レイズ@メッツ戦に千賀投手が登板
ニューヨーク・メッツは現地2023年5月16日から地元シティ・フィールドにレイズを招いての3ゲームシリーズ中です。
Gm1を落としたメッツ
16日のGame1はジャスティン・バーランダーの登板日でしたが、バーランダーは中盤にレイズ打線に集中打を浴び、5回被安打8、失点6とゲームメイク出来ず。打線もレイズのオープナー戦略に手を焼いて散発の6安打に終わり、5−8で打ち負けました。
ご承知の通り、レイズとメッツではサラリーの総額がそれこそ雲泥の差です。それゆえにいざ負けたとなるとメッツの選手はかなりやりにくくなり、これが連敗にもつながりかねないので、いかに早く切り替えるかが大事になってきます。
こんな時、爽快な投球を見せてくれる投手がいれば、一気に流れも変わるのにというところで、非常に大事なところで千賀投手のローテーションが回って来ました!
千賀投手、デビュー後最高の投球だったかも
現地2023年5月17日のGm2の先発となった千賀投手。気付けば早くもメジャー8戦目の登板です。
ここまで37.0イニングで、4勝2敗、ERA 4.14。特に前回の11日のレッズ戦では5回で5失点とピリッとしなかったので、この日は本人もいつも以上に集中して臨んだと思います。
そんな千賀投手のこの日の投球ですが、圧巻の一言に尽きました。すごかったですね!!まさにど迫力投球。
千賀投手は立ち上がり、ワンダー・フランコに四球を出すも、無失点。
2回には先頭のアイザック・パレデスにシングルを許しはしましたが、その後は3者連続三振。
先制点を許してしまう
千賀投手が好投している中、相変わらずメッツ打線は機能せず、スコアレスのまま中盤に突入。
先制を奪ったのはレイズでした。4回表、ブランドン・ロウとアイザック・パレデスが2者連続ダブルを放ち、1点を先制。
この日、千賀投手に若干の乱れが生じたのはこの時のみでした。
6回12K
千賀投手は6回、104球を投げ、被安打3、失点1、自責点1、BB 3、SO13の圧巻の投球でした。4シームも98 mphを何度も計測しましたし、フォークが来るという裏をかいて4シームで三振というシーンもあり、非常に内容も充実していたと思います。
メッツ、HRで打ち勝つ
6回を終えて1−0のスコアで進んだゲームですが、終盤には点の取り合いとなりました。
メッツは9回表を終えた時点で2−5と3点のリードを許す展開だったのですが、9回裏、2アウトランナー1、2塁でフランシスコ・アルバレスが値千金の同点3ランHRを放ち、土壇場で5−5の同点に。
10回表は、またしても2点を勝ち越されたメッツ。スコアは5−7。
しかし、10回裏、ジェフ・マクニールの出塁とオートマティック・ランナーを置いてピート・アロンゾが左中間に3ラン HRを放ち、サヨナラ勝利。
投手戦が一転、最後は8−7のスコアのゲームになったのでした。
残念ながら、千賀投手に勝ちはつかず。しかし、この日の投球はMLBキャリアに良い影響を与えるのではないかというくらい素晴らしい投球でしたね。
お読みいただき、ありがとうございました。
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