ガーディアンズ、投打の柱がガッチリ機能
現地2026年10月10日、ディビジョン・シリーズの中で唯一Gm5の決戦までもつれたホワイトソックス@ガーディアンズ戦は、ゲーム序盤に時折雨が降る中、プログレッシブ・フィールドは36,889人の観客が集まりました。
インディアンズ時代から数えて、ガーディアンズはこれまで負ければ最後のエリミネーション・ゲームで敗れる側に回ることが10回以上もありました。その決戦での通算成績は2勝9敗。この日集まったお客さんは「今度こそ勝て!」とのアツい声援を選手たちに届けました。
この決戦の先発はガーディアンズはGm4にリリーフで登板したギャビン・ウィリアムズ、ホワイトソックスがショーン・バークでした。
ギャビン・ウィリアムズが圧倒!
とにかくこのゲームはギャビン・ウィリアムズの快投に尽きます!
98-100.7mphのシンカー、86-88mphほどの縦のスウィーパー、81-84mphほどのナックル・カーブをミックスし、しかもコマンドも抜群でホワイトソックス打線を6回2アウトまでBB 1、HBP 1のみのノーヒット・ピッチング!
カイル・ティールのRF前シングルがこの日許した初ヒットでした。
エリック・サブロウスキーが村上を三振に
そして最大のピンチはその6回表に訪れます。先頭のコルソン・モンゴメリーを死球で出したギャビン・ウィリアムズは、2アウトを奪いカイル・ティールに初ヒットを許した後、ミゲル・バルガスにも四球。2アウト満塁で村上選手を迎えたところで、スティーブン・ボート監督が交代を告げました。
ギャビン・ウィリアムズは5.2イニングを無失点、奪三振12というクラブ史上に残る成績を上げました。
ここでマウンドに上がったのは左腕のエリック・サブロウスキー。村上選手とのマッチアップで、サブロウスキーは全球4シーム勝負。最初の2球は甘いと思ったのですが、2球目にスイングした村上選手は合ってない模様でした。2-2カウント後の5球目、渾身の4シームは結構甘かったのですが、村上選手のバットの上を通過して空振り三振に。
ガーディアンズは最大のピンチを見事に切り抜けました。
ホセ・ラミレスが決勝2ランHR
少し遡ります。ガーディアンズも1巡目はホワイトソックス先発のショーン・バークにきっちり三人ずつで打ち取られます。
しかし、2巡目となった4回裏、先頭のスティーブン・クワンがナックル・カーブを捉えてRFへラインドライブの捉えた当たりを放ちます。
そしてバッターはホセ・ラミレス。2-2カウント後の5球目、79mphほどのナックル・カーブは真ん中のゾーン外に。ボールとしては決して悪いボールではなく、むしろ空振りを取りに行ったいいボールだったのですが、これをホセ・ラミレスが膝を使ってうまく対応。前で捉えた打球はポール際に飛び込む2ランHRとなり、ガーディアンズが最高の形で2点を先制しました。
ホセ・ラミレスはナックル・カーブを狙っていましたね。
この後、ガーディアンズは7回、8回にもランナーを背負う守りになりましたが、ハンター・ガティスとケイド・スミスがピンチを脱出。
またガーディアンズは8回裏にも2アウト満塁のチャンスを迎えるも、ジョー・アデルが倒れて追加点ならず、2-0のまま最終回へ。
ケイド・スミスが三者連続三振
そして9回表、ガーディアンズは8回途中から登板したクローザーのケイド・スミスが村上選手、アンドリュー・ベニンテンディーそしてトリスタン・ピーターズから連続三振を奪い、ゲームセット。
ガーディアンズが見事に2024年以来となるALCSへの進出を決めたのでした。

ホセ・ラミレスの復調が打線を蘇らせる
ホセ・ラミレスは6月に左手有鉤骨(ゆうこうこつ)を手術。7月22日にILから復帰したものの、8月は.212と不本意なものとなり、9月は.272を記録したものの、無理やり試合にで続けたようなもので、まだ手術の影響が残っており、本調子ではありませんでした。
ポストシーズンでもチームにどれだけ貢献できるかは未知数でした。そしてALDS Gm1、Gm2では6打数無安打でチームも貧打に泣き、2連敗。
しかし、Gm3からGm5にかけては、12打数5安打、二塁打1本、HR 2本、7打点と本来の成績を残しました。しかも、守備、走塁も全てにおいて完璧。
2連敗からの3連勝
ガーディアンズは、ポストシーズンの5回戦制シリーズで最初の2試合を落としながら逆転勝利を収めた史上11番目のチームとなりました。この偉業を達成したのは、2017年のヤンキース以来のことですが、その対戦相手こそ、当時のインディアンズでした。
また、地区シリーズでこの快挙を成し遂げたのはガーディアンズで9チーム目です。
ホワイトソックス、大健闘
3年連続で100敗を喫したホワイトソックスは今季は見事なカムバックを見せ、それは村上選手の活躍に依るところも大きかったと思います。
弱いと言われたブルペンもグラント・テイラーが機能するなど進歩も見せてくれました。
個人的にはガーディアンズの野球が好きなので、ついガーディアンズを応援してしまいましたが、ホワイトソックスには、元レッドソックスの選手に溢れており、彼らの活躍は大いに祈っておりました。アンドリュー・ベニンテンディー、カイル・ティール、ブレイデン・モンゴメリー、チェイス・マイドロス。そしてレッドソックスを経由したジョーダン・ヒックス。そう言えば、ガーディアンズにもナサニエル・ロウもおりました。
カイル・ティールは1巡目指名だけあって、いい活躍を見せましたね。ホワイトソックスは来季も楽しみが続きます。
お読みいただき、ありがとうございました。

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