クロシェ、7回8K
現地2025年8月5日、フェンウェイ・パークで始まっているロイヤルズとの3ゲームシリーズのGm2でギャレット・クロシェが登板。レッドソックスのメディカルの英断でクロシェは7月26日のドジャース戦以来、中9日を空けての登板となり、休養十分のクロシェはパワー全開。
中盤まで接戦となり、どちらに傾くかわからない展開をぐぐーっとレッドソックスに引き寄せました。さすがにエースの登板という力強い投球でした。
ライアン・バーガートも好投
この日は投手戦になったのですが、そうなったのはロイヤルズ先発のライアン・バーガートの好投もありました。
次世代捕手と見られていたフレディー・ファーミンをパドレスに出して獲得した右腕は、スティーブン・コレックとともに移籍してきたのですが、この日はロイヤルズ・デビュー。
3回裏に先制点を与えたものの、4回表にボビー・ウィット・Jr.、マイケル・ガルシアのコンビで同点に追いついた後もしっかりとゲームメイク。5.2イニングを投げて被安打はたったの2で、失点2、ER 2、BB 2、SO 2でゲームメイクしました。
ロイヤルズはまだ借金ありですが、シーズン終盤でエンジン点火してくるかもわかりませんね。
クロシェ、7回8K
ギャレット・クロシェは凄みを増しました。これまで連敗してもクロシェで止めるという頼りになる投球をしてくれていたのですが、酷使の傾向が気になっていました。その点でレッドソックスのメディカルはいい仕事をしましたね。体もへばる時期でしたし、英断だったと思います。4月、5月は中4日の登板もあったのですが、6月半ば以降は最低でも5日を空けてコンディションをつくっております目の前の試合も大事ですが、シーズン終盤に馬力を残さないといけません。
そのクロシェは3回まではパーフェクト。1イニング目に至っては4シームは98mph台と非常に強かったです。4回表に、上述のボビー・ウィットとマイケル・ガルシアのコンビで1点は失いましたが、6回まで1失点に抑えると、味方打線が6回裏に2点をプレゼントし、勝利投手の権利をゲット。
7回表に1アウトから新戦力のランダール・グリチャックにタイムリー2塁打を浴びて2点目を失いましたが、残り2つのアウトを三振で奪い降板。7回、105球を投げ、被安打4、失点2、ER 2、BB 1、SO 8でした。
BOSはタイムリーで7得点
打線の方ですが、この日はHR無しでタイムリーで7得点を上げたのは良かったと思います。
トレバー・ストーリーが4打数2安打、RBI 3と活躍。5番に入った吉田選手も2打数1安打。この日はLFで先発出場しました。
クロシェ降板後はグレッグ・ワイザート、ジョーダン・ヒックスとつなぎ、ともに無失点リレー。6-2のスコアでレッドソックスが勝利。これでレッドソックスは7連勝です!しかも内容の良い7連勝。ホームでは圧倒的に強いです。ロードに出た時にどうなるか?ですね。
クロシェ、投手3部門の2つでトップ
ギャレット・クロシェはこの日、13勝目をマークしましたが、これはMLBではブルワーズのフレディー・ペラルタと並んでトップ・タイ。ALではマックス・フリードを抜いてトップです。
ERA 2.24はMLBでは3位、ALではタリク・スクーバルの2.18に次いで2位。奪三振183は、182のザック・ウィラーを抑えてMLB トップ。ALではタリク・スクーバルが2位につけており、181です。
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