ロレアーノ=桁違いの外野手の図式完成
現地2019年4月21日、ラモン・ロレアーノがまたしてもすごいプレーを見せてくれました。
これは正確に言えば、保守のニック・ハンドリーとのコンビプレーでもありますし、2塁審判もいいジャッジをしたと思います。
今後の備忘録のためにも残しておかなくては!と思えたプレーでした。
その模様です。
1. 完全なHRを強奪!
オークランドで行われたブルージェイズ@アスレチックスの2回表、1アウトランナー1塁の状況。
バッターはテオスカー・ヘルナンデスで、フルカウント牽制2球を挟んでからの2球目。打球は広いオークランド・コロシアムのセンター後方へ。
HR性の打球でしたが、アスレチックスのCF、ラモン・ロレアーノがフェンス超えの当たりをキャッチ!
もうグラブがフェンスの内側に触っていそうなほどの深い捕捉点でしたね。
まずは、「よく獲ったな!」と驚いたのが1点。
レイズのケビン・キアマイアーも脱帽しそうないいキャッチでした。
2. まさにアメリカという大遠投&大暴投
HR強奪は始まりに過ぎませんでした。すごかったのはここからです。
リーピングの勢いもあってか、ラモン・ロレアーノは2018年に見せたセンターから1塁にダイレクトで返球したシーンを彷彿とさせる豪快なスローを披露。
ただ、今回の場合はもう豪快すぎて、1塁スタンドに入りそうな悪送球に。
3. ニック・ハンドリーのカバーと送球
1塁ランナーだったジャスティン・スモークは帰塁してすぐさま2塁を陥れようと進塁。このままだとせっかくのナイスキャッチも進塁打と同じことになってしまいかねません。
そこを捕手のニック・ハンドリーがナイスカバー。
そして、SSのようなスローイングで二塁へスロー。
これがドンピシャのタイミングでした。
4.審判もナイスジャッジ
このタイミングで投げるしかないという見事なスローでジャスティン・スモークは2塁でアウト。
ワンバウンドが少しそれて走者を追いかけるようなタッチにならざるを得なかったので、審判によっては追いタッチと同じ扱いでセーフと判定されそうなタイミングでもありました。
しかし、この日の二塁塁審はよく見ていました。ナイス・ジャッジでダブル・プレーが成立しました。
以上、複数人がかかわる好プレーでした。
2回に得点が入っていたら、流れがもっと早くにブルージェイズに移っていたと思います。
ゲームの方は5-4でブルージェイズの勝利。
ラモン・ロレアーノは肩だけでなくて、リーピングキャッチも上手だということが判明しました。
ここまですごいと相当な抑止力になりますね。
お読みいただき、ありがとうございました。
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