スポンサーリンク

【MLB】ガーディアンズ、プログレッシブ・フィールドの使用を2036年まで延長

新生ガーディアンズのインフラ体制が整う

 インディアンスは2022年シーズンから”ガーディアンズ”となりますが、現地2022年1月27日、現在使用しているプログレッシブ・フィールドのリース契約を2036年まで延長することが決定しました。

 これはクラブのオーナー兼CEOのポール・ドーラン(Paul Dolan)によって発表されました。

Guardians Staff Directory | Cleveland Guardians
Find the full listing of Guardians front office department and staff m...

事前の議会承認済み

 契約延長に当たり、ガーディアンズはオハイオ州のクリーブランド市とカヤホガ郡の議会からすでに延長の承認を得ていました。

 MLBのスタジアムはこのようにクラブが設備をリースする形で提携しているのがほとんどで、MLBのクラブが存在することで、地元に大きな動きをもたらすことから、地元の議会の承認などを得る手続きが必要です。

 これはアナハイムをホームとするエンゼルスなどもリース契約をしていますし、先日記事に書いたレイズも地元の議会の承認を得ています。場所によっては、建設に住民投票の手続きが必要なケースもあります。

リノベーション費用200Mドル 

 ガーディアンズは今季はクラブ名変更に伴うサインボードなどの付替えに終始しますが、本格的なリノベーションも行われ、それは2022年シーズン終了後に着手するとのことです。

 リノベーションにかかる費用は$200Mです。クラブをリビルドしているガーディアンズの年間選手サラリーの2倍以上のコストになる見込みです。

 そしてモダンで、ファンがワクワクするようなリノベーションを行うと、ドーランCEOは話しています。

 この$200Mの支払いは、クリーブランド市とカヤホガ郡が合計$17Mを拠出し、オハイオ州が$2Mを拠出。そしてガーディアンズが年間$10Mを複数年負担することで合意しています。

プログレッシブ・フィールド

 プログレッシブ・フィールドは、2401 Ontario Street Cleveland, Ohio 44115にあり、オープンは1994年。2022年で29年となります。

 割と規模の小さい、細長い照明がズラッと並んでいるのが外観的な特徴で、外野に7基、内野に12基の計19基備えられています。

 LFから左中間にかけてのフェンスが高いのも特徴。これがあると、OFのリーピングキャッチの見せ場がちょっと減ってしまうのが難点ではあります。フェンスが高いのは、LF/RFが325 ft (約99.1m)と やや短い所以もありそうです。神戸と同じくらいですね。ただ、なぜか神戸はよく飛びますが、プログレッシブはそれほど飛びません。

 実際、2021年のESPNによるパーク・ファクターは0.943。1.000を超えればバッター・フレンドリーと言われていますから、どちらかというとピッチャー・フレンドリーとも言えるでしょう。五大湖の一つ、エリー湖のすぐ近くにあるので風の影響があるのかもしれませんね。エリー湖はLF側にあるような球場配置です。甲子園の浜風の逆でしょうか??

 なお、ガーディアンズは議会からあと10年の延長も可という承認も得られております。

 クリーブランドから移ることはないでしょうからね。

 ちなみに同じオハイオ州にあるのは、シンシナティ・レッズです。

 お読みいただき、ありがとうございました。

コメント

スポンサーリンク

NEW

【MLB2025】デビュー待ち!レッドソックスのローマン・アンソニーが497 ft (150m)の超特大GSを放つ!
【MLB2025】鈴木誠也が15号/16号の2本塁打!カブスはPCAにも一発が出てタイガースに勝利
【MLB2025】Dバックスのコービン・バーンズがトミー・ジョン手術へ
【MLB2025】Dバックスが敗戦確率99.9%からの大逆転!9回に6点差をひっくり返しATLに勝利
【MLB2025】パドレス、負けゲームをひっくり返す!9回に同点に追いつき、延長で勝利
【MLB2025】激アツ!パドレスが延長の末、1-0でジャイアンツを下す!最後はホセ・イグレシアスが決める!
【MLB2025】大谷が23号HR!さらに土壇場であわやHRかという大きな犠牲フライを放つも、ドジャースは延長戦で敗れる
【MLB2025】ドジャース、ライアン・ヤーブローの軟投に大苦戦!山本は今季初の早期降板
【MLB2025】DET-KCで壮絶な投手戦!マイケル・ワカとタリク・スクーバルがともに譲らず!(追記あり)
【MLB2025】ドジャース、18-2でヤンキースに大勝!大谷は2安打、ジャッジは2HR(21号)
【MLB2025】ジャッジの狼煙の一発に対し、大谷が2発で応酬!WSリマッチはドジャースが先勝!
【MLB移籍2025】ドジャースがトレードでレッズからアレクシス・ディアスを獲得
【MLB2025】カブス、鈴木誠也とPCAがRBIランクNO.1、2を争う
【MLB2025】大谷がMLB1番乗りの20号!ドジャースはコンフォート、マンシーにもHRが出て連勝
【MLB2025】山本がCLE戦で安定の投球!6勝目をマーク!大谷もリードオフHR(19号)で支援!
【MLB2025】122.9mph!パイレーツのオニール・クルーズがミサイルHRを放つ!
【MLB2025】レッドソックスのマーセロ・マイヤーがメジャーデビュー!Gm1ではデバースがサヨナラ安打!(追記あり)
【MLB2025】アクーニャが復帰戦で躍動!しかし、ブレーブスはチャンスで逆走!?して敗戦
【MLB2025】開幕から50試合!タイガースが33勝でMLBベスト!2006年以来の好成績
【MLB2025】山本が6回までノーヒッター!ドジャース、連敗を4でストップ(2025/5/20)
【MLB2025】千賀、ピート・アロンゾの「出来たぞ」というアピールに和む(NYM@BOS戦)
【MLB2025】大谷に17号が出るも、ドジャースはDバックスに完敗で4連敗!B・ファートは7勝目
【MLB2025】ドジャースがベテラン・ユーティリティーのクリス・テイラーを解雇へ
【MLB2025】強烈!ブルワーズのプロスペクト、ジェイコブ・ミズロウスキーがマイナーで103 mphを記録!
【MLB2025】大谷が16号!しかし、ドジャースはジャック・コハノウィッツに苦戦して敗戦
【MLB2025】大谷、ボブルヘッドデーで14号・15号のマルチHR!D・ラッシングもメジャー・デビュー!
【MLB2025】ドジャース、オースティン・バーンズをDFAに!プロスペクトのD・ラッシングをコールアップ
【MLB INJURY 2025】球速ダウンが目立った佐々木投手がIL入り!ドジャースはカーショウを上げる予定
【MLB2025】エバン・ロンゴリアが引退!レイズはセレモニーのため1日契約へ
【MLB2025】ルーカス・ジオリトが604日ぶりの勝利投手に!W・アブレイユ、R・デバースもHRで援護!
タイトルとURLをコピーしました