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【MLB Pre-2019】ダグ・フィスターが引退を表明!バーランダー、シャーザーとともにタイガースの黄金時代を支えた右腕

ダグ・フィスターが引退へ

現地2019年2月13日、タイガースの黄金時代を支えたスターター、ダグ・フィスター(Doug Fister )が引退を表明しました。

とても残念です。

MLB通算10年

ダグ・フィスターは2月4日に35才になったばかりの右腕。MLB通算10年で83勝92敗、ERA 3.72。まだまだやれる!と信じたかったのですが、引退という決断に至ってしまいました。

所属してきたクラブ

ダグ・フィスターは2006年アマチュアドラフトでマリナーズ7巡目指名を受けプロ入り。デビューは2009年、25才の時でした。

マリナーズで2年半プレーし、2011年のトレードデッドラインでタイガースに移籍しました。

タイガースには2011年8月から2013シーズンまで2年半在籍。

2013年オフのFA後、ナショナルズで2シーズン(2014-2015)、アストロズで1シーズン(2016)、エンゼルス、レッドソックス、レンジャーズという流れでした。

ダグ・フィスターにとって、2017年は鬼門の年とも言えるシーズンで、そもそもエンゼルスと合意に至ったのはシーズン開幕後の5月20日。しかも在籍したのは約1ヶ月ほどで、6月にDFAに。

ウェーバーにかかってレッドソックスがすぐに落札し、残り4ヶ月を最後まで過ごし、おまけにポストシーズンで投げることもできました。

2018年のレンジャーズではフルシーズン在籍しましたが、思うような成績が残せず、引退に至りました。

ダグ・フィスターのスタッツ

ダグ・フィスターは背が高く(203cm)、いわゆる長身投手にありがちな、角度はあるけれども、飛び抜けたファストボールがないタイプ。

しかし、フォーム自体は非常にきれいで、折りたたんで投げるようなモーションではなく、若い頃は伸びしろを感じさせる投手でもありました。やはりファストボールに数字以上の強さを感じさせたからだと思います。

ファストボールは90マイル前後

球種は90マイル(144.8キロ)前後のファストボール、これは4シームとシンカーですが、ほとんどがシンカーです。それと80マイル(128キロ)前後のチェンジアップ、73マイル(117.4キロ)ほどのカーブ、85マイル(136.7キロ)スライダー。

前後左右に抜いていくボールを得意としておりました。

マリナーズ時代はマイナー感が漂っており、どちらかというと3点は覚悟しないといけない投手の雰囲気がありました。実際、マリナーズ時代のERAはそのとおりの数字が出ております。

しかし、2011年7月末にタイガースに移ってからは、印象ががらりと変わりました。2013年までのタイガースでの2年半は頼もしいという言葉以外にない活躍を見せてくれました。

これはやはりモデリングとすべき偉大な投手が周囲に何人もいたというのが大きかったのではないかと推測します。

キャリアスタッツです↓。

YearAgeTmWLERAIPWHIP
200925SEA344.1361.01.279
201026SEA6144.11171.01.281
201127TOT11132.83216.11.063
201127SEA3123.33146.01.171
201127DET811.7970.10.839
201228DET10103.45161.21.194
201329DET1493.67208.21.308
201430WSN1662.41164.01.079
201531WSN574.19103.01.398
201632HOU12134.64180.11.425
201733BOS594.8890.11.384
201834TEX174.5066.01.394
10 Y10 Y10 Y83923.721422.11.257

タイガースからナショナルズに移籍後も1年目はクオリティー・スタートの日が多く、キャリアハイの16勝を計上。

2016年のアストロズ時代もまあまあの活躍見せたものの、2017年のエンゼルスとレッドソックス、2018年のレンジャーズでは球速の低下により、変化球が生きず、負けが混んでしまいました。

Provided by Baseball-Reference.com: View Original Table
Generated 2/14/2019.

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タイガース黄金時代のローテーション投手

ダグ・フィスターがタイガースに在籍した2011年から2013年はまさにタイガースの黄金時代でした。

タイガースは2011年から2014年まで4年連続でポストシーズンに進出。この間、ワールドシリーズ制覇はならなかったものの、まさにア・リーグの中心としてその強さを誇っておりました。

なんと言っても打線は2012年にトリプルクラウンに輝いたミゲル・カブレラを中心に非常に強力。

そしてスターター陣はご覧の通りの非常に豪華な布陣。

201120122013
・バーランダー
・シャーザー
・ポーセロ
・B・ペニー
・フィスター
・バーランダー
・シャーザー
・ポーセロ
・フィスター
・D・スマイリー
・A・サンチェス
・バーランダー
・シャーザー
・フィスター
・A・サンチェス
・ポーセロ

この間、タイガースがワールドシリーズ制覇を成し遂げられなかったのは、ブルペン、特にクローザーが弱かったという点が上げられます。

当時のタイガースのGMはドンブロウスキさん。現レッドソックスのベースボール・オペレーションの社長です。ドンブロウスキさんは、この時の教訓を活かしてか、レッドソックスではブルペンを強化。見事に2018年ワールドシリーズチャンプに輝いたのでした。

タイガース時代のフィスターの活躍は秀逸でした。

2012年に9者連続K、AL記録を樹立

ダグ・フィスターは2012年9月27日のロイヤルズ戦で5回から7回まで3人ずつ9者連続奪三振のア・リーグ・レコードを樹立!この時の投球は圧巻でした。

2013年レッドソックスとのALCS Game4

結果的にレッドソックスがWSチャンプとなった2013ポストシーズンですが、ALCSではタイガースと対戦。

このALCSはレッドソックスにとっても非常に厳しい戦いが続きました。このシリーズは接戦に次ぐ接戦でGame3まではいずれも1点差ゲーム。

レッドソックスの2勝1敗で迎えたGame4でマウンドに上がったのがダグ・フィスターでした。ここで敗れるとレッドソックスに王手がかかるという大事なマウンド。

ダグ・フィスターは6回まで登板し、レッドソックス打線に被安打8を許しながらも1失点に抑え見事にゲームメイク。

この投球が味方打線に流れを呼び込み、チームも7−3のスコアで勝利し、レッドソックスに王手をかけられるのを防いだのでした。

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肝心な時に頼りになっていたフィスター

タイガース時代のダグ・フィスターは本当に肝心な時にいい仕事をし、秀逸な活躍を見せてくれていました。

筆者の中でのダグ・フィスターはこの頃のイメージが強かったです。ダグ・フィスター=肝心な時に頼りになる投手。

16勝を上げたナッツ時代

ナショナルズ1年目はキャリアハイの16勝を上げました。2014シーズンの動画もご覧ください。決め球がいいです!この動画は公式サイトの動画ではないので、音楽が流れます。

2017年、レッドソックス時代にALDS Game3で登板。

レッドソックスがアストロズに2連敗し、このゲームに敗れれば王手をかけられてしまう肝心なゲームでした。ここでダグ・フィスターが登板すればレッドソックスは盛り返す!そう信じていたのですが、この時にはもうタイガース在籍時のような神通力がありませんでした。

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変幻自在の投球を見せてくれたダグ・フィスター。ファストボールが走らなければ引退も致し方ないですが、もう少し見たかったです。本当に残念です。

ダグ・フィスター、MLBを面白くしてくれてありがとう!

2012年、2013年の景気が悪かった時代に強い勇姿を見せてくれて本当に感謝。

個人的にもいろいろと苦しかったこの頃、MLBを見ることが唯一の楽しみでした。厳しかったこの頃、筆者に光明を与えてくれた大恩人です。

残り人生を素晴らしいものにしてください!ありがとう!

お読みいただき、ありがとうございました。

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