LAA 7 @ 6 DET (Final/10)
エンゼルスがまたもやおかしなゲームをしてくれましたね。
現地2023年7月25日から遠征となったエンゼルスはまずはデトロイトでのタイガースとの3ゲームシリーズがスタート。そのGame1はなかなかの展開となったゲームでした。
順調な展開
タイガースがエドゥアルド・ロドリゲス、エンゼルスがグリフィン・カニングの先発で始まったこのゲームは、エンゼルスが順調なゲームインを見せ、E・ロッドの立ち上がりを攻めます。
1回表には、シングルで出塁したルイス・レンヒーフォ、四球で出た大谷選手を1、2塁に置いて、マイク・ムスターカスが2点タイムリー・ダブルを放ち、2-0と先制。
4回裏にハビアー・バイエスにタイムリーを許して1点を奪われたエンゼルスでしたが、直後の5回表に犠牲フライとタイムリーで2点を追加し、4-1とリードを拡大。
5回裏にジェイク・ロジャースにソロHRを浴び、1点を返されましたが、9回表にはテイラー・ウォードの2点タイムリーヒットで6-2とし、安全圏に持ち込みます。
A・ベラスケスが4-3
順調な展開だった証拠に、先発SSで出場したアンドリュー・ベラスケスがこのゲームで4-3をマーク。2得点にも辛味、チャンスメイクに大いに貢献しました。
モニアックが好プレー
さらにミッキー・モニアックは守備で再三にわたって好プレーを披露。まさか、この後に痛すぎるプレーが出るとは思いもしない展開でした。
9回表に4失点で同点に
カルロス・エステベスが打たれる
最終回、4点のリードでエンゼルスはカルロス・エステベスを投入。完全な勝ちパターンでしたが、まずは先頭のハビアー・バイエスの2Bゴロをルイス・レンヒーフォがスローイング・エラーを犯し、ノーアウトでランナーを許します。これはまずかったですね。こういうところです。ちゃんとやって欲しいのは。
1アウトを奪ったエステベスでしたが、ニック・メイトンにシングルを、さらにジェイク・ロジャースにもタイムリー・シングルを許し、2塁ランナーのハビアー・バイエスを還ってスコアは3-6。
エステベスはザック・マッキンストリーから三振を奪って2アウトまでこぎつけます。あとアウト1つです。
2アウト、ランナー1、2塁で打席にはライリー・グリーン。グリーンはRF線に二塁打を放ち、ニック・メイトンが生還して4-6と2点差に。
打たれるのはある意味仕方のないことです。こういう追い込まれる日はクローザーにはたまに訪れます。
ミッキー・モニアックがダメージ甚大なエラー
問題はこの後。
スペンサー・トーケルソンが、CFのアンツーカーの部分まで飛ぶ大きなフライを打ち上げます。これを取ればゲームセットというところで、ミッキー・モニアックは落下点に入るのが遅れ、なんとミスキャッチ。ボールはグランドでバウンドした後、スタンドに入ってグランド・ルール・ダブルに。
これでジェイク・ロジャースとライリー・グリーンが生還して、なんと6-6の同点に追いつかれてしまうという信じられない展開に。
この後もサヨナラのまずい流れが続いていたのですが、これをエステベスが断ち切って、なんとか最悪の事態は免れました。
モニアックが決勝打
延長10回表、タイガースのマウンドはアレックス・ラング。
エンゼルスはオートマティック・ランナーのマイク・ムスターカスを2塁に置いて、まずはエドゥアルド・エスコバーが決めに行きますが、ここは凡退で1アウト。
そして打席が回ってきたのが、ミッキー・モニアック。
守備のこともあり、集中していたモニアックはカーブの多いラングをしっかり想定して打席に入ったと見えて、2球目で勝負をかけました。これがRFへのタイムリーとなり2塁からムースが還って、エンゼルスは7-6と勝ち越しに成功。その後もチャンスは続いたのですが、このイニングでは1点のみでした。
10回裏にはアーロン・ループがマウンドに上がり、厳しい場面で三者凡退に抑える好投を見せました。
エンゼルスは7-6で勝利。
エンゼルスはあやうくサヨナラ負けを喫するところでした。
打たれないに越したことはありませんが、メジャーの打者が相手ですから、打たれることもままあります。細かい守備のミスを修正して行ってもらいたいですね。
お読みいただき、ありがとうございました。
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