J・マテオは2022/2023年に2年連続30盗塁
現地2026年1月18日、アトランタ・ブレーブスはオリオールズからFAとなっていたSSでユーティリティのホルヘ・マテオ(Jorge Mateo)と1年契約を結んだと発表しました。
今回は緊急補強という形です。
契約内容
両者の契約内容はご覧の通りでブレーブスは格安で獲得しました。
- 1年/$1M (2026)
ホルヘ・マテオは2025年1月にオリオールズと1年/$3.55M (2025) + 2026 $5.5Mクラブオプションでサイン。ホルヘ・マテオは当時は調停のファイナル・イヤーでしたのでオプション付きで契約したのですが、オリオールズがオプションを拒否。FAとなっていました。
SSの緊急補強
オフ直後にはドゥバンを獲得
2025年はメインSSとしてニック・アレンを計130試合に起用したブレーブスでしたが、その身体能力で守備は華麗にこなしたものの、いかんせん打撃が.221/.284/.251、HR 0と爆発力がありませんでした。
そこでオフに入り、現地2025年11月19日にアストロズからのトレードでマウリシオ・ドゥバンを獲得。ニック・アレンがアストロズに動きました。
もともとジャイアンツで名手ブランドン・クロフォードのバックアップを務めていたほど守備の良いドゥバンでしたが、SSゆえ他のポジションもこなせるということで最終的にはユーティリティーとしてOFまでこなしておりました。そしてユーティリティとしてゴールドグラブ賞を2度受賞(2023/2025)。
キムが前半の大半を離脱
ところが、ブレーブスは彼はメインSSとしては物足りないと判断したのか、2025年12月半ばに元パドレスのキム・ハソンと1年/$20M (2026)で再契約するに至りました。ドゥバンの攻撃力をより活かす方向性もあったと思います。
おそらくメインのSSを務めることになったであろうキム・ハソンが母国で氷上で滑って手を負傷。地元でも処置をしたと思いますが、アトランタで本格的な処置を実施。その際、右手中指の腱の断裂が判明し、修復手術を受けました。その復帰のタイムテーブルが明らかとなり、4~5ヶ月の離脱が見込まれることが判明。2026シーズン前半の大半を離脱することが判明しました。
これにより、ブレーブスは再びドゥバンをメインSSにというプランも一瞬浮上しましたが、彼の力を最大に使うにはメインSSではなく、やはりユーティリティーという考えが強かったようで、クラブ内で22歳のナチョ・アルバレス・Jrらの候補も当たってみたものの、物足りなさは拭えないということで外部からの獲得を検討。
すでにボー・ビシェットのディールはメッツに決定し、FAのSSはやはりユーティリティーのIKFことアイザイア・カイナー=ファレファ、ラモン・ウリアスらベテランに限られていたため、今回は元オリオールズのホルヘ・マテオに白羽の矢を立てました。
ここ数年怪我に泣いたマテオ
ホルヘ・マテオはここ数シーズン厳しい状況に置かれています。2024年7月にオリオールズで2Bを守っていた際、SSのガンナー・ヘンダーソンと交錯し、左肘を亜脱臼。8月に手術を受け、シーズンを早期に終えることになりました。
肘の炎症により、2025年も本調子になく、6月に再びIL入り。さらにリハビリ中にハムストリングを負傷し、7月と8月は欠場を余儀なくされました。
こうした怪我の影響で、マテオは過去2年間で合計111試合しか出場しておらず、.214/.253/.362と低迷。オリオールズがオプションを拒否したのもそういう理由からです。
マテオの通算成績は.221/.266/.363で、wRC+は75とやはり物足りないのは確か。ただし、ヘルシーであればスピードと守備の両面で大きな貢献を期待しても良さそうです。 2022年と2023年はともに30盗塁以上を記録。過去2年間は、怪我による欠場があったにもかかわらず、28盗塁を記録。2025年には、わずか43試合の出場ながら15盗塁を記録しました。
マテオは右打者ゆえに左投手との対戦も期待できます。スプリング・トレーニングでどれくらいの力を見せるのか?試されるところです。
お読みいただき、ありがとうございました。


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