今永投手、またも快投
今永投手がまたしてもセンセーショナルなピッチングを見せてくれました!現地2024年5月7日、リグレーで行われたパドレス戦に先発した今永投手は、チームを鼓舞するかのような熱投を披露。いいピッチングでした。
7回まで0封
この日、今永投手は1、2回にランナーを背負うも特に危なげない投球を披露。3回、4回はそれぞれ三者凡退に抑え、ギアを上げて行きます。
ランディー・バスケスも好投
今永投手が気が抜けなかったのはパドレス先発のランディー・バスケスも素晴らしい投球を披露していたからで、カブスは序盤の3イニングでランナーを出すものの、バスケスの投球で1点が遠い攻撃が続いていました。
ただ、4回裏に先頭のコディー・ベリンジャーが風穴を空けるソロHRを右中間スタンドに放ち、なんとか先制点をゲット。ただし、この後もバスケスに苦戦し、1点しか奪うことが出来ていませんでした。
危なかった6回表
なかなかチャンスをものに出来ない状況が続くと、相手チームにポロッと得点が入ってしまうことがありますが、そうなりそうだったのが6回表。今永投手はタティス・Jr.とクロネンワースに連続シングルを浴び、1アウト1、2塁でマニー・マチャードを打席に迎えるピンチに。
ここで開きなおった今永投手はマチャードを一旦は、キャッチャー・ファウル・フライに仕留め、2アウト目を奪ったと思えましたが、なんと1Bのマイケル・ブッシュが捕手のミゲル・アマヤの捕球を邪魔するような形となり、捕球出来ず。これはファイル・グランドでの落球という判定で事なきを得ました。
さらにこういう時は一発が出たりするので、さらに投手には負担がかかるのですが、今永投手はこのピンチに渾身の4シームでマチャードから三振を奪い、2アウト目をゲット。最後はボガーツも三振に仕留め、このピンチを乗り越えました。
味方打線がパドレスに投手陣に苦戦する状況が続く中で今永投手は7回のマウンドにも上がり、三者凡退に。
J・プロファーに逆転2ランHR
今永投手はなんと8回表のマウンドに上がりました。先頭はヒガシオカだったのですが、パドレスはここで代打にルイス・アラエズを起用。アラエズは2塁への内野安打を放ち出塁。
ここで打席はリードオフに入っていたジュリクソン・プロファーに。プロファーは過去3打席はいずれも合っていたなかったので、今永投手としてもあわよくばダブルプレーを狙っていたかと思うのですが、プロファーはなんとここで今永投手のスプリッターに対応!これが左中間スタンドに入るHRとなり、ここまで無失点で凌いできた今永投手が逆転を許す展開に。今永投手はここで降板。記録的には7.0 イニングで102球。被安打7、失点2、ER 2、BB 1、SO 8,HR 1という内容でした。なお、マニー・マチャードからは3三振を奪っております。
カブス、松井投手を攻略
ゲーム終盤に逆転されたカブスは、8回裏からマウンドに上がった松井裕樹投手からまずはマイク・トークマンが四球で出塁。そしてコディー・ベリンジャーがシングルを放ち、ノーアウト1、3塁のチャンスを作ります。ここでクリストファー・モレルが犠牲フライを放ち、まずは2-2の同点に追いつきます。
松井裕樹投手が奪われたのはこの1点のみでした。
マイケル・ブッシュがサヨナラHR
9回表のパドレスの攻撃をヘクター・ネリスで凌いだカブスは9回裏、先頭のマイケル・ブッシュがパドレスのエニール・デロスサントスの初球の4シームを右中間スタンドに放り込み、カブスが劇的なサヨナラ勝利を収めました。
苦戦したカブス打線ですが、双方の投手陣が非常に良い投球を見せ、しまったゲームにしてくれたと思います。
今永投手に勝利はつきませんでしたが、ナイス・ゲームでしたね!
今永投手、ERA No.1 の1.08
この日も7回まで無失点で凌いだ今永投手はER 2でしたが、シーズン通算のERAは1.08で、これはMLB NO.1です!
お読みいただき、ありがとうございました。
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