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大谷選手、6月のPOM受賞後に29号、30号そして激走のウォークオフ・ラン

またもや衝撃の活躍

 レイズ、ヤンキースとの東海岸遠征をなんとか3勝3敗のタイで終えたエンゼルス。1日は移動日で1日OFFとなり、カリフォルニアに帰ってきました。現地2021年7月2日からはオリオールズとの3連戦。そしてレッドソックスとの3連戦と続きます。

6月POMの発表

 さて、現地2021年7月2日は2021年6月のPlayer of the Month (POM)が発表となり、ア・リーグは大谷翔平選手、ナ・リーグはナショナルズのカイル・シュワーバーが受賞しました。これは文句なしですね。

大谷選手の成績

 大谷選手の6月の成績は、打率 .309、OBP .423、SLG .889でOPSは1.312。HRは13本。

投手部門はPitcher of the Month

 Player of the monthはあくまでも打者に対して贈られる賞。月間で優秀な投手には”Pitcher of the Month”が贈られます。

 大谷選手は投手としては、6月は5試合で23.2イニングを投げ、2勝0敗、ERA 4.94、打者103人で奪三振33という成績をマーク。

 なお2021年6月のPither of the monthは、ア・リーグがアスレチックスのショーン・マナエア、ナ・リーグはメッツのジェイコブ・デグロムが受賞しています。

 一応、切り分けることにはなっていますが、二刀流の存在がない前提の区分けですから、今後考慮する必要があるかもしれませんね。

グリフィン・カニングが炎上

 勝率の上ではオリオールズを大きく上回っているエンゼルスはこの3連戦は叩いておきたいところ。しかし、やはり5割前後のチームはどうも歯車がうまく噛み合いません。投打がちぐはぐなんですね。

 この日、エンゼルスはグリフィン・カニングが先発。期待の右腕が1回、2回ともに2アウトを奪いながらそれぞれソロHRを打たれるという勿体ない立ち上がり。

 エンゼルスは2回裏にホセ・イグレシアスが2ランHRを放ち、2−2のタイスコアに持ち込んだのですが、グリフィン・カニングは3イニング目も2アウトを奪いながらも失点。シングル、シングル、四球、ダブル、ダブル、四球と2アウト後に波状攻撃を受け、3回途中6失点で降板しました。

29号

 2−6のビハインドとなったエンゼルスは3回裏、先頭の大谷選手がオリオールズ先発で左腕のキーガン・アキンから初球の4シームをライトスタンドへソロHRを放ち、3−6と追い上げ開始。

 大谷選手は29号。エンゼルスはマックス・スタッシにもタイムリーが出てこのイニングで4-6の2点差に追い上げます。

30号 

 4回裏、エンゼルスは先頭のテイラー・ウォードがシングルで出塁。ワイルド・ピッチなどで進塁したウォードをデービッド・フレッチャーがタイムリーシングルで還し、5-6の1点差に追い上げます。

 そしてフレッチャーを塁に置いて大谷選手。オリオールズはこのイニングからディロン・テイトがマウンド。

 3球変化球が続き、オフスピード・ピッチから一転、4球目は95mphの4シームでした。しかし、甘いコースに来たのを大谷選手は見逃さず。これを逆方向へ弾き返し、打った瞬間の音でHRとわかる当たり。これが2ランHRとなり、エンゼルスが7-6と逆転に成功しました。今季30号HRです。

 9mphほどの速度差があったのですが、もうこれくらいなら気にしないのですね。

 しかし、6回表、ホセ・キンタナが出したランナーをスティーブ・シーシェックがオースティン・ヘイズに2塁打を打たれて還してしまい、スコアは7-7の同点に。ただ、シーシェックはこの1点で踏みとどまりました。

 8回表からのマイク・メイヤーズは四球、シングルと続けざまに出塁を許し、結構危なかったのですが、無失点に抑えました。結構、ポイントだったかもしれません。

大谷選手、スティールやり直しでも成功

 9回裏、1アウトで大谷選手に打席が回ったのですが、もうくさいところにしか投げない投球で四球に。

 そしてアンソニー・レンドンへの3球目。スティールに成功した大谷選手でしたが、アンソニー・レンドンのフォロースルーのバットがキャッチャーのペドロ・セベリーノのバットに当たったということで盗塁が取り消しに。大谷選手は一度1塁に戻りました。

 アンソニー・レンドンは三振に。

 そして次打者のジャレッド・ウォルシュの初球。大谷選手は果敢にセカンド・アテンプト。顔にタッチされるというアクシデントがありましたが、問題なし。

 エンゼルスは大谷選手のお膳立てで2アウトランナー2塁のサヨナラのチャンスを作ります。

 そしてその直後、ジェレッド・ウォルシュがRF前シングル。あまりに良い当たり過ぎて、足の遅い選手なら3塁ランナーコーチは手を回していなかったと思いますが、ここはスピードのある大谷選手。果敢に突っ込みました。

 結果、足1つ分の差というかぎりぎり大谷選手のホームインが早く、エンゼルスがサヨナラ勝ち。ホームイン後、バランスを崩してヒヤッとしましたが、すぐにガッツポーズで勝利を喜んだ大谷選手。

 ナイス走塁でしたね。

 エンゼルスが8-7でシーソーゲームを制したのでした。投打のバランスがもう少しよくなればいいですね。

 それにしても大谷選手はオールスター前に30HRに到達しました。この日、エンゼルスは81試合目。162試合の折返しです。

 ということはペースだけで行くと、60HR!まあ、とにかくHRのペースは多少落ちても体調を整えながら、シーズン最後まで怪我なくやってもらいたいですね。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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