MLBの2018シーズンの収入が103億ドル!今後は5Gの流れも!一方、ペイロールはダウン

レベニュー↑ ペイロール↓

現地2019年1月8日、おもしろそうなニュースが出ておりましたので、ご紹介させてください。

経済誌Forbsによりますと、MLBは2018シーズン、103億ドルのグロス・レベニューをヒットした模様です。

これはMLB機構に入ったグロス収益と考えていいと思います。30クラブの合算ではない模様。チケット代などMLB機構側に払う金額などがカウントされていると思われます。

売上が1兆円超え

「103億ドルのグロス・レベニューをヒット」とは、売上総額が1兆1千億円を超えたという意味であります。

コストなどを差し引いた後の収益(ネット・インカム、またはネット・レベニュー)ではなく、グロス(総額)のお話です。

103億ドルを換算しますと、本日のレートが「1ドル=103円」ですので、1兆1,218億4,510万円(¥ 1,121,845,100,000)。

アメリカの会計期末はたいがい12月31日で、フィスカル・イヤー(会計年度)が締まってからまだ10日も経っていないので、あくまで概算に過ぎないと思いますが、このような景気のよい数字が出ております。

16年連続増

MLBのこの売上は16年連続のアップ。実は2017年の時点ですでに10億ドルを超えておりまして、今回はそれをやや上回ったという数字です。

機構の分析では、チケット収入はほぼ変わらず。しかし観客数は減。この要因は3月29日に開幕したはいいものの、春先に悪天候が続いたことが原因とみなしております。

チーム的にはマイアミとトロントの観客動員が落ちたようです。

テレビの収益は横ばいも

売上に大きく寄与するいわゆる放映権というテレビからの収入はほぼ横ばい。今後は大きな収益が見込めないのか?というとそうではないようです。

ここにも技術革新の余波が押し寄せております。

これからはストリーミング収入が入る

今アメリカと某国が通信技術の5Gの規格争いをしておりますが、MLBにも当然その影響はありまして、これからMLBの放送はストリーミングでの配信が中心になると見込まれております。

よって、5Gが大事です。しかも数億人が同時に見るには交通整理がきちんとできる技術が必要なので、今は本格導入に向けて頑張っていると思います。

DAZN+FOX

そんな中、DAZNのストリーミング収益がもうMLBに入りそうです。おそらくFOXと組むということだと思いますが、FOXが2021年から2028年までの51億ドルの放映権を支払う予定のようです。

DISNEY + ESPN

さらにディズニーもストリーミング技術を提供するVAMTECH社を買収しており、こちらはどうやらESPNと組んで配信する予定のようです。こちらのMLBの収益は25億ドル強の模様。

もう本当にあらゆるところで今よりも快適なリアルタイム動画が見れる時代がすぐそこですね。

他のスポーツの収益は?

気になるのがアメリカ4大スポーツと言われる、他の3つの競技の収益ですよね? 下記は一般の方のツイートのようですが相場的におかしくないだろうと思い、掲載しました。

NFLは一步先を行っていますね。意外にもNBAはあまり行ってないですね。

NFLの強さはゲーム化

今の時代はビデオゲーム化(テレビゲーム)できるコンテンツが強いと思います。

NFLは昔から計測が得意な競技でしたから、見える化という点でどの競技よりも一步先を行っておりました。しかもその特性がゲームコンテンツに最適だったということだと思います。

MLBも”The Show”などのコンテンツを作りましたが、仲間で集まってゲーム内のドラフトをやるくらい盛り上がるNFLのゲームにはまだ追いついていない模様。

MLBがスタットキャストを導入して見える化を取り入れたのもそのような背景があると筆者は思っております。

やっぱり仲間と対戦したいですよね。

選手へのペイロールはダウン

一方で、選手へのサラリーの詳細も出たようで、前年比で1,800万ドル減となっております。

2018$4,227,041,948
2017$4,245,058,541

年俸の高いベテランとの契約を見送る、あるいはFA選手が相場より安い年俸となっているなどももちろんありますが、選手の規定違反なども響いているようです。

たとえば禁止薬物によるサスペンション、ドメスティック・バイオレスによるサスペンション、シーズン途中での引退などの要素など。

http://www.espn.com/mlb/story/_/id/25715085/mlb-payrolls-dropped-18-million-2018-first-decrease-2010

いずれにせよ、機構が儲かり、選手の年俸が下がるというあまりよろしくない状態になっているので、機構側こそレビニュー・シェアリングが必要かもしれませんね。

なお、「贅沢税」の記事内の「年俸抑制の効果」で書かせてある金額と違うのは今回の額の方がより精査して出た金額だからだと思います。

案外簡単かも!MLBの贅沢税 BOSの面々:左からドンブロウスキーGM、イオバルディ、コーラ監督 ハーパーやマチャード、コ...

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