カブス、圧されながらも逆転勝利
現地2025年9月30日、パドレス@カブスのワイルドカード・シリーズが始まり、カブスが劣勢を一発攻撃で逆転。かなり圧されたゲームだったのですが、ダンスビー・スワンソンの美技などもあり、見事に粘り勝ちました。
ロスター
両者のロスターです。カブスの26名のロスターです。今永、鈴木の両名は初ポストシーズン。右腕のケイド・ホートン右肋骨の骨折で離脱。足首捻挫のミゲル・アマヤは外れ、リース・マグワイヤーが入っています。
Our Wild Card roster is set. pic.twitter.com/CFHQ7BOO6Y
— Chicago Cubs (@Cubs) September 30, 2025
パドレスは当然、ダルビッシュ投手が入っておりますが、松井裕樹投手は外れました。捕手にはマーティン・マルドナードが入っています。
The roster for the Wild Card Series is set. pic.twitter.com/JcHFlBS86s
— San Diego Padres (@Padres) September 30, 2025
パドレスが優位に
先発はパドレスがニック・ピベッタ、カブスがマシュー・ボイドが上がりました。
先制したのはパドレスで、2回表にジャクソン・メリルとザンダー・ボガーツの連続2ベースで1点を先制。パドレスはこの後もチャンスがあったのですが、ダンスビー・スワンソンの好守備もあり、後続を断ち切られました。
序盤はパドレスが自分たちの野球を貫いている様相でカブスは劣勢でした。
鈴木が同点HR
ところがカブスは形成を逆転。そうなったのはやはり一発でした。
5回裏、イニング先頭の鈴木誠也選手がニック・ピベッタのインコースへの4シームをラインドライブでLFへ弾き返し、これがスタンドに入ってまず1-1の同点に。鈴木選手は2打席目にしてポストシーズン1号です!
さらにカブスはつづくカーソン・ケリーも左中間スタンドに放り込み、Back to BackのソロHRで2-1と逆転。
ニック・ピベッタは堅い投球をするのですが、好調なときも一発を浴びる傾向があるのですよね。
その後、カブスは8回裏にバントも絡めて犠牲フライで1点を奪い、3-1とリード。
カブス、ブルペンがパーフェクト・リレー
この日、鈴木選手ももちろん殊勲となる活躍をしたのですが、際立ったのがカブスのブルペンです。
2番手のダニエル・パレンシアが1.2イニング、3番手のドリュー・ポメランツが1.0イニング、アンドリュー・キットリッジが1.0イニング、最後はブラッド・ケラーが1.0イニングをそれぞれパーフェクトでリレー。パドレスの流れで進んでいたゲームを見事に食い止めました。
ゲームは3-1でカブスが勝利です。
この日はダンスビー・スワンソンの守備がチームを救いました。
PCAは3三振
シーズン半ばは素晴らしい活躍をしたPCAは30-30を達成。しかし、終盤はスランプが長く続きました。
このポストシーズンでの復調を期待していたのですが、この日はとにかく粗い打撃が目立ち、明らかなボール球にも手が出てしまい、3三振。カブスが勝ち抜くには彼の力が必要になってくるので、軽打で対応してもらいたいですね。
ただ、守備は相変わらずの一級品で気づけば落下地点にいるという素晴らしさを見せています。
カブス、打撃がもう少し復調すれば良いですね。
お読みいただき、ありがとうございました。
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