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【MLB2021】レイズ、ALイースト2連覇!

おめでとう

 現地2021年9月25日のこととなり、1日遅れとなりましたが、タンパベイ・レイズが、ア・リーグ東地区2連覇を達成しました。

 おめでとうございます!

 25日、レイズはマイアミ・マーリンズとのフロリダ・ダービー中。この日はマイアミがサンディー・アルカンタラの先発ゲーム。リードを許す展開となりましたが、中盤に逆転。その後は失点しては得点を繰り返し、結局は7-3で勝利。

  25日時点で2位だったレッドソックスが3位のヤンキースに連敗したことから、レイズのマジックが昇華。2年連続のアメリカン・リーグ東地区の制覇が決まりました。

100勝も目前!

 1日が経過して、現地2021年9月26日のゲームを終えて、レイズは97勝59敗。この勝利数はア・リーグでトップです。両リーグを合わせれば、ナ・リーグ西地区のジャイアンツが102勝、ドジャースが100勝をマークしている関係で、この2クラブには及びませんが、それでも3位。

 すごいクラブですね!

 レイズの素晴らしさに関しては、編成トップのエリック・ニーアンダーGMの昇格の際の記事に詳細を記載しています。

故障者続出の中、ALイーストを独走

 レイズの魅力の一つは少資本ながら、素晴らしい結果を出している点はすでに周知の事実です。今季は特に投手陣がけが人のオンパレード。

 オールスターにも出場したアンドリュー・キットリッジもILに入りました。

  • タイラー・グラスノー: 60 Day IL (トミー・ジョン手術で21年は終了)
  • ニック・アンダーソン: 60 Day IL(肘痛。ルーキーLでリハビリ→9/12に復帰)
  • ヨニー・チリノス:60 Day IL(トミー・ジョンリ手術のハビリ中:21年は終了)
  • オリバー・ドレイク:60Day IL(肘痛に加え、首、背中痛→マイナーでのリハビリ予定)
  • コリン・ポシェ:60 Day IL(トミー・ジョンリ手術のハビリ中:21年は終了)
  • コディー・リード: 60 Day IL(胸郭出口症候群の手術:21年は終了)
  • チャズ・ロー:60 Day IL (右肩手術:21年は終了)
  • ジェフリー・スプリングス: 60 Day IL (膝の手術)
  • DJ・ ジョンソン: 60 Day IL (右肩痛で21年は終了)
  • クリス・アーチャー: 60 Day IL (腰の怪我で21年は終了)
  • アンドリュー・キットリッジ: 9/18から10 Day IL (首痛)。復帰予定。
  • ライアン・トンプソン: 60 Day IL (右肩痛。胸郭出口症候群で21年は終了)。

 ローテーションのタイラー・グラスノーの怪我は痛かったはずです。それにブルペンのキーマンであったヨニー・チリノスがトミー・ジョン手術に。2020年のポストシーズンにも活躍したブルペンがごっそりいなくなったような状態。 

 それにも関わらず、100勝が目前。

セーブポイントを上げた投手が14名

 なおかつ、レイズはトレードデッドラインでディエゴ・カスティーヨをマリナーズへトレード。さらに好調な前半戦を支えていたリッチ・ヒルもメッツへトレード。

 けが人に加え、主力投手も放出とは本当に驚きです。これでよくAL東地区を独走できたなと思います。

 当然、代わりの投手を起用していったわけですが、選手の新陳代謝がすごかったですね。

 移籍前のディエゴ・カスティーヨも含め、今季は14名がセーブを上げ、そして15名が先発のマウンドを踏みました。

プロスペクトも台頭

 驚かせたのは、投手起用だけではありません。現地2021年5月21日(金)には、SSのウィリー・アダムスをブルワーズにトレード。ファイヤライゼンを獲得したとは言え、これは驚きでしたね。

 もっとも、これにはデビューを控えたNO.1プロスペクトのワンダー・フランコの昇格という背景もありました。それにしてもポストシーズンも経験したSSを出すとは思い切りましたね。

 そのワンダー・フランコは昇格後、守備、打撃、走塁とさすがの活躍を見せ、打率.287、OBP .350、SLG .476と活躍。ワンダー・フランコは9月に入り、ハムスリトングスを傷め、10Day ILに入りましたが24日に復帰しています。

 もう名前の知れ渡ったランディー・アロウザリナはROY候補。ワンダー・フランコの前には、テイラー・ウォールズもSSで起用。

 投手のプロスペクトでは昨シーズンのポストシーズンでデビューしたシェーン・マクラナハンが安定した投球で、すでに10勝をマーク。

 東京五輪で投げたシェーン・バズも9月に昇格しました。

移籍組も機能

 数え上げるとキリがないくらいですが、移籍組ではフランシスコ・メヒアも機能。さらにマイケル・ワカ、コリン・マクヒュー、ルイス・パティーニョも。

5月に11連勝

 そして5月1日にはALイーストの最下位だったのが、11連勝を成し遂げ、5月24日には首位に。

 また8月の9連勝も大きかったですね。

 このまま行けば、ポストシーズンはア・リーグのトップシードです。ということはALDSではワイルドカードの勝者と対戦。東地区のチームを相手にするのか、それとも西海岸のチームを相手にするのか。 

 ポストシーズンが楽しみですね。

 なお、筆者はここ数年、監督のアイデアを具現化すべく、大車輪で働いてきた左腕のライアン・ヤーブローに大きな拍手を贈りたいです。

 あと、マイク・ズニーノ、ケビン・キアマイアー、ジョーイ・ウェンドルはレイズを支える大きな柱でもありましたね。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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