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【MLB移籍2020】フィリーズからノンテンダーFAとなったマイケル・フランコはロイヤルズへ

再び魅力ある3Bとなれるか

 現地2019年12月19日、フィリーズからノンテンダーFAとなっていた3Bのマイケル・フランコ(Maikel Franco 27才) のディールが決定。ロイヤルズと1年で合意となりました。

契約内容

 ディールは1年/$2.95M。これにパフォーマンス・ボーナスとして$1.05Mがついてきます。詳しいインセンティブの設定内容は今のところわかっていません。

頑張らないからこうなった

 マイケル・フランコは2014年にメジャーデビューした時、フィリーズにこんなすごいのがいたのかと期待に胸を膨らませたたほどの選手。それがどうも成長がストップしてしまった感が・・・。

貪欲だった2015年

うるさいほどのアピールで開幕

 すごかったのが、メジャー2年目となった2015年。出場は80試合とシーズンの半分ながらも、打率.280、OBP .343、SLG .497、HR 14、RBI 50を上げる好成績。この年はトリプルAでの開幕となったのですが、「俺を上げろ!」と言わんばかりに33試合で打率.355と打ちまくり、見事に5月に昇格を勝ち取ったのでした。

チャップマンからゲームタイ3ラン

 そして6月3日(スコア)のレッズ戦。当時レッズのクローザーとして活躍していたアロルディス・チャップマンから9回にゲームタイとなる同点3ランHRを放ち、11回の逆転につないだというドラマを起こしたこともありました。

NYY戦で大暴れ

 また、2015年の6月22-23日のヤンキースとの2連戦では2試合連続で5RBIを叩き出すなど大活躍。6月は打率.352、8HR、 18 Runs、24 RBIでNL ルーキー・オブ・ザ・マンスを獲得しました。ただ、せっかく好調を維持していたものの、9月にジェレミー・ヘリクソンから手首に死球を受け骨折。1ヶ月離脱しました。調子がよかっただけに最後の1ヶ月は悔しい思いだったでしょうね。

この4年はゲーム数は多いのだが

 そしてその後の2016-2019の4年間は、560試合に出場するも、打率.247、OBP .299、SLG .427、HR 88、RBI 288、OPS+が89。平均するととてもスター候補とは言えない数字となっていたのでした。

調停予想額の半分に

 2020年1月でMLS 4.157のマイケル・フランコは今オフは調停イヤー。2019年に調停を避け契約した内容は1年$5.2M。今オフの調停予想額は$6.7Mだったのですがノンテンダーとなりましたので、もちろんそれはオファーされません。

 そしてロイヤルズとの契約はその約半分以下の内容となったのでした。

心機一転NEW KCで3Bに

 当ブログでも書かせていただいた通り、ロイヤルズは今季から経営母体が変わります。地元名士がオーナーとなりました。監督も元カージナルスのマイク・マシーニに変わります。

 ここでぜひとも2015年のときのハングリーさを思い出して、奮起して欲しいと思います。

ロイヤルズはポジション移動

 マイケル・フランコ加入により、ロイヤルズはポジション移動がなされる予定です。2019年に3Bを守ることが多かったハンター・ドージャーは(3Bで100試合に出場)、RFへ。DHメインだったもののRFでも56試合に出場したホルヘ・ソレアはほぼDHもしくはLFでプレーすることになりそうです。打撃力を考慮するとDHの比重がさらに増えそうです。またRFで61試合に出場したウィット・メリフィールドはCFにシフトしそうです。

 期待もされているのでぜひともマイケル・フランコには奮起してもらいたいと思います。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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