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【MLB2019】ホワイトソックスのヨアン・モンカダが進化!ついに大ブレークしそう

”キューバの至宝”がついに覚醒か!

現地2019年4月5日、ホワイトソックスはマリナーズと対戦。一つ前の記事で菊池投手について書かせていただきましたが(リンク)、今回はその裏のホワイトソックス側のトピックになります。

勝負強さを発揮し、4RBI

ホワイトソックスがマリナーズに10-8のスコアで勝利したこのゲームで、大活躍したのがヨアン・モンカダ(23才)。

5番3Bでスタメン出場したヨアン・モンカダは第1打席にスリーベースヒット(2打点)、第4打席に2点タイムリー・シングルを放ち、4打数2安打4打点を上げました。

非常に勝負強いバッティングを披露しています。

かつてキューバの至宝と呼ばれていた

ヨアン・モンカダは2014年7月にキューバから亡命。当時はアメリカとキューバ間に国交がなかったため、様々な規制を克服して2015年2月にレッドソックスと契約を結びました。

デビュー・イヤーは2016年。レッドソックス在籍時です。

しかし、その年の12月にレッドソックスがクリス・セールを獲得したトレードでマイケル・コペックとともにホワイソックスへ移籍。

2017年は54試合に出場、本格的にゲームに出るようになったのは2018シーズンからです。

2018年は三振数NO.1

149試合に出場したモンカダは打点61、HR17本と得点力においてはいい結果を出しながらも、打率は.235でポテンシャルに比べて不確実性が高いものでした。

そして何より三振数が217を数え、これは両リーグ通じてトップという不名誉な結果も出しておりました。

どんな分野でも失敗から学ぶということが成長を促進する要素と言われますが、ヨアン・モンカダは前年の経験を糧として今季に臨んだと思われます。

そして下記の赤文字のようなよい数字を出し、好スタートを切っております。

2018年はエラーも多かった

ついでに書きますと、2018年はエラーも多かったです。”Error Comitted as 2B”というセカンドとしてエラーは21を数え、2位のグレイバー・トーレスの12を大きく離しておりました。

もともとはキューバにおいて花形であるSSをこなしていた選手なので、意外な結果でもあったのですが、この辺も修正してきております。

2019年は3Bに配置換えとなり、ここまでのところエラーは1個だけ。MLBの2Bは守備位置が極端にシフトしますので、非常に難しいポジションですが、今季はもともとやっていたSSと同じ体の使い方になりますので、前年のようなことにはならないと思います。

ただ、動き自体は同じキューバ出身のホセ・イグレシアスを彷彿とさせるクリエイティブな動きを見せてくれていました。

2019年のここまでのランキング

現地2019年4月5日までのヨアン・モンカダは6試合に出場、24打数11安打。打率.458、OBP.519、SLG.875。HRは2本で打点が10。

打率.458はア・リーグ1位、打点10はア・リーグ2位タイ、OPS 1.394はトラウトの1.348を抑えてトップです。

スイッチヒッターの特徴も活かし、確立性も上げております。

相手投手にとって厄介な存在になりそうです。

どこまで成績を伸ばすか、非常に楽しみです。

お読みいただき、ありがとうございました。

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