スポンサーリンク

【MLB2021FA】ツインズ、ネルソン・クルーズと再契約へ!

N・クルーズ、DH固定のALを選択

 現地2021年2月2日、今オフのFA注目選手の一人であったネルソン・クルーズ( Nelson Cruz)のディールが決定。FA後から再契約を持ちかけていたツインズに決まりました。

契約内容

 ツインズとネルソン・クルーズは1年/$13Mのディールとなりました。オプションなどはない見込みですが、特別な付帯条項がつくようであれば追記します。

前年よりアップ

 ネルソン・クルーズとツインズは2018年12月に、下記の契約を結んでいました。今オフは下記の契約が切れたため、FAに。そして、今回の契約内容の1年/$13Mは前年の$12Mより$1Mアップということに。

【前の契約】

  • 1年/総額$14.3M (2019) + 2020 $12M クラブオプション($0.3M バイアウト)
    • 2019年11月にツインズが2020年のオプションを行使

煮えきらぬNLユニバーサルDHに決断

 現地2021年2月2日時点でMLBと選手会はナ・リーグのユニバーサルDHについて、無しにするのか、それとも2020年同様に導入するのかを正式に合意出来ていません。

 情報の更新は2020年12月7日まで遡り、MLB側から各クラブに対して、2021年のナ・リーグはユニバーサルDH(=DHをデフォルトで設定すること)を置かない想定で動いて欲しいとのメモを送っているというところで止まったままです。

 FAとなったネルソン・クルーズは移籍の可能性を広げるため、FA直後からオファーをしていたツインズに対して回答を保留。ナ・リーグがユニバーサルDHを導入するかどうかの結論を待ってから決めたいとの意思表示をしていました。

 しかし、スプリングトレーニング開始まであと2週間ほどに迫った現地2021年2月2日、ネルソン・クルーズ側は2021年のナ・リーグのユニバーサルDH(DHをデフォルトにすること)はもうないという判断を下したことに。

 MLBと選手会は2021年の154試合制の攻防でまずは選手会側がこれを拒否。今はDHルールよりも、スプリングトレーニングのゲームで観客をどうするか?といったCOVID-19の感染予防対策、あるいはシーズンの骨格ともいうべき、ポストシーズンの参戦枠の拡大の要否などにフォーカスが当たっているため、DHに関してはもうプライオリティーを持っていない状況。

 よって、DHのあるア・リーグで、当初から熱心だったツインズに決めたということに。

40才のシーズン

 1980年7月1日生まれのネルソン・クルーズは開幕を迎える2021年の4月1日時点で40才。オールスター前に41才となります。

 下記の記事に近年の成績の凄さを記載しています。

 初めてシーズン40HRをマークしたのは、2014年で33才のシーズン。それ以降は2018年を除いて、毎年MVP投票に名前が上がるほど。

 そして直近2年は、2年連続でシルバースラッガー賞を受賞。

 調整が難しかった2020年においても、60試合中53試合に出場。打率.303、OBP .397、SLG .595、OPS .992をマーク。HR 16、RBI 33、OPS +はなんと169。

 年を経るごとに迫力を増しています。

 2021年も大きな怪我さえなければ、十分にいい結果を出してくれそうです。

マーセル・オズーナも決まりそう

 ネルソン・クルーズが動いたことで、FAのDH市場は突如、活発化しそうです。2020シーズン、2冠に輝いたマーセル・オズーナのディールも早めに決まるかもわかりませんね。

 お読みいただき、ありがとうございました。

コメント

スポンサーリンク

NEW

【MLB2025】ブレイク・スネルが熱投!7回、12奪三振!大谷も51号で援護!
【MLB2025】大谷が5回ノーヒッター&50号HR!しかし、ドジャースは勝ちゲームを落とす
【MLB2025】フィリーズ、ドジャースとの死闘を制し、NLイースト2連覇を達成!
【MLB2025】カル・ロリーがミッキー・マントルに並ぶ54号HR!マリナーズはAL西地区単独首位へ
【MLB2025】大谷が49号!ドジャースはカーショウの初回の4失点を跳ね返して勝利
【MLB2025】タイガースのタリク・スクーバルとハビアー・バイエスの怪我の状態
【MLB2025】ウォーカー・ビューラーがフィリーズ移籍後初登板!失点傾向をケアして勝利投手に
【MLB2025】アロルディス・チャップマンの無安打記録に終止符を打ったのはシェー・ランゲリアス!
【MLB2025】レッドソックスのコナリー・アーリーが5回、11奪三振の衝撃デビュー!
【MLB2025】ドジャース、今度はコンバインド・ノーヒッターを逃すも、大きな勝利を上げる
【MLB2025】スレイド・セコーニが7回までノーヒッター!ロッキオの守備も光り、ガーディアンズがWCレースでKCを抜く!
【MLB2025】大谷が今季12本目のリードオフを含む47、48号のマルチHR!ドジャースは連敗ストップ
【MLB2025】山本が9回2アウトまでノーヒットノーラン!しかし、ドジャースは大惨事に!
【MLB2025】大谷が緊急で先発!100mph超えを連発するも、ドジャースはまたけが人が出てサヨナラ負け
【MLB2025】NLサイ・ヤングへ! ポール・スキーンズがドジャースを圧倒!ERAは1.98に!
【MLB2025】レッドソックス、試練の終盤戦へ!ローマン・アンソニーが腹斜筋を傷めてIL入り
【MLB2025】ジャイアンツ vs ロッキーズ戦でデバースの一発を巡り、ベンチクリアー!
【MLB2025】大谷、プロスペクトのババ・チャンドラーから強烈な一発(46号)!しかし、ドジャースは敗戦!
【MLB2025】パドレスのスーパー・ブルペン、ジェイソン・アダムが左足大腿四頭筋を傷めて離脱へ
【MLB移籍2025】フィリーズ、ウォーカー・ビューラーをマイナー契約で獲得!
【MLB2025】センセーショナルな活躍を見せるA’sのニック・カーツが右腹斜筋を傷める
【MLB2025】レッドソックス、アロルディス・チャップマンとの延長契約(2026)に合意
【MLB2025】レッドソックスのペイトン・トールが鮮烈デビュー!P・スキーンズとの投げ合いで好投!
【MLB2025】レッドソックス、ウォーカー・ビューラーをリリースへ
【MLB2025】カイル・シュワーバーが1試合4HR!HR数は49となり、NL単独トップに
【MLB2025】ブルワーズのクローザー、トレバー・メギルが屈筋腱を傷めてILへ
【MLB2025】大谷が移籍後初勝利!ドジャースは計19奪三振の大記録を打ち立てる!
【MLB2025】ネイサン・イオバルディがローテーター・カフを傷めてシーズン・エンドの見通し!
【MLB2025】エンゼルス、ジェイコブ・デグロム先発のレンジャーズに4-0でシャットアウト勝利
【MLB2025】ザック・ウィーラー、胸郭出口症候群(TOS)と診断される!手術必至で2025年のシーズン・エンドが濃厚
タイトルとURLをコピーしました