スポンサーリンク

【サラリーの差は3倍!】ドジャース&レイズの2020ワールドシリーズの7つの楽しみ!サプライスでワンダー・フランコがくるか?

いよいよワールドシリーズが開幕

 現地2020年10月20日、日本時間21日朝9:08プレーボールでいよいよ2020年のワールドシリーズが開幕します。

 ドジャース、レイズともにLCSで最終戦のGame7まで戦い、双方ともに完全にチューンナップされた最終形での戦いは魅力満載です。ちょっとした楽しみをいくつか披露させてください。

【1】キアマイアー、ベリンジャーの怪我はOK!

 まず気になるのはレイズのケビン・キアマイアー、ドジャースのコディー・ベリンジャーの怪我の具合です。

 ケビン・キアマイアーはALCS Game3でアストロズのエノリ・パレデスから手首に死球を受け、離脱。

 骨折が心配されましたが、その日のうちにX線検査をして骨に異常がないことが確認されました。しかし、ケビン・キアマイアーはGame4からGame6までベンチに。その間、レイズは3連敗を喫したのでした。

 NLCS Game7ではかなり無理した感はありましたが、先発出場。今ワールドシリーズ前日の情報では「大丈夫」との力強い返事も返ってきていますので、万全ではないもののゲームに出てくれそうです。

 ドジャースのコディー・ベリンジャーはNLCS Game7で勝ち越しHRを放ったあと、キケ・ヘルナンデスと肘を強く合わせたセレブレーションで、なんと肩を脱臼。顔を歪めてトレーナー室に一目散に駆け込む姿がカメラに捉えられました。

 行き過ぎたセレブレーションもMLBではありがち。2019年、ツインズのミゲル・サノなどはスプリング・トレーニングを直前に控える中、ドミニカ・ウィンターリーグで優勝したセレブレーションで右かかとに裂傷を負い、5月までゲームに出られないという事態もあったほどです。

 ベリンジャーは過去に3、4度脱臼した経験があることから、今回もすぐに処置したので「問題なし」と力強くコメントしています。言葉どおりであることを祈るばかりです。

 よって、野手の柱のような二人はそろってゲームに出そうです。やれやれですね。彼らのパフェーマンスがそのままなら、いいゲームになりそうですね。

【2】カーショウの出来

 やはりGame1でタイラー・グラスノーと投げ合うこととなったクレイトン・カーショウがどういう投球を見せるのか?も注目したいところです。

 レイズのランディー・アロウザリナはどうも抜くボールに弱い面も見せていますから、カーショウのカーブがどこまで機能するか見ものです。あとはアロウザリナ前後にもカーショウがどういう投球をするのか、ドジャースが1988年以来のワールドシリーズ・チャンプに輝くにはカーショウの投球が鍵を握りそうです。

【3】ダスティン・メイをどう起用する?

 NLCS Game5で先発し、2イニングを投げたダスティン・メイをロバーツ監督は大事なGame7でも起用しました。メイの信頼感が非常に厚いことが伺えますが、先発が決まっていないGame2で同じような起用をしてくるのか?も注目したいところです。

【4】レイズ打線VSドジャース投手陣

 おそらくドジャース打線はレイズ投手陣に対して、なんとか対応するでしょう。やはりランディー・アロウザリナを含んだレイズ打線に対してドジャース投手陣がどのような投球を見せるのか、こちらが非常に注目したいところです。

【5】サラリー3倍差対決

 ドジャースは資金が潤沢なのはよく知られていることであり、レイズはお金がないことでも知られています。

 レイズの贅沢税上で計上されるサラリー総額は、27位、あるいは28位というところです。一方のドジャースの総額は2位、あるいは3位の金額。

2020用37%サラリーの総額

 どのくらい違うかですが、フルサラリーを37%で調整した支払額で比較すると、ドジャースが$94.5Mに対して、レイズは$28.8M。その差は$65.7Mで、ざっと3倍以上の差です。この金額は調整された(=2020年用のフルサラリーの37%という意味)30manロスターの合計額にサイニング・ボーナスなどを加えたものです。

CB TAX(贅沢税)上のサラリーの計算

 贅沢税上のサラリーでは、ドジャースが$225.5Mで基準額の$208Mを大きく上回っているのに対して、レイズは$93.7M。こちらも倍以上違います。贅沢税の計算は仕払額ではなく、各選手の契約額を年平均で割った金額になるので支払額とは差が出ます。また、計算はフルサラリーで考慮します。

 レイズがどれだけレバレッジを効かせるのか、見ものですね。

【6】ワンダー・フランコはロスターに入るか?

 まもなくロスターが出ますが、今季のトッププロスペクト・ランキング1位のワンダー・フランコがワールドシリーズ用のホーム・ジャージをSNSに投稿。波紋が広がっています。もしも彼が出るなら、またしてもレイズはサプライスですね。

 投稿が自主的なもので、もしも首脳陣がサプライズを考えていて極秘事項だったとしたら、「何を投稿してくれたんだ!」となりますし、首脳陣が投稿をけしかけたとしたら、これはこれですごい情報戦ですね。いずれにしてもロスターの結果が早く知りたいところです。

【7】筒香選手

 ポストシーズンではなかなか使ってもらっていない筒香選手がワールドシリーズを結果を出すのか?これも楽しみですね。ただ、レイズがもしもワンダー・フランコを入れたなら、誰を落とすか?ですね。筒香選手でないことを祈ります。

 また、大きな舞台に強い筒香選手はぜひともワールドシリーズに出てもらいたいですね。

 以上、7つほど楽しみを挙げてみました。ビューラー、モートンの出来も気になりますが、大きなところでは以上でしょうか。

 お読みいただき、ありがとうございました。

コメント

スポンサーリンク

NEW

【MLB2025】大谷が5回ノーヒッター&50号HR!しかし、ドジャースは勝ちゲームを落とす
【MLB2025】フィリーズ、ドジャースとの死闘を制し、NLイースト2連覇を達成!
【MLB2025】カル・ロリーがミッキー・マントルに並ぶ54号HR!マリナーズはAL西地区単独首位へ
【MLB2025】大谷が49号!ドジャースはカーショウの初回の4失点を跳ね返して勝利
【MLB2025】タイガースのタリク・スクーバルとハビアー・バイエスの怪我の状態
【MLB2025】ウォーカー・ビューラーがフィリーズ移籍後初登板!失点傾向をケアして勝利投手に
【MLB2025】アロルディス・チャップマンの無安打記録に終止符を打ったのはシェー・ランゲリアス!
【MLB2025】レッドソックスのコナリー・アーリーが5回、11奪三振の衝撃デビュー!
【MLB2025】ドジャース、今度はコンバインド・ノーヒッターを逃すも、大きな勝利を上げる
【MLB2025】スレイド・セコーニが7回までノーヒッター!ロッキオの守備も光り、ガーディアンズがWCレースでKCを抜く!
【MLB2025】大谷が今季12本目のリードオフを含む47、48号のマルチHR!ドジャースは連敗ストップ
【MLB2025】山本が9回2アウトまでノーヒットノーラン!しかし、ドジャースは大惨事に!
【MLB2025】大谷が緊急で先発!100mph超えを連発するも、ドジャースはまたけが人が出てサヨナラ負け
【MLB2025】NLサイ・ヤングへ! ポール・スキーンズがドジャースを圧倒!ERAは1.98に!
【MLB2025】レッドソックス、試練の終盤戦へ!ローマン・アンソニーが腹斜筋を傷めてIL入り
【MLB2025】ジャイアンツ vs ロッキーズ戦でデバースの一発を巡り、ベンチクリアー!
【MLB2025】大谷、プロスペクトのババ・チャンドラーから強烈な一発(46号)!しかし、ドジャースは敗戦!
【MLB2025】パドレスのスーパー・ブルペン、ジェイソン・アダムが左足大腿四頭筋を傷めて離脱へ
【MLB移籍2025】フィリーズ、ウォーカー・ビューラーをマイナー契約で獲得!
【MLB2025】センセーショナルな活躍を見せるA’sのニック・カーツが右腹斜筋を傷める
【MLB2025】レッドソックス、アロルディス・チャップマンとの延長契約(2026)に合意
【MLB2025】レッドソックスのペイトン・トールが鮮烈デビュー!P・スキーンズとの投げ合いで好投!
【MLB2025】レッドソックス、ウォーカー・ビューラーをリリースへ
【MLB2025】カイル・シュワーバーが1試合4HR!HR数は49となり、NL単独トップに
【MLB2025】ブルワーズのクローザー、トレバー・メギルが屈筋腱を傷めてILへ
【MLB2025】大谷が移籍後初勝利!ドジャースは計19奪三振の大記録を打ち立てる!
【MLB2025】ネイサン・イオバルディがローテーター・カフを傷めてシーズン・エンドの見通し!
【MLB2025】エンゼルス、ジェイコブ・デグロム先発のレンジャーズに4-0でシャットアウト勝利
【MLB2025】ザック・ウィーラー、胸郭出口症候群(TOS)と診断される!手術必至で2025年のシーズン・エンドが濃厚
【MLB2025】ドジャース、フリーマンの2発と大谷の45号でパドレスに快勝!山本が11勝目をマーク
タイトルとURLをコピーしました