もう一つのALDSは1勝1敗のタイに
現地2025年10月5日、タイガース@マリナーズのALDS Gm2はタイガースがタリク・スクーバル、マリナーズがルイス・カスティーヨが登板。
ともに素晴らしい投球を披露し、またもや接戦に。いかんせんこの日は両先発が素晴らし過ぎてさすがに貧打とは言えない展開でした。
相性の悪さが出たか?
タリク・スクーバルは2025年のレギュラー・シーズンではマリナーズに対し、0勝2敗、ERA 5.91。そもそも相性は良くないのです。
この日は4回裏にホルヘ・ポランコに2ボールの後にストライクを取りに行ったシンカーを捉えられ、これが左中間スタンドに入るソロHRとなり、1点を先制。ポランコの前がカル・ロリー、フリオ・ロドリゲスで無意識にでもホッとしてしまったところがあったのではないでしょうか?
さらに、6回裏にもカル・ロリー、フリオ・ロドリゲスから2アウトを奪った後、またしてもホルヘ・ポランコに一発。2-0とされてしまいます。
タイガース、8回に同点!
マリナーズ先発のルイス・カスティーヨに4.1イニングで1安打しか放てなかったタイガースはそれでもBB を4つももらい、なんとかチャンスを作るもあと一本が出ず。
代わったゲイブ・スパイアー、エドゥアルド・バザードの前でも沈黙。
しかし、8回表、マット・ブラッシュに投手が代わり、先頭のグレイバー・トーレスが四球で歩くと、フィルダース・チョイスもあり、1アウト1、2塁でスペンサー・トーケルソンの打席に。
そのトーケルソンは5球目のシンカーが甘く入ったのを捉え、これがRF線に転がる2ベースとなり、1塁ランナーがまで一気に帰り、タイガースが2-2の同点に追いつきます。
タイガースは数少ないチャンスをなんとかものにしました。
J−ロッドが殊勲打
しかし、直後、マリナーズはカル・ロリーとフリオ・ロドリゲスの連続2ベースで勝ち越しに成功。3-2とします。
最後はアンドレ・ムニョスが押さえてゲームセット。
マリナーズが3-2で勝利。ALDSを1勝1敗のタイとしました。
安打数
先述した通り、この日は先発投手が素晴らしく、打線にとっては大きなハードルとなりましたが、終わってみるとタイガースは3安打しか放ちませんでした。ここはテコ入れできるでしょうか?
一方、Gm1ではカル・ロリーとJ-ロッドしかヒットを打っていなかったマリナーズ打線はホルヘ・ポランコのマルチHRを初め、計8安打。
ユーヘイニオ・スアレスとジョシュ・ネイラーがともにまだヒットレスというのが痛いです。彼らが復調するでしょうか?
Gm3は移動日を挟んでデトロイトでの開催です。
お読みいただき、ありがとうございました。
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