【MLB2025】Dバックスのコービン・キャロルはILへ。死球を受けた手首の診断は骨折と判明
タイトルとURLをコピーしました