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ノア・シンダーガード、トライベッカの高級物件の家賃の支払いを拒否。未払いで訴えられる

トミー・ジョン&パンデミック

 こちらはESPNの情報からです。メッツのローテーション右腕で、剛球でおなじみの”Thor(ソー)”こと、ノア・シンダーガード(Noah Syndergaard)に、プライベートでトラブルが発生。

 シーズン用に借りていた物件の家賃を滞納。未払でニューヨークの不動産会社に訴えられました。

 ノア・シンダーガードはツイッターでその経緯を説明。同時に、「法廷でな!」と戦う気満々です。

 なお、念の為の情報として、シンダーガードは支払いに窮して家賃未払いとなったのではありません。高給取りですからね。特殊事情が重なったがゆえに、物件を満足に使うことが出来ずに支払いを拒否しているという問題です。

トライベッカの物件

 ノア・シンダーガードが借りていたのはニューヨークのロウワー・マンハッタンにあるトライベッカというおしゃれな地域にある物件。Tribecaは“Triangle below Canal Street”の頭文字をとってそう呼ばれています。やはりMLBプレーヤーともなるといいところを抑えるものですね。

 位置的には有名なところではSOHO、世界貿易センタービル跡、バッテリー・パークなどがある当たりです。

家賃K/月

 ノア・シンダーガードが借りていたのは月額$27Kのペントハウス。$25Kという報道もありますが、日本円にしてざっと270万円から290万円。月額です!

 この物件を2020年3月から11月まで契約。おそらくシーズン用にと思い、手をつけたのでしょう。

債務不履行で

 不動産会社から訴えられたのは最低でも$250Kの契約不履行。これは一月分の家賃です。3月から借りていて、その間家賃未払いであれば2ヶ月分の$500K、約538万円には達すると思われます。

シンダーガードは一歩も足を踏み入れていない

 ノア・シンダーガードが不動産会社の訴えに対して怒り心頭なのは、まだ一歩も足を踏み入れていないという点。それなのに、なんで$500K も払わないといけないのだ!と怒っています。

 ツッコミどころは後述するとして、シンダーガードが予期せぬトラブルに見舞われたのも確かです。

(その1)トミー・ジョン手術決定

 ノア・シンダーガードがついていなかったのはまず3月26日にトミー・ジョン手術を行う事態になったこと。これは物件契約時には想定していなかったことでしょう。3月から借りているということは、通常であればフロリダから引き上げて、3月26日の開幕から使える状態にしたいという意図があったのでしょう。3月中はロードが多いとは思うのですが。

 シンダーガードは術後もフロリダでリハビリを行い、ニューヨークに帰っていません。

(その2)コロナパンデミックでロックダウン

 ノア・シンダーガードが見舞われた予期せぬトラブルの2点目はコロナパンデミックによるニューヨーク州のロックダウン。

 肘痛で苦しみ、トミー・ジョン手術に踏み切るかどうかを悩んでいた頃、ニューヨーク州は大変な事態になっていました。

 3月1日に州内で初の感染者が出て以降、そこからはあっと言う間に感染が拡大。20日後の22日には自宅待機令(ロックダウン)が実施されました。

 ニューヨークからフロリダやハワイなどへ移動しようという人がいても、フロリダからニューヨークのマンハッタンに帰る人などいませんでした。

 ノア・シンダーガードは帰りたくても帰れない事情が出来てしまったのです。

 よって、まだ一歩も足を踏み入れていないんだよ!と激怒する気持ちもわかります。

たぶん負ける

 ノア・シンダーガードは上述の通り、法廷で争う気満々。弁護士も彼の主張をしっかりとアシストすると発表。

 しかし、彼は法廷に立つことはなく、示談になるのではないかと思います。おそらく負けるからです。

リ・レント可の通知をしたと言っても 

 シンダーガードは不動産会社に物件を貸していいよと連絡もしたと主張しています。しかし、こんなロックダウンの時期に借り手がつくわけがなく、その意思が契約解除なのかどうかも非常に曖昧。

 もしもこんな一言で物件の権利が移動するならシンダーガードは自分がくつろいでいる間に、第三者が入ってきて出ていけと言われても文句は言えない。

 事情は事情。契約をしているということは自分が安心して暮らせる権利が守られるということでもあるわけですから、法廷に立った場合、彼は分が悪いと言わざるを得ない。契約期間分はどういう事情であろうとも払うことが当たり前。

特殊事情ゆえに主張してもいいとは思う

 こういったパンデミックという特殊な事情もありますから、支払いに納得がいかないのであれば、費用の減額ということで不動産会社と交渉するべき。不動産会社にも事情があるなら、シンダーガードにも十分な事情があります。これは正当に主張していいと思います。金持ちとは言え、額が額だけに悔しいのは当たり前。

 ただ、契約とは?というのをちゃんと考えてもらいたいですね。

 第三者が本人にしかわからないプライベートな事情を評価するのはよくないことですが、伝わってくる情報だけから推察すると、ちょっと考え方が横暴と言わざるを得ないです。

 なお、ノア・シンダーガードの2020年のサラリーは$9.7Mです。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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