LAA 2 @ 1 HOU
エンゼルスが好ゲームを演じましたね!
すでにアストロズに連勝を決めれられ、内容も非常に悪かったエンゼルスですが、現地2023年8月13日に行われたGm3で2-1の僅差のリードで勝利しました。このゲームは素晴らしかったです!
チェイス・シルセスがまた好投!
Gm1、2ともに3−11のスコアで敗れたエンゼルスですが、いずれも先発がゲームメイクできずに大差の敗戦となりました。
Gm1ではリード・デトマーズが2.1イニングで被安打7、失点7。デトマーズは強いボールを投げるのですが、とにかく甘いところに投げて打たれています。この日もBB3。このイニング数で3は多いというのもあるのですが、ストライクとボールがはっきりしているというより、コマンドがまったくできていない状況。もしも代わりがいれば一度トリプルAで調整した方が良いレベルです。素材が良いだけにちょっともったいないと思いますし、今、大きなスランプとなっていますので、ここをなんとか脱してもらいたいところです。
Gm2では、タイラー・アンダーソンが3回までは好投。初回にホセ・アルトゥーベに1安打を許しただけで、ダブルプレーも含めて3人ずつ斬って取っていたのですが、2巡目に捕まりました。4回裏にホセ・アルトゥーベへの四球をきっかけに3長短打を浴び、とくにカイル・タッカーの3ランHRが効き、4失点。しんどい展開となり、その後もハイメ・バリアが4失点を喫し、結局は大敗しました。
そんな中、Gm3で好投したのはチェイス・シルセス。
この日、シルセスはアストロズ打線を分断。5イニングで被安打4、スコアレス、BB 2、SO 5。見事にゲームメイクしました。
大谷選手が41号!
シルセスのおかげでようやくゲームらしくなったエンゼルスは、3回表に先制。1アウトからアストロズ先発のホセ・ウルキディーのチェンジアップをLFに放ち、これがダブルとなってチャンスメイク。
2アウトを奪われるも、この日、リードオフに入ったミッキー・モニアックがRFへ痛烈なダブルを放ち、エスコバーを迎え入れて先制。
さらに、チェイス・シルセス降板後の6回表、エンゼルスは先頭のチャド・ウォーラックがシングルで出塁し、チャンスメイク。ここでアストロズは左腕のパーカー・ムシンスキーを投入。左VS左でモニアックはダブルプレーに斬って取られ、チャンスが潰えたかと思いました。
しかし、ここで打席には大谷選手。大谷選手は2球目の甘いスライダーを見逃さず、これを豪快にバックスクリーンに持っていくソロHRを放ち、リードを2点に拡げます。
スタットキャストによると飛距離は448フィート(約136.5m)。飛びましたね!
【YOUTUBE】Shohei Ohtani LAUNCHES his American League-leading 41st home run!
この大谷選手の追加点となる一発が最後に効いてきました。
2番手ホセ・ソリアーノが6回裏、2アウトからの四球をきっかけにシングルも打たれて1、3塁の場面でワイルド・ピッチを投じ、1点差に迫られたからです。
しかし、エンゼルス・ブルペンはその後、頑張りました。レイナルド・ロペス、マット・ムーアそしてカルロス・エステベスがスコアレス・リレーを披露。
見事に1点差を守り抜き、2-1で勝利しました。これは好ゲームでしたね。
大谷選手、登板はスキップ
アストロズとの3ゲームシリーズはこの日で終わり。1勝2敗となりました。
大谷選手は、現地15日(火)にグローブ・ライフ・フィールドで行われるレンジャーズ戦に先発予定でしたが、腕の疲れにより、登板を1度スキップすることにしました。これは右ふくらはぎのハリで15 Day ILに入っていたグリフィン・カニングが13日に復帰したことも関係がありそうです。
大谷選手は、8月21日か8月22日にエンゼル・スタジアムで行われるレッズ戦での先発が見込まれてます。なお、ネビン監督は、大谷選手の負傷は否定しており、1度スキップするだけと話しております。
この日に勝利して59勝となったエンゼルスですが、負けが60で、まだ借金が1。またしてもレンジャーズという強敵と相まみえることになりますが、ここでズルズル行けば終わりです。厳しい戦いが続きますが、面白いことをやってのけるのがエンゼルスなので、期待はしたいと思います。
お読みいただき、ありがとうございました。
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