スポンサーリンク

【MLB2019】レッズ、アストロズをスイープ!今後レッズがNLセントラルの台風の目になりそうな4つの理由

レッズが4連勝

現地2019年6月19日、アストロズ@レッズのGame3が行われ、レッズが3−2でアストロズにサヨナラ勝ちしました。

レッズはア・リーグ西地区首位のアストロズをスイープです!

タイラー・マーリーが好投

Game3はアストロズが奪三振のタイトルを爆進中のゲリット・コール、レッズは今季2勝7敗と負けが混んでいるタイラー・マーリー(Tyler Mahle )。

アストロズが有利に試合を運ぶかと思われたのですが、タイラー・マーリーが好投。7回を被安打4、失点2、奪三振7と期待に応えました。

失点は6回にマイケル・ブラントリーに打たれた2ランHRのみです。

一方のゲリット・コールもプイーグに打たれたソロHRによる1失点で勝利投手の権利を得て降板。

三振も8個奪っており、このままゲームが終わりそうな雰囲気でした。

しかし、レッズが土壇場で意地を見せました。

ニック・センゼルが同点タイムリー

アストロズのマウンドにはロベルト・オスーナ。

レッズは9回裏、先頭のホセ・ペラーザが2塁打で出塁するも、バーンハートとボットがつづけて三振に倒れて2アウト。

これで終わりかと思ったところをルーキーのニック・センゼルがLFへシングルヒットを放ち、同点。

さらにアストロズLFのマイケル・ブラントリーの送球ミスでセンゼルが2塁へ。

またしてもスコアリング・ポジションとなったところをジェシー・ウィンカーがライト前にシングル。

2塁からセンゼルがホームインし、レッズが3-2でサヨナラ勝利を納めました。

Game 3 BOX Score

Game1はエースのルイス・カスティーヨがアストロズ打線を6回、被安打2で抑える好投で3−2で勝利。

Game 1 Box Score

Game2ではバーランダーの立ち上がりを攻め、4-3で勝利。

Game 2 Box Score

見事にアストロズをスイープしましたね。

レッズがNL中地区の台風の目になりそうな理由

現地2019年6月19日時点でのレッズの順位はまだ4位。34勝38敗と勝率5割にも届いていません。

そして月別に見ても大した数字ではありません。カージナルスの5月が特別悪かったくらいで、レッズは5割程度です。

  1. カブス:6月: 9勝9敗 /5月: 16勝12敗
  2. ブルワーズ: 6月: 8-8 / 5月:15−12
  3. カージナルス: 6月: 10-7 / 5月: 9-18
  4. レッズ: 6月:7−8 / 5月: 15−13

そのレッズがどうして台風に目になりそうかというと4つの理由があります。

1. 失点の少なさがナ・リーグ No.1

開幕直後からとにかく打てなくて悩ましかったレッズですが、その代わりずっとキープしていたのが失点の少なさ。

19日終了時点でのレッズの失点は265。これはドジャースと並んでナ・リーグNo.1の少なさです。レッズとドジャース以外に失点が200点台のチームはナ・リーグにはありません。

ア・リーグを含めてもタンパベイ・レイズの260に次ぐ数字です。

2. エースとクローザーが比較的安定

先発は4月のピッチャー・オブ・ザ・マンスに輝いたルイス・カスティーヨがとにかく安定しています。ここまで7勝1敗。

ほかにタナー・ロアーク(4-6)、ソニー・グレイ(3-5)、アンソニー・デスカルフィニ(4−3)と深いイニングまで投げられる投手が多いもの良い要素。

そしてクローザーのライセル・イグレシアスは1勝6敗と負けが多いものの、やはり彼が後ろにいるのは大きいです。ここまで13SV。負けが目立ったのは開幕直後だけで、5月と6月は月に1度の敗戦でとどまっています。

セットアップもマイケル・ローレンツェン、アミール・ギャレットとなかなかの粒揃いです。

3. 三遊間が安定

SSにホセ・イグレシアスが入り、とにかく内野守備が安定。ホセ・イグレシアスは打撃でも.288を打っており、頑張っております。3Bのスアレスはチームの核ですね。

4. スクーター・ジェネットがリハビリ開始

そして、右鼠径部痛で60 day ILとなっていたスクーター・ジェネットがマイナーでのリハビリ出場を開始しており、早ければ6月下旬に戻ってくる予定です。スクーター・ジェネットは2018年、HR23本、打率.310、打点92。

デレク・ディートリックが18HR、スアレスが15HR、プイーグが14HR、ウィンカーが12HR。ジョーイ・ボットは6HRですが、彼以外の選手の底上げが出来ているところにジェネットが加われば、貧打も解消されるはずです。

ご覧の通り、いい要素がかなりあるので台風の目になり得ます。

ASG前にMILとCHCとの直接対決

現地2019年6月20日からはミラー・パークでブルワーズとの4連戦が始まります。

ここまで精一杯戦ってきて首位争いをしているブルワーズがそろそろしんどくなるころでもあるので、どれだけいい勝負に持ち込めるか、注目しています。

その後はエンゼルスと2戦。

そして地元に帰って、カブスと3連戦、そしてブルワーズと再び4連戦。

オールスター前のブルワーズとの8戦とカブスとの3戦の計11戦でどれだけ勝てるかで、ペナント争いに食い込めるかどうかが決まりそうです。

カブス、ブルワーズはやはり安定的に強いですが、レッズ、なかなかおもしろい存在ですよね。

お読みいただき、ありがとうございました。

コメント

スポンサーリンク

NEW

【MLB2025】大谷が5回ノーヒッター&50号HR!しかし、ドジャースは勝ちゲームを落とす
【MLB2025】フィリーズ、ドジャースとの死闘を制し、NLイースト2連覇を達成!
【MLB2025】カル・ロリーがミッキー・マントルに並ぶ54号HR!マリナーズはAL西地区単独首位へ
【MLB2025】大谷が49号!ドジャースはカーショウの初回の4失点を跳ね返して勝利
【MLB2025】タイガースのタリク・スクーバルとハビアー・バイエスの怪我の状態
【MLB2025】ウォーカー・ビューラーがフィリーズ移籍後初登板!失点傾向をケアして勝利投手に
【MLB2025】アロルディス・チャップマンの無安打記録に終止符を打ったのはシェー・ランゲリアス!
【MLB2025】レッドソックスのコナリー・アーリーが5回、11奪三振の衝撃デビュー!
【MLB2025】ドジャース、今度はコンバインド・ノーヒッターを逃すも、大きな勝利を上げる
【MLB2025】スレイド・セコーニが7回までノーヒッター!ロッキオの守備も光り、ガーディアンズがWCレースでKCを抜く!
【MLB2025】大谷が今季12本目のリードオフを含む47、48号のマルチHR!ドジャースは連敗ストップ
【MLB2025】山本が9回2アウトまでノーヒットノーラン!しかし、ドジャースは大惨事に!
【MLB2025】大谷が緊急で先発!100mph超えを連発するも、ドジャースはまたけが人が出てサヨナラ負け
【MLB2025】NLサイ・ヤングへ! ポール・スキーンズがドジャースを圧倒!ERAは1.98に!
【MLB2025】レッドソックス、試練の終盤戦へ!ローマン・アンソニーが腹斜筋を傷めてIL入り
【MLB2025】ジャイアンツ vs ロッキーズ戦でデバースの一発を巡り、ベンチクリアー!
【MLB2025】大谷、プロスペクトのババ・チャンドラーから強烈な一発(46号)!しかし、ドジャースは敗戦!
【MLB2025】パドレスのスーパー・ブルペン、ジェイソン・アダムが左足大腿四頭筋を傷めて離脱へ
【MLB移籍2025】フィリーズ、ウォーカー・ビューラーをマイナー契約で獲得!
【MLB2025】センセーショナルな活躍を見せるA’sのニック・カーツが右腹斜筋を傷める
【MLB2025】レッドソックス、アロルディス・チャップマンとの延長契約(2026)に合意
【MLB2025】レッドソックスのペイトン・トールが鮮烈デビュー!P・スキーンズとの投げ合いで好投!
【MLB2025】レッドソックス、ウォーカー・ビューラーをリリースへ
【MLB2025】カイル・シュワーバーが1試合4HR!HR数は49となり、NL単独トップに
【MLB2025】ブルワーズのクローザー、トレバー・メギルが屈筋腱を傷めてILへ
【MLB2025】大谷が移籍後初勝利!ドジャースは計19奪三振の大記録を打ち立てる!
【MLB2025】ネイサン・イオバルディがローテーター・カフを傷めてシーズン・エンドの見通し!
【MLB2025】エンゼルス、ジェイコブ・デグロム先発のレンジャーズに4-0でシャットアウト勝利
【MLB2025】ザック・ウィーラー、胸郭出口症候群(TOS)と診断される!手術必至で2025年のシーズン・エンドが濃厚
【MLB2025】ドジャース、フリーマンの2発と大谷の45号でパドレスに快勝!山本が11勝目をマーク
タイトルとURLをコピーしました