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【MLB2023】レッドソックス、ホルヘ・アルファーロとメジャー契約

ホルヘ・アルファーロがBOSに復帰

 現地2023年7月6日、ボストン・レッドソックスは、捕手のホルヘ・アルファーロ(Jorge Alfaro )とメジャー契約でサインしました。

すでにアクティブ・ロスター入り

 ホルヘ・アルファーロはすでに6日付けですでにアクティブ・ロスターに入っており、ネイサン・イオバルディが先発したレンジャーズ戦に出場することも予想されましたが、この日は出場はなし。

 なお、イオバルディと対したレッドソックスは、かつてのローテーションの柱から4得点を奪い、ともに良い戦いぶりを見せます。レッドソックスは先発のカッター・クロフォードと2番手でマウンドに上った左腕のジョー・ジャケスが併せて5イニングで5得点を許し、序盤はリードされるも、7回に6点を奪い逆転。10-6で勝利し、シリーズ勝ち越しを決めました。

MLB Gameday: Rangers 6, Red Sox 10 Final Score (07/06/2023)
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2023年のアルファーロの動き

 6月11日の誕生日で30歳となったホルヘ・アルファーロは、2023年1月にレッドソックスとマイナー契約でサイン。

熾烈なリース&ウォンの争い

 開幕ロスターを目指していたホルヘ・アルファーロでしたが、レッドソックスの正捕手のポジションはリース・マグワイヤーが一歩リード。リース・マグワイヤーは2022年のトレード・デッドラインでジェイク・ディークマンとのディールでホワイトソックスから移籍。確かな打撃が光っていました。

 ところが、そのリースを猛烈に追い上げたのがコナー・ウォン。彼はムーキーとデービッド・プライスとのトレードで2020年2月にレッドソックスに移籍してきた捕手です。

 今季の開幕当初、リースがマスクをかぶると盗塁がほぼフリーパス状態で、リースのCS%はたったの8%(リーグ平均が21%)。

 守備面で危うかったレッドソックスを救ったのがコナー・ウォンで、彼はそのストロング・アームで盗塁を次々に阻止。CS%は35%をマーク。

 安泰と思われたリースが煽られまくるという状態に。

アルファーロ、マイナーで猛打

 ホルヘ・アルファーロはトリプルAウースターで猛打爆発。打率.320、OBP .367、SLG .520、HR 6、RBI 30をマーク。言わばバキバキに仕上げていたのでした。

 ところが、上述のようにリース&ウォンの正捕手争いが非常に高品質な争いになったために、ここにホルヘ・アルファーロの入る隙間がなかったのが彼がレッドソックスを退団した理由です。

 アルファーロは6/1あるいは7/1までにメジャーに上がれない場合はオプトアウトするという条件でサインしていたのです。ちなみにメジャーに上がればサラリーは$2Mという契約でした。

ロッキーズでメジャー昇格

 FAとなったアルファーロは、ロッキーズとサイン。ただし、またしてもマイナー契約でした。ロッキーズではトリプルAでの出場がわずか3試合を経ただけでメジャーに昇格。

 めでたくメジャー・ロスターとなったアルファーロでしたが、苦戦しました。

 ロッキーズでは10試合に出場し、31-5。打率.161、OBP .188、SLG .387。結局、6月30日にDFAとなりました。

 アルファーロはMLBのキャリア(MLS)が5年以上あるので、FAを優先してウェーバーを拒否することができ、その道を選んだ模様です。この辺はロッキーズが詳細を明らかにしていませんが、事実関係からはそうだと言えそうです。

背景はレッドソックスに空席

 レッドソックスがホルヘ・アルファーロを獲得した理由は、バックアップ捕手の補強。上述のようにコナー・ウォンに煽られつつ頑張っていたリース・マグワイヤーが6月22日のツインズ戦で右腹斜筋を傷めてIL入り。

 皮肉なもので、ホルヘ・アルファーロが退団した後に空席が出来たのです。

 マグワイヤーがILに入って以降は、コナー・ウォンがほぼ一人で捕手の座を守ってきました。

ケイレブ・ハミルトンがDFAに 

 とは言え、コナー・ウォンに何かあればゲームにならないので、レッドソックスはリースがILに入ってすぐにトリプルAウースターからケイレブ・ハミルトンをメジャーに昇格させました。

 ケイレブ・ハミルトンは途中出場も含め、4試合にマスクをかぶり、打撃では5-0でした。

 今回、ホルヘ・アルファーロがアクティブ・ロスターに入りましたので、そのスペースを空けるためにケイレブ・ハミルトンがDFAになったのでした。

ホルヘ・アルファーロとは

 ホルヘ・アルファーロはコロンビア出身で、2010年1月にアマチュアFAとしてレンジャーズとサイン。17才の時です。

 プロ入り後、AAで力をつけていた2015年7月、レンジャーズがコール・ハメルズとジェイク・ディークマンを獲得したトレードでジャレッド・アイコフらとともにフィリーズに移籍しました。

 メジャー・デビューは2016年。デビューから3年目となった2018年には、108試合に出場し、打率.262、OBP .324、SLG .407、HR 10、RBI 37をマーク。

 2019年2月、フィリーズがJ.T. リアルミュートを獲得したトレードで、マーリンズに移籍。この時、一緒にマイアミに動いたのが、シクスト・サンチェスです。

 ホルヘ・アルファーロはマイアミでJT・リアルミュートに代わる捕手として活躍。2019シーズンには130試合に出場し、打率.262、OBP .312、SLG .425、HR 18、RBI 57と捕手としては素晴らしい数字を残します。

 2020シーズンは60試合中31試合に出場し、打率.226、HR 3。2021シーズンは92試合の出場で、打率.244、HR 4。

 2022年、トレードでパドレスに移籍。開幕ロスターに名を連ね、82試合に出場するも、打率.246、OBP .285、SLG .383。オースティン・ノラに正捕手の座を奪われた形となりました。

 そして今春、レッドソックスとマイナー契約を結んだのでした。

 三振率が高めでキャリアを通じて34.2%。また、パスボールも多いという点は覚悟しておいた方がいいかもしれません。CS%は28%でこれはリーグ平均以上。

 攻撃面に強みのある捕手ではあります。パクストンとバッテリーを組んで、低めの変化球を後ろにそらされたから、パクストンが怒り出すかもしれません。一長一短。頑張ってもらいたいですね。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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