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【MLB2024】大谷、54-57! トリプル・クラウンも射程に!F・フリーマンはNLDSで復帰見込

最終シリーズがスタート

 現地2024年9月27日、メジャー・リーグはついに最終シリーズがスタートしました。ハリケーンの影響でメッツ@ブレーブスのカードだけは現地9月30日にダブルヘッダーでリスケジュールされていますが、それ以外はいよいよこのシリーズが最後となります。

 ドジャースはコロラドでロッキーズ戦が組まれており、ヒッターズ・パークで有名なクアーズ・フィールドで大谷選手の成績も上がることが予想されます。果たしてどこまで伸ばすのか?注目です。

F・フリーマン、NLDSには間に合う見込み

 地区優勝を決め、リーグ勝率2位以内を確保しているドジャースは、ポストシーズンはワイルドカードは免除され、NLDSからのスタートとなります。投手陣の整備には時間が出来たことは嬉しい点であり、さらにパドレスとのGm3で右足首を捻ったフレディー・フリーマンの回復時間を確保する点でもありがたい余裕でもあります。

 そのフリーマンの症状ですが、詳細は明らかではありませんが、デーブ・ロバーツ監督は記者団に対し、NLDSに復帰することを明言。結構、ひどく挫いたようには見えたのですが、NLWCの間になんとかゲームに出場出来る状態に持って来るようです。本調子ではないとは思うので、ベースランニングには影響が出るかもしれませんが、その存在感はやはり重要でしょうから不幸中の幸いというところでしょうか。

LAD、序盤から猛攻

 ゲームの方ですが、吹っ切れたドジャースは初回からテオスカー・ヘルナンデスの2ランHRが飛び出し、初回に2得点。さらに、2回表にはクリス・テイラーのタイムリーで1点を奪った後、1アウト1、2塁で大谷選手に打席が回り、カル・クアントリルの甘いスプリッターを1、2塁間にへ弾き返し、アンディー・パヘスが生還してこの回2点目。

57SBでイチローの記録を抜く!

 さらにこの後、大谷選手は2塁への盗塁を決め、送球がCFへ抜ける間に3Bへ到達。これで大谷選手の盗塁数は57に。2001年にイチロー選手が記録した56盗塁を抜きました。また、送球が逸れた間にクリス・テイラーが生還し、このイニング3点目で序盤2回で5得点を奪います。

 4回表にはアンディー・パヘスがソロHRを放ち、6得点目。この後、大谷選手はアンソニー・モリーナからRFへ痛烈なシングルを放っています。

54HR 

 さらに6回表、ノーアウト2、3塁で大谷選手に打席が回り、フルカウント後の6球目のチェンジアップが高めに抜けたところを打った瞬間それとわかる豪快な一発をRFのアッパーデッキに放り込み、ドジャースはこのイニングはこの3ランHRの3点を含め計4得点。

 大谷選手のこの一発は54本目のHRで飛距離は436ftで132.89m。飛びましたね!

 大谷選手は8回の打席でも左中間へ二塁打を放ち、この日は5-4、4 RBIをマーク。

ベン・カスパリアスがロング・リリーフで好投

 守りの方ですが、ドジャースはこの日はオープナー日で、例のごとくライアン・ブレイジャーが先発し、1イニングで1失点。2回以降は右腕のベン・カスパリアスが登板。6回に連打されるまで4.1イニングにわたるロングリリーフで2失点、7SOと好投しました。

エドガルド・エンリケスは1失点 

 カスパリアスの後はジョー・ケリーがパーフェクトに抑え、4番手に7回2アウトから噂のエドガルド・エンリケスが登板。この日は8回裏に1アウトから四球とワイルドピッチで進塁を許した後、タイムリーを打たれて1失点。ただ、4シームは常時100mph近くをヒットし、独特のブレイキング・ボールはカッターらしいのですが、これがいいですね。ドジャースは2025年、大きな宝を1つ手に入れたような感じがします。ポストシーズンもロスターに入ってくるかもしれません。

 ゲームは11-4でドジャースが大勝しました。

MLB Gameday: Dodgers 11, Rockies 4 Final Score (09/27/2024)
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大谷、トリプルクラウンも射程に!

 このゲームも含めた直近7日の成績が24-15で、二塁打4、HR 2、RBI 8、SB 5、打率.625、OBP .679、SLG 1.042、OPS 1.721と猛威を振るっている大谷選手ですが、ついにトリプル・クラウンも射程におさめてきました。NLのランキングではHR、RBIともに1位。打率は2位で1位はパドレスのルイス・アラエズで.314。

HRBARBI
stats54.309130
NL121
MLB252
現地2024年9月27日時点

 アラエズが落ちないとさすがにこの差は大きいとは思うのですが、残り2試合、どういうことになるのか注目ですね。

 それにしてもコロラドは大谷選手と真っ向勝負です。敬遠するとファンからのブーイングもすごくなるので、見どころを作ってくれています

 お読みいただき、ありがとうございました。

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