7試合目でようやくメジャー初勝利
現地2025年5月3日、ドジャースの佐々木朗希投手がメジャー初勝利をマークしました!おめでとうございます!!
メジャー移籍後、7戦目にして初勝利ということで産みの苦しみがありましたが、味方からの援護もあり、素晴らしい一歩となりました。
3時間6分のディレー
トゥルーイスト・パークでのドジャース@ブレーブスのGm2は試合予定時間を過ぎても雨が止まず、ファーストピッチは3時間6分遅れのローカル時間で22時21分というメジャーならではのむちゃくちゃな時間からスタート。結局、3時間6分かかったゲームの終了時間は日付が変わって1:26。
両軍ともにお疲れ様でしたというゲームになりました。
佐々木、5回を失点3
そんなコンディションづくりの難しい中、佐々木投手は5回を投げきりました。
立ち上がり、佐々木投手は1アウトからオースティン・ライリーにシングル、2アウト後にマット・オルソンに四球を出し、ランナーを2人背負う投球となりましたが、ボールはそれほど散らばっておらず、むしろいい方の立ち上がりだったと思います。4シームは95-97mphほどのレンジでした。
2回裏は先頭のオジー・アルビーズにシングルを許し、その後スティールも許して揺さぶられたところをイーライ・ホワイトにRFへトリプルを許して1失点。
4回裏は先頭のオジー・アルビーズにソロHRを浴び、さらにニック・アレンにタイムリーダブルを許して計2失点。
5回裏は三者凡退に抑え、球数も98球となったところで降板。5イニングを被安打6、失点3、自責点3、BB 2、SO 4、HR 1という内容でした。
難しいコンディションの中、なんとかゲームメイクしたのは自信になったかもしれません。
大谷が8号HR
ブレーブスの先発はスペンサー・シュウェルンバック(Spencer Schwellenbach/24歳)で佐々木投手より1つ年上の右腕。
ドジャース打線は初回、大谷選手がシングルで出塁するも、チャンスを活かせずに無得点。
2回表、ウィル・スミスのトリプルをきっかけに内野ゴロの間に1点を先制すると、3回表には2巡目となった大谷選手が初球の79mphのカーブをCFに第8号HR。
同点に追いつかれた直後の一発でこれは効きました。その後、テオスカー・ヘルナンデスにもタイムリーが出て、3-1と勝ち越しに成功。
4回表には2アウトからシングルで出塁した大谷選手を置いて、ムーキー・ベッツがLF線に2塁打を放ち、これで大谷選手が生還。その後も3連続タイムリーが出るなど4点を奪い、7-1と試合を優位に進めます。
ドジャースは8回表には四球出た大谷選手、ムーキー・ベッツを1、2塁に置いてフレディー・フリーマンが3ランHRを放ち、10-3として試合を決めました。
佐々木投手の最初の1ヶ月
ここまで7試合を投げた佐々木投手は30.1イニングでBBが20。これは現地2025年5月3日時点でメジャーで4番目に多いBBとなります。それだけ多方面にわたり、新しいことに慣れるのに苦労した1ヶ月だったということかと。
ただ、ローテーションを守っているのは戦前の体力的な懸念を覆す投球とも言え、まだシーズンはこれから長いとは言え、いいスタートになっているのではないかと思います。
1勝目がついたことはこれからさらにはずみがついて精度が増していけばいいですね。
お読みいただき、ありがとうございました。
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