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【MLB2026】ドジャースのエドウィン・ディアスが右肘の遊離体除去手術で3ヶ月の離脱へ

不調のエドウィン・ディアス、原因が判明

 現地2026年4月20日、直近2試合で自責点6、しかも最後の登板となった19日のロッキーズ戦では1アウトを奪えずに3失点し、明らかな不調を露呈していたドジャースのクローザー、エドウィン・ディアスの不調の原因が判明。右肘の遊離体除去手術を受けることになりました。

 エドウィン・ディアスは同日付けで15 Days ILとなりましたが、ロスターの枠を空けるかどうかで60 Days ILに移ることになるでしょう。

復帰まで3ヶ月 

 遊離体とは、通称、間接ネズミと呼ばれる関節内の骨・軟骨の欠片のことで、除去手術は文字通り、それを除去(クリーニング)する手術。

 今シーズン開幕前、ブレーブスのスペンサー・シュウェレンバック(Spencer Schwellenbach)とハーストン・ウォルドレップ(Hurston Waldrep)がまさにこれで離脱。シーズンの半分を離脱することが決定しました。

 このように遊離体の除去手術は通常、復帰まで3ヶ月から4ヶ月かかり、エドウィン・ディアスの場合は早ければオールスター・ブレイクが明けた後の7月後半、少し余裕をもったスケジュールなら8月中、あるいは場合によってはその時のドジャースのチーム状況によってはもうポストシーズンに向けた最後の1ヶ月に的を絞って復帰ということになるかもしれません。

ジェイク・エダーが昇格

 そのエドウィン・ディアスの枠にドジャースは、左腕のジェイク・エダー(Jake Eder)を入れることにしました。ジェイク・エダーは27歳で2024年はホワイトソックス、2025年はエンゼルスで投げていた投手で、メジャー3シーズンで9試合のみの登板です。

またしても後ろが不安定となったドジャース

 ご承知のようにエドウィン・ディアスはクローザーを期待されて今オフに3年/$69Mドルでサイン。

 2025年のレギュラーシーズンは先発に故障が相次ぎ、早い時期からブルペンを酷使させたつけが終盤に出て、せっかく先発が戻ってきてもブルペンがリードを吹き飛ばしてしまう試合が続きました。

 そんな中、救世主となったのが佐々木朗希投手でした。佐々木朗希投手は先発でデビューしたものの、シーズン途中で不調が続き、マイナー行き。シーズン終盤にブルペンとして復帰しました。彼がいなければレギュラーシーズンの地区タイトルもどうなっていたかわかりませんし、彼が稼働したことでポストシーズンでも先発の好投が光ったと言ってもいいでしょう。

 それでもギリギリの戦いが続き、ブルージェイズとワールドシリーズでは何度か敗退寸前まで追い込まれ、Gm7でも延長でチャンプを掴みとったのでした。

 そのような状況故に安定したクローザーが必要ということでエドウィン・ディアスを獲得下のdせうが、シーズン序盤で離脱することとなり、かなり頭の痛い状況となりました。

2025年は素晴らしかったディアス

 直近のエドウィン・ディアスはメッツに移籍してすぐのような圧倒的な投球を披露していたわけではありませんでしたが、2025年シーズンは66.1イニングを投げ、ERA 1.63、SOレート38%、BBレート8%、GBレート(ゴロ率)48.4%という素晴らしい成績を残しました。少しモデルチェンジしました。

球速は落ちていた

 今季のエドウィン・ディアスは開幕して5試合までは高品質の投球を披露。5.0 IPで被安打 2、失点1、BB3、SO8をマーク。

 しかし、6試合目の登板となった4月10日のレンジャーズ戦では7-4のスコアでリードしていた9回に登板。まさかの3失点を喫してレンジャーズに同点に追いつかれました。ただ、ドジャースはこの試合、9回裏にサヨナラ勝ちを収めたので、ディアスの乱調もかき消されましたが、不安は残りました。

 この後ディアスは1週間以上登板せずに調整。19日のロッキーズ戦でようやくマウンドに復帰。しかもドジャースはハードルをやや下げて8回裏に起用しましたが、ディアスは4人の打者と対戦して、被安打 3、BB 1を与え、アウトを一つも奪うことなく降板したのでした。

 今シーズンのディアスはアベレージ・ベロシティーが95.7mphで、2025の97.2mphから比較すると大幅に低下。その原因が右肘の関節ネズミだったということに。ただ、ドジャースにとっては不調の原因が掴めたことやまだ今季中に復帰出来るだけでもまだマシだったかもしれません。

今はT・スコットが好調なのは救い 

 今のところ、クローザー候補としてはタナー・スコット、アレックス・ベシア、ブレイク・トライネンらの名前が挙がりますが、ブレイク・トライネンは過去にクローザー経験があるものの、今シーズンはここまでERA 4.05と好調とは言えないスタートです。

 ベシアはむしろ、セットアップに置いておきたい左腕。

 となると、今季は10試合、8.2 IPでERA 1.04をマークして好調なタナー・スコットが最有力という見方も。点差によってはワールドシリーズで活躍したウィル・クラインも最後を任せても良いかもしれません。

 佐々木朗希投手は今のところ、先発で行くようです。シーズンを通してのコンディションの維持など大きな課題もあります。

 そしてドジャースはディアスの復帰状況次第でトレード・デッドラインで派手に動く可能性もありますね。

 ドジャースは先発がゲームメイクし、強力打線が援護し、ブルペンの負担を軽減する戦い方を余儀なくされそうです。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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