スポンサーリンク

【MLB2026】パドレスが売却へ向け最終調整!その額39Bドル!買い手はチェルシーFCのオーナーの一人ホセ・E・フェリシアーノ氏!

パドレスのクラブ売却について

 サンディエゴ・パドレスは2023年11月にファンからも愛されたピーター・サイドラー(Peter Seidler)氏が亡くなって以来、比較的混乱した状態が続いておりました。

 ただ、その混沌としたオーナー・シップの状況もようやく終止符を打つ時が来たようです。

 現地2026年4月17日、パドレスはクラブ売却が最終調整に入っており、次のオーナー・シップがほぼ確定。ホセ・E・フェリシアーノ(José E. Feliciano)氏とその妻クワンザ・ジョーンズ(Kwanza Jones)氏に売却される見込みです。この取引は数日中に発表される予定です。

 ただ、これはまだ最終決定ではなく6月に開催される次回のMLBオーナー会議で、リーグの他のオーナーの75%の承認を得る必要があり、その後に始めてオーナーシップが成立します。

MLB史上最高の売却額

  この取引ではパドレスのクラブ価値が$39B近くと評価され、メジャーリーグ・クラブの売却額としては過去最高額を更新する見込み。これまでの最高額は、2020年にスティーブ・コーエン氏がメッツを買収した時の$24B。

サイドラー氏が亡くなった後のパドレス

サイドラー氏の功績

 ジェイク・ピービーが先発の筆頭を務め、NL最優秀リリーバーの賞の名前にもなっているトレバー・ホフマンがクローザーを務めていた頃の2005年、2006年のパドレスはNLウエストを2連覇。

 しかし、それ以降は2007年から2019年までは13シーズン中、4位以下が9度と低迷。特に2009年から2014年まではサラリー総額がMLBクラブの中で下位6チームに入るほどにサラリー・シェッド(削減)を実施していた時代でした。

 ピーター・サイドラー氏は、伝説的なドジャースのオーナーであるウォルター・オマリー氏の孫でもありますが、そんなパドレスの直近の歴史の中で、2012年に投資グループの一員としてパドレスを買収。

 やがて2013年以降にドジャース時代が到来。2013年から2025年まで14シーズンでNLウエストを制覇すること13度。唯一、2位に貶めたのは2021年のサンフランシスコ・ジャイアンツのみという状況に。

 そのドジャースに対して、これではいかん!ということでオーナーシップをはるかに超える積極的な投資を行ったのがピーター・サイドラー氏でした。これにより、パドレスは新たな時代を迎え、ドジャースに未だタイトルを譲ってはいるものの、他地区に行けばもう地区優勝という強豪クラブに育て上げることに成功。FA市場でも大きな存在感を示してきました。

 そして2021年から2023年までは贅沢税の基準値を超過し、3年連続でタックス・ペイヤーとなりました。

 そんなピーター氏のグループが2012年に買収した時の額が$8B。今回は$39Bと言われていますから、5倍近く跳ね上がっているということに!

亡くなってからの内部のごたごた

 ピーター氏2023年11月に亡くなって以降、彼の妻と兄弟の間で内紛が勃発。

 ピーターの妻であるシール・サイドラーはピーター・サイドラーの弟で、シール・サイドラーの義理の弟でもあるボブ・サイドラーとマット・サイドラーを相手に2025年1月に提訴。故人の意思に対し、忠誠義務違反や不正行為を行ったと訴えました(信託財産の承継者としての受託者義務違反と詐欺行為)。

 彼女は、兄弟が球団の支配権を固めるために、資産を市場価格を下回る価格で自分たちに売却したと主張。マットはこれに対し、シールが球団の支配権を確保するために「虚偽の主張をでっち上げた」と反論。これらの主張は、最終的に裁判で完全に争われることはなく、2026年初めに法廷外で和解が成立しました。

 そしてピーター氏のもう一人の兄弟であるジョン・サイドラー氏が、2025年2月にクラブの新たな支配者として承認されることに。よって現時点のオーナーはジョン・サイドラー氏です。

 ジョン氏は2025年11月に家族が「クラブ売却の可能性も含め、パドレスとの将来について検討を始めた」と発表。ここでクラブの売却の話が出始めたのでした。

 こういった背景もあり、パドレスは2024年は贅沢税の基準額である$237M 以内にサラリー総額を納め、一旦は超過をリセットしました。2023年から2024年にかけてはピーター氏が亡くなったことであまり積極的に動ける状態ではありませんでした。

 ただ、2025年は$241Mを超える$270Mとなり、再び超過となっております。このあたりはあらかじめ売却を念頭に投資していたのかもしれません。

 なお、2026年の贅沢税上の現時点のサラリー総額は$256Mなので、基準値の$244Mを超過しております。

有力候補

 売却検討の発表から数ヶ月で、最大5つの有力な候補者が浮上。

 その最終入札には、イングランド・プレミアリーグのエバートンを所有するダン・フリードキン氏、NBAデトロイト・ピストンズのオーナーであるトム・ゴレス氏、そしてNBAゴールデンステート・ウォリアーズのオーナーであるジョー・ラコブ氏らが率いるグループも参加したと言われています。

ホセ・E・フェリシアーノとは?

 そして売却先に決まったとされるホセ・E・フェリシアーノは、プライベート・エクイティ・ファンド(PE)である クリアレイク・キャピタル(Clearlake Capital)の共同創設者兼マネージング・パートナーであり、イングランド・プレミアリーグの名門チェルシーFCのオーナーグループの一員です。

 フェリシアーノ氏の純資産は売却価格と同額の39億ドルだと言われております。

 パドレスは過去に1984年と1998年にナ・リーグのタイトルを取っており、過去6年間で4回ポストシーズンに進出。2022年にはNLCSにまで進出しました。

 パドレスはワールドシリーズ優勝経験のないMLB5つのクラブのうちの1つ。今シーズンはクレイグ・スタメン新監督が率いており、ドジャースに迫るNLウエスト2位。強さは本物。

 オーナーが代わることで念願のワールドシリーズ・チャンプになれるのか?注目ですね。

 お読みいただき、ありがとうございました。

コメント

スポンサーリンク

NEW

【MLB2026】パドレスが売却へ向け最終調整!その額39Bドル!買い手はチェルシーFCのオーナーの一人ホセ・E・フェリシアーノ氏!
【MLB2026】ガーディアンズのパーカー・メシックがニア・ノーヒッター!惜しくも45年ぶりの大記録を逃がす
【MLB2026】投手ONLYの大谷は無双!6イニング/10Kで100mph超えを4球!DHにはラッシング!
【MLB2026】トラウトが3打席連続HR!しかもエンゼルスは初回に3者連続HRでヤンキースを撃破!
【MLB2026】クロシェが1.2イニングで11失点!ツインズはスクーバルに次いでクロシェも攻略
【MLB2026】大谷がデグロムから初球HRを放つも、ドジャースは敗戦!大谷はHR量産体制へ
【MLB2026】アスレチックス、ニューヨークで大暴れ!ヤンキースに勝ち越し、メッツをスウィープ!
【MLB2026】ロイヤルズ、新シティー・コネクト・ジャージで連勝!マイケル・ワカが好投し、ERAは0.43に
【MLB2026】今永が6回をノーヒット投球!カブスは鈴木誠也が復帰するも、シャットアウト負け
【MLB2026】ジェフリー・スプリングスが7回1アウトまでノーヒット投球!A’sがNYYをシャットアウト!
【MLB2026】大谷は緩急自在の投球でTOR打線を封じる!打っては出塁記録を伸ばすもLADは逆転負け
【MLB2026】ギャレット・クロシェがジェイコブ・ミズロウスキーとの投げ合いを制す!
【MLB2026】ブレーブス@エンゼルス戦で激しめの乱闘が発生!R・ロペスとJ・ソレアーが退場へ
【MLB2026】WSリマッチでドジャースが大勝!大谷が3号HRを放つも、この日の主役はダルトン・ラッシング
【MLB2026】レッドソックス、吉田とアブレイユが活躍するもパドレスに逆転負け!開幕3カード連続で負け越し!
【MLB好プレー2026】ジョー・アデルがHR強奪のハットトリックを完成!捕球後に体がスタンドに雪崩込んだ場合のルールも解説!
【MLB2026】パイレーツのコナー・グリフィンが19歳でメジャー・デビュー!早速、二塁打を放って勝利に貢献
【MLB2026】レッドソックス、ギャレット・クロシェでも連敗を止められず(5連敗)!フェンウェイでの巻き返しに期待
【MLB2026】大谷の「投手フルシーズン」がスタート!球速差28.6mphで6回1ヒッターで初勝利
【MLB2026】ガーディアンズ、ドジャースに黒星をつける!佐々木のシーズン・デビューは4回1失点
【MLB2026】今井の初勝利は次戦に持ち越しへ!3回途中4失点で降板!しかし、強いファストボールは見せる
【MLB2026】ぶっ飛ばしているルーキー4名!C・デローター(CLE)、K・マクゴニグル(DET)、S・スチュワート(CIN)、JJ・ウェザーホルト(STL)
【MLB2026】ブルージェイズ・岡本がメジャー・デビュー!得点のきっかけになる2安打を放ち、勝利に貢献!
【MLB2026開幕】ジェイコブ・ミズロウスキーが11K! 加えてブルワーズ投手陣がメジャー・タイの20奪三振を記録!
【MLB2026】ドジャースは山本が6回2失点でゲームメイクして開幕戦に勝利!大谷も初打席で安打を放つ!
【MLB2026開幕】レッドソックスのクロシェが6回スコアレス投球!リードオフのローマン・アンソニーと代打のマーセロ・マイヤーが勝利に貢献!
【MLB開幕2026】パイレーツのポール・スキーンズが1回持たず5失点!そしてオニール・クルーズのミスを招いたピッチコムのルールも改めて
【MLB2026】MLBレギュラーシーズンでついにABSチャレンジ・システムが稼働!そのルールとは?
【MLB2026開幕】注目のジャイアンツ新監督のトニー・ヴィテロはデビュー戦で初勝利ならず
【MLBプロスペクト2026】スプリング・ブレークアウトが終了!一味違ったSDのイーサン・サラス!そしてATLのギャレット・ボーマン、LADのザック・ルートも際立つ!
タイトルとURLをコピーしました