レッドソックス投手陣が計24K!
現地2019年5月14日、フェンウェイ・パークで行われたロッキーズ@レッドソックス戦は春先のような寒い気温の中で行われました。
華氏44度、摂氏だと6.66度でネックウォーマーを着用する選手が散見されるほどです。
しかし、ゲーム内容はアツかったですね。とにかく数字がすごかった!
まずはクリス・セールから
クリス・セール、7回以下MLB記録の17K
レッドソックス先発のクリス・セール(Chris Sale)がすごかったです。三振の山を築き、7回で17奪三振というアニメのような記録を残しました。
これは7回以下の投球回数で史上最多の奪三振になります。
1試合最多奪三振は20K
ちなみに1試合の最多奪三振は20K。これは最近ではマックス・シャーザーが2016年に達成しています。過去にはシャーザーを含めて5度達成。レッドソックス時代のロジャー・クレメンスが2回、カブスのケリー・ウッド、ランディー・ジョンソンです。
自己新超え
またクリス・セール自身の記録も15Kから17Kへと塗り替えました。
クリス・セールのこの日の三振ログ
この日のクリス・セールの三振ログはすさまじいです。
- 1回:K、K、K
- 2回:K、K、K
- 3回:2Bゴロ、K、K
- 4回:3Bゴロ、K、3Bフライ
- 5回:二塁打、LFライナー、K、K
- 6回:K、K、K
- 7回:シングル、2ランHR、K、K、K
クリス・セールは7回、108球、被安打3、失点2、BB0、SO17!
BOS投手陣が24奪三振!!
すごかったのはクリス・セールだけではありません。レッドソックス投手陣がすさまじかったです。特にマット・バーンズが2回パーフェクトリリーフで5K!
全員でなんと24奪三振。
もっとも、この日は延長11回まで行ったので、このような数字となっています。三振が27個近辺だとドキッとしますね。
- クリス・セール:7回、17K、2失点
- ブランドン・ワークマン:1回、2K、2失点
- マット・バーンズ:2回、5K、しかも被安打0!
- ライアン・ブレイジャー:1回、0K、被安打1、失点1
実はロッキーズ投手陣も計10奪三振
よかったのはレッドソックス投手陣だけではありません。ロッキーズ投手陣も先発のカイル・フリーランドの6回7奪三振に加え、リリーバー陣も3奪三振。
ロッキーズ投手陣も10奪三振を記録していたのでした。
双方併せて34奪三振!!!
しかし、ゲームはロッキーズが勝利
しかし、肝心の勝敗は5−4のスコアでロッキーズが勝利。
レッドソックスは2回裏にマイケル・チャビスの今季7号(もう7号!)のHRで先制。3回裏にはJ.D.マルチネス、ラファエル・デバースにもHRが出て3−0とリード。
しかし、ロッキーズは7回表にノーラン・アレナドの2ランHRで2−3と1点差に。クリス・セールは1点リードでマウンドを降りました。
8回表、ロッキーズはチャーリー・ブラックモンの2ランHRが出て4−3と勝ち越しに成功。ロッキーズは効率がよかったです。
8回裏、レッドソックスはミッチ・モアランドのタイムリーで4−4の同点に。
延長11回表、ロッキーズはマーク・レイノルズの勝ち越しタイムリーで5−4と逆転に成功。これが決勝点となりました。
奪三振が多いと案外こういう結果に陥ってしまうのも野球ですね。
それにしてもすごいゲームでした。
レッドソックスはこのゲームを終えて22勝20敗で3位。2位ヤンキースがオリオールズとのゲームを雨で流したので勝っておきたかったと思うのは、これだけの内容を見せられては贅沢な言い分かもしれませんね。
お読みいただき、ありがとうございました。
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