スポンサーリンク

【2021NLDS_G1】投手戦を制したのはブルワーズ!

ブレーブス@ブルワーズの対戦

 現地2021年10月8日、1日遅れでいよいよNLDSも始まりました。

 このカードはレギュラー・シーズン勝率の2位-3位の対戦。2位のブルワーズのホーム、ミラー・パークで行われました。

 いい投手戦となりましたが、リードをキープしたままジョシュ・ヘイダーにつないだブルワーズが先勝しました。

ロスター

 ブレーブスのNLDSのロスターはこちら。特筆としては、内外野をこなせ、元ブルワーズのSSであったオーランド・アルシアを入れてきました。そして、代走のスペシャリスト、テレンス・ゴアも入っていますよ!!

 ブルワーズのロスターはこちら。ピッチャーは11人で捕手が3名、外野5名という布陣。当然のことながら、祝勝会で骨折したデビン・ウィリアムズは外れています。それなのに11名です。もう打ち勝って、ヘイダーにつなげるぞという作戦のようです。ブレント・スーターが外れました。右腹斜筋痛のようです。

ゲームの流れ

 非常に緊迫した投手戦となったこのゲーム、どちらが先に崩れるかというミスが気になる展開に。

2021 NLDS G1 ATL @ MIL
  • 1回表
    【ATLANTA】

    コービン・バーンズの立ち上がりの乱れにより、2連続四球でチャンスメイク。しかし、オジー・アルビーズがダブルプレーに倒れ、チャンスを活かせず。

  • 1回裏
    【MILWAUKEE】

    チャーリー・モートンの前に、ウォン、アダムス、イェリッチが三者連続三振

  • 3回裏
    【MILWAUKEE】

    モートンからロレンゾ・ケインが初ヒットを放つも得点ならず

  • 5回表
    【ATLANTA】

    先頭のエディー・ロザリオがシングルで出塁するも、ダーノーが併殺打。直後にスワンソンがシングルを放つも、得点ならず

  • 7回裏
    【MILWAUKEE】

    アビサイル・ガルシアが死球で出塁。つづく、ロウディ・テレスが殊勲の2ランHR(2-0)。ブルワーズが先制。

  • 8回表
    【ATLANTA】

    マウンドは7回からエイドリアン・ハウザー。2アウトからジョク・ピダーソンが追撃のソロショット(1-2)。

  • 9回表
    【ATLANTA】

    マウンドにはジョシュ・ヘイダー。

    ランナーを2人出すも、RBIタイトルのアダム・デュバルらが倒れて反撃ならず。2-1のスコアでブルワーズが初戦に勝利。

モートン、バーンズの投手戦

 ブレーブスの先発はチャーリー・モートン。ポストシーズンに非常に強い投手ですね。

 一方のブルワーズはオールスターにも出場したコービン・バーンズ。ERAのタイトルも獲りました。

 チャーリー・モートンは、6回を被安打3、HRに2失点、与四球1、奪三振9。一方のコービン・バーンズは、6回を2ヒッター、スコアレス。与四球は3で、奪三振は6。

 先発はともにゲームメイク。ブルワーズの投手陣がブレーブス打線に仕事をさせなかったという展開になりました。

殊勲打はロウディ・テレス

 決勝点となった2ランHRを放ったロウディ・テレス(Rowdy Tellez)は、26才の1Bでダニエル・ボーゲルバック2.0のような風貌の選手。

 高卒時の2013年のドラフトで、ブルージェイズから30巡目指名を受け、プロ入り。デビューは2018年。2019年には111試合に出場。HR21、RBI54をマーク。2020シーズンも35試合に出場しています。

2021年7月に、ブルージェイズが右腕のトレバー・リチャーズを獲得したトレードでブルワーズ入り。ブルワーズ移籍後、打率.272、OBP .333、SLG .481、HR 7、二塁打 10、RBI 28と活躍。首脳陣から高く評価されていて、この日はボーゲルバックを押しのけてスタメンに名を連ねました。

 いい仕事をしましたね。

エイドリアン・ハウザーがブルペン

 デビン・ウィリアムズが抜けた穴ですが、Game1はエイドリアン・ハウザーが、2イニングに登板。このセットアップが勝利を招いたという要所でもありました。

 この後もハウザーを使うのか、ここも注目ポイントですね。ハウザーはローテーションで10勝6敗、ERA 3.22の投手です。豪華ですね。

 お読みいただき、ありがとうございました。

コメント

スポンサーリンク

NEW

【MLBアウォード2024】シルバースラッガー賞が明らかに!大谷は2年連続3度目の受賞
【MLB2025FA】”ファイヤー・ボーラー”佐々木朗希投手のポスティング・プロセスについて
【MLB移籍FA】2025シーズンに向けたクラブ別主要FAプレーヤーリスト!注目FA選手の情報も!
【MLB2025FA】エンゼルス、ベテラン技巧派のカイル・ヘンドリクスと1年契約でサイン
【MLB2025FA】ゲリット・コールはオプトアウトを行使するも、結局残留
【MLB2024】大谷、亜脱臼を起こした左肩に関節鏡視下手術を実施し、無事に成功!
【MLB2025FA】クオリファイング・オファー(QO)を提示されたのはフアン・ソトら計13名
【MLB2024Awards】ゴールドグラブ賞が決定!今季は14名が初受賞(追記あり)
【MLB2024】ポストシーズン記事一覧
【MLB2024】ドジャースがセレブレーション・パレードを実施!シーズンの激しさがわかる名スピーチも
【MLBトレード2025】ホルヘ・ソレアーがエンゼルスへ、グリフィン・カニングがブレーブスへ移籍
【WS2024_Gm5】ドジャースが5点差を跳ね返して見事にWS制覇!MVPはフレディー・フリーマン
【WS2024_Gm4】F・フリーマンに4試合連続HRが出るも、ドジャースは大敗
【WS2024_Gm3】ビューラーが快投、フリーマンが3戦連続HR!ドジャースがチャンプに王手!
【WS2024_G3】大谷は左肩を守りながら出場し、得点に絡む
【2024プレーヤーズ・チョイス】POYはアーロン・ジャッジ!大谷はNLアウトスタンディングに!
【WS2024_Gm2】ドジャース、連勝!山本が7回途中1失点の好投!エドマン、テオスカー、フリーマンにHR
【WS2024_Gm2】「肩ですね・・・左」大谷、盗塁で左肩を痛める(追記あり)
【WS2024_Gm1】大谷がワールドシリーズ初安打を放つ!
【WS2024】ワールドシリーズが開幕!ドジャースがフレディー・フリーマンの逆転サヨナラGSで1勝目(Gm1)!
【MLB2024】ワールドシリーズのロスターが発表される。ドジャースはエバン・フィリップスが抜ける
【MLB2024】レイズ、ハリケーンで破壊されたトロピカーナ・フィールドの代替地も検討へ
【MLB2024】”1981WSチャンプのヒーロー”フェルナンド・バレンズエラが亡くなる
【MLB2024-25FA】クオリファイング・オファー(QO)を提示されるであろう選手たち(追記あり)
【NLCS2024】トミー・エドマンが4RBI!ドジャースがメッツを下してWSへ!大谷も初のWS!
【ALCS2024】”Guards Ball”が閉幕!延長で力尽きる!NYYは2009年以来のWS進出(Gm5)
【ALCS2024】ガーディアンズ、前日の再現ならず!3敗目を喫し、崖っぷちへ(Gm4)
【NLCS2024】メッツが14安打12得点で快勝!ドジャースは敗戦パターンで地元での決戦へ(Gm5)
【NLCS2024】ドジャースがWSへ王手!山本が好投、大谷はリードオフHRを放つ!(Gm4)
【ALCS2024】J・ノエル、D・フライの殊勲のHRでガーディアンズがミラクルなサヨナラ勝利!(Gm3)
タイトルとURLをコピーしました