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【2022】MLBで最も背の高い投手、ショーン・ジェリ(Sean Hjelle)が、メジャー・デビュー!

現役選手で最長、史上でも最長タイ

 現地2022年5月6日、サンフランシスコのオラクル・パークでのカージナルス@ジャイアンツ戦で、MLB現役選手で最も身長の高い、ショーン・ジェリがメジャー・デビューを果たしました。

Hjelle

 ショーン・ジェリの名前ですが、Hjelleとどう発音していいかわからないスペルです。Baseball Referenceの発音ガイドでは、 \JELL-ee\となっており、正確にはジェリーと伸ばすのかもしれませんが、実況を聞く限り、ジェリと伸ばさない方が良いように思いますし、その方がかっこよく発音できますので、ジェリと記載しておきます。

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6フィート11インチ、211cm!

 そのショーン・ジェリの身長は6フィート11インチ、cm換算では211cm!20代や30代の年齢の方はピンと来ないかもしれませんが、これはなんとジャイアント馬場の208cmを上回る身長。

 さすがにでかいですね!

MLB史でもタイ

 過去のMLBプレーヤーの、最長身長を調べてみました。そうすると、史上で行っても最長タイということが判明しました。

211cm ジョン・ラウシュ

 ショーン・ジェリの登場前に最も身長が高いと言われたのが、ジョン・ラウシュ(Jon Rauch)。彼の身長は6フィート11インチ、211cmでショーン・ジェリと同じ。

 ジョン・ラウシュは、2002年デビューで2013年を最後に現役を引退。主にナショナルズで活躍。2007年には88試合登板というとんでもない出場試合数を誇った右腕。セーブ・ポイントで言えば、2010年のツインズ時代に21セーブをマークしています。

208 cm ランディー・ジョンソン

 その次に高いと言われているのがご存じ、ランディー・ジョンソン。6フィート10インチで、cm換算だと208cm。ランディー・ジョンソンの凄さはご承知の通りです。打てるわけがありません。

208 cm エリック・ヒルマン

 208cmは複数人おります。まずは1992-1994年にメッツに在籍していたエリック・ヒルマン。左腕投手です。通算4勝14敗。

208cm クリス・ヤング

 この方もご存じの人は多いと思いますね。元パドレス、ロイヤルズなどで活躍し、現在テキサス・レンジャーズのGMロールを担っているクリス・ヤング。彼も208cm。通算79勝67敗。

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208 cm アンディー・シスコ

 2005年から2007年までロイヤルズ、ホワイトソックスで投げた左腕投手のアンディー・シスコも208cm。

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208cm アンドリュー・ブラックマン

 2011年、ヤンキースで3試合だけ登板したことのあるアンドリュー・ブラックマン(Andrew Brackman)も208cm。

その他

  • 6-9/ 206cm: マーク・ヘンドリクソン LHP (2002-2011)
  • 6-8/ 203cm: タイラー・グラスノー RHP (現役・レイズ)
  • 6-8/ 203cm: ローガン・オンドルーセック RHP (2010-2016)
  • 6-7/ 201cm: リッチー・セクソン 1B&LF (1997-2008)
  • 6-7/ 201cm: タイラー・メギル RHP (現役・メッツ)

 現役でいうと、メッツの2022年のオープニングを担ったタイラー・メギルが大きいなと思ったのですが、現在トミージョン手術のリハビリ中のレイズのタイラー・グラスノーの方が大きいことが判明。

 両右腕とも折れ曲がることなく、非常にかっこいい投げ方をしますね!

 野手で大きいのはリッチー・セクソンで201cm。主に投手の200cm超えが目立ちます。ひょっとしたら、野手でももっと大きい選手はいるかもしれませんが、調べたところ、彼らの名前をリストアップさせていただきました。

ショーン・ジェリとは

 ショーン・ジェリは1997年5月7日生まれ。ちょうど25才になったばかり。2018年アマチュア・ドラフトのジャイアンツの2巡目指名でプロ入り。大学はケンタッキー大学。

 ドラフト・イヤーの2018年にクラスAマイナスでプロデビュー。12試合に登板、SO9が9.3でBB9が1.7ですから、コントロールはかなりまとまっておりました。

 クラスA、クラスプラス、ダブルAで登板。3レベルをあわせてSO9が8.7、BB9が2.3とここでもまとまりを見せました。

 2021年はダブルAで開幕を迎え、トリプルAに昇格。ここでもある程度まとまりを見せていたものの、119イニングで被安打127と被安打数が多かったのが、改善の余地があるポイントでした。

 2022年はトリプルAでスタート。22.2イニングで27の被安打を浴びていたものの、昇格。下記は昇格直前のトリプルAでの投球。

 2022年5月6日のカージナルス戦では、7回の1イニングに登板し、11球で被安打0、BB0、SO1という内容でした。

 シンカーのベロシティーが最も速く、94.2mphという平均が出ております。その他、チェンジアップが87mph、スライダーが84.8mphです。

 身長が190cm以上あるメジャー・リーガーでもこれでは見上げるような目線になってしまいますので、今後の活躍が楽しみでもあります。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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