5連勝でALウエスト同率首位へ
アスレチックスがやりましたね。
現地2026年4月12日のメッツとの3ゲームシリーズのGm3でなんとメッツ打線を4安打に抑え、しかも1-0のスコアを守り抜いたというシャットアウト勝ち。

これでアスレチックスはニューヨークへの遠征でヤンキースに2勝1敗で勝ち越し、メッツをスウィープして5連勝を達成。シーズン成績を8勝7敗とし、レンジャーズと並んでALウエスト同率首位に立ちました。
アーロン・シヴァーリが5.2 IPでスコアレス!
このメッツとのGm3でとにかく頑張ったのは先発のアーロン・シヴァーリ(Aaron Civale)。投手育成のうまいクリーブランドでデビューを果たし、2021年に12勝をマーク。その後は概ねシーズン100.0 イニング登板を続けてきましたが、決め手に欠く投球でトレード・カードに使われることが多く、レイズ、ブルワーズ、ホワイトソックス、カブスと移籍。2026年はアスレチックスと1年/$6M (2026)でサインしておりました。
今季は好調でこのゲーム前までの2戦でいずれも5.0イニング、計10.0イニングを投じ、ER 3と結果を出していました。
そのアーロン・シヴァーリは立ち上がりに2本の安打を打たれてピンチを迎えましたが、それをスコアレスに抑えると、その後は2回から5回までは4イニング連続で三者凡退を継続。
6回裏のマウンドにも立ち、2本の安打を打たれて2アウト1、3塁となったところで降板。結果、5.2 IPで被安打4、スコアレス、BB 0、SO 3という抜群の成績をマークしました。
スコアレス・リレー
そしてこの後は2番手のホーガン・ハリス、3番手のスコット・バーロー、4番手のエルビス・アルバラード、5番手のジョエル・クーネルが3.1イニングをBB 1つだけというほぼ完璧なリレーを見せ、メッツをシャットアウトしました。
ニック・カーツが決勝HR
アスレチックス打線は火を噴いたわけではありません。メッツ先発のフレディー・ペラルタに抑え込まれ、こちらも9イニングで4安打しか放てませんでした。
しかし、3回表に1アウトから2025年のROYのニック・カーツがインローへのスローカーブに見事に対応。これをRFスタンドに放り込み、アスレチックスはこのソロHR1本のみで勝ちました。
カーツは初HR
ニック・カーツの2年目は、1年目を彷彿とさせます。2025年4月23日にメジャーデビューを果たしたカーツは、17試合目までホームランを打てませんでした。
その後はもうご承知の通りです。5月13日に初HRを記録して以降、シーズン終了まで計36本のHRを放ち、さらに最後の101試合では打率.293、OPS1.052をマーク。ローキーとしてはMLB史上屈指の成績を残しました。
カーツはこれから量産体制へ!
ニック・カーツにHRが出るのはもはや時間の問題でした。最初の13試合でカーツは長打がわずか2本とさみしいスタートとなりましたが、4月9日時点で平均打球速度は96.7mphをマーク。これはMLB2位タイでこの時点で1位のカージナルスのOFで今季、覚醒した感のあるジョーダン・ウォーカーの97.9mphにわずかに及ばないだけでした。
さらにこのゲームが終了した後の平均打球速度ランクでも97.1mphでジョーダン・ウォーカーと並んで2位タイ。現時点での1位はヤンキースのベン・ライスで97.2mph。ちなみに大谷選手は94.0mphです。
これからニック・カーツは2025年のように量産体制に入ると見られます。
ニューヨークへのロードで5勝1敗
アスレチックスは今回のニューヨークでのロードで5勝1敗をマーク。
- L: 4/7 vs NYY 3-5
- W: 4/8 vs NYY 3-2
- W: 4/9 vs NYY 1-0
- W: 4/10 vs NYM 3-0
- W: 4/11 vs NYM 11-6
- W: 4/12 vs NYM 1-0
メッツは現在、フアン・ソトが右ふくらはぎの捻挫でILに入っている状況ではありますが、スター軍団に対してスウィープ。メッツとレギュラーシーズンで初めて対戦したのは2005年で、メッツに対するシリーズ・スイープを達成したのはクラブ史上初です。
今回のロードトリップの6試合で5勝1敗の成績は2021年9月14日から19日にかけての6試合のロードトリップで5勝以上を挙げた快挙となりました。ちなみにことの時の対戦相手はロイヤルズとエンゼルスでした。
アスレチックス、過酷な15試合を勝ち越し!
なお、アスレチックスですが、ラスベガス移転を控え、2025年から2027年までテンポラリーでジャイアンツの3Aのサクラメント・リバー・キャッツのホームであるサター・ヘルス・パーク(Sutter Health Park)をフランチャイズとして使用していることもあり、ここまで15試合でホームはたった3試合のみ。MLBとしても仮球場で開幕を迎えることは演出としてもセットしづらかったのでしょう。
しかも、開幕戦はトロントでALのペナントを取ったブルージェイズとの3ゲームシリーズ、次はアトランタでのブレーブス戦でこのロード6試合では1勝5敗。トロントでは善戦しましたが、さすがにブルージェイズに勢いがありました。
そしてようやくホームに帰り、アストロズと対戦して2勝1敗と勝ち越し。そして今回のニューヨークへのロードトリップで5勝1敗の好成績です。
ロードの過酷さもさることながら、対戦相手が軒並みプレーオフ進出クラブばかり。シーズン序盤のこの過酷なスケジュールにどう対応するのかが注目されておりました。
そんな中、アスレチックスは生き残っただけでなく、8勝7敗の成績でこの15試合を終え、次のレンジャーズとのシリーズを前に、アメリカンリーグ西地区で首位タイの座を確保して本拠地に戻ることに。
レンジャーズとは首位攻防ということになります。しかもデグロムはドジャース戦に登板しましたから、ここで一気に抜け出すかもしれませんね。
アスレチックス、面白いですね。
お読みいただき、ありがとうございました。



コメント