レッズ、ワイルドカードに入れるか!?
ナ・リーグのワイルドカード争いが熾烈なことになっております!!
現地2025年9月25日、ワイルドカードNO.3スポット入りを目指すシンシナティ・レッズがパイレーツとの最終戦に臨みました。
パイレーツ戦で連敗
9月18日からのカブスとの4ゲームシリーズをスウィープしたレッズは9月21日を終えた時点でワイルドカードのNO.3スポットに参戦。メッツとは80勝76敗同士でしたが、直接対決で4勝2敗とレッズが勝ち越しているので、タイブレーカーでレッズがNO.3スポットに。
ところが地元での23日から始まったパイレーツと最終シリーズのGm1では2-4と敗戦。24日のGm2もポール・スキーンズの前に8回まで0-2とリードを許し、8回と9回に1点ずつを返して同点に追いつき、さらに延長でも粘りを見せるも、最後は延長11回に力尽き、惜しくも3-4で敗戦。大事なシリーズで健闘はしていたものの、連敗していたのです。
Gm3の前の時点でDバックスとの勝率も混戦し、ご覧のような状況となっていました。
【NLワイルドカード争い】(現地2025年9月24日終了時点)
- カブス:89勝69敗 ←PS進出決定
- パドレス:87勝72敗 ←PS進出決定
- メッツ:81勝77敗
- Dバックス:80勝78敗
レッズ:80勝78敗
ニック・ロドロが快投!
そして迎えた現地2025年9月25日のGm3では、レッズ先発のニック・ロドロがまずやってくれました!ニック・ロドロはこの日、三振の山!7回途中まで(6..1 IP)、12個の三振を奪う力投を見せ、パイレーツ打線を完全に封じました。
ロドロは鼠径部に痛みを訴え、マウンドを降りましたが、これは早めの処置で大きな問題ではなさそうです。
打線は5回に先制
そのロドロの好投に打線も応え、5回裏にキーブライアン・へイエスが口火を切り、2本のタイムリーで2点を先制。2-0として試合を優位に進めます。
ロドロ降板の7回はグラハム・アッシュクラフトが残り2アウトを奪い、リードを継続。
しかし、8回表に3番手のトニー・サンティランが1アウト3塁からニック・ヨークの内野ゴロの間に1点を失い、2-1と詰め寄られます。
9回、ノエルビ・マルテがHRを強奪!
ゲームは2-1のまま9回表のパイレーツの攻撃に。レッズはクローザーのエミリオ・パガンがマウンドへ。
今季、復調したパガンはまずニック・ゴンザレスを95.8mphの4シームでRFフライに打ち取り1アウト。
つづくバッターはブライアン・レイノルズだったのですが、スプリットが決まらず、3ボール0ストライクとなったパガンは4球目の4シームをベルト付近に投げてしまいます。この失投にブライアン・レイノルズはフルスイングし、打球はRFのノエルビ・マルテのところへ。
打った瞬間、これは同点HRかと思いました。グレート・アメリカンはHRパークですし、これは入ると思いました。ところが打球はウォールを超えるかどうか微妙なところに落下しそうでした。
これをRFのノエルビ・マルテがドンピシャのタイミングでリーピング・キャッチ。すると打球はマルテのグラブの中に!このノエルビ・マルテのビッグ・プレーでレッズは同点を免れました。タイミングを間違っていれば完全にスタンドに消えていた打球だっただけに、このビッグ・プレーは大きかったですね。パガンはここでもやったか!と思った人も多かったと思います。
このプレーの後、パガンはアンドリュー・マッカっチェンにもRFに大きなフライを打たれるもこれはウォーニング・ゾーンで失速。マルテのグラブの中に収まりました。
レッズが最後に球際の強さを発揮して、この日は2-1で勝利。いい試合を見せてくれました。
レッズ、1ゲーム差
この日、メッツはカブスに8-5で勝利。Dバックスはドジャースに0-8で敗れ、ドジャースの地区優勝が決まりました。試合後のワイルドカードの状況はご覧の通り。
【NLワイルドカード争い】(現地2025年9月25日終了時点)
- カブス:89勝69敗 ←PS進出決定
- パドレス:87勝72敗 ←PS進出決定
- メッツ:82勝77敗
- レッズ:81勝78敗
- Dバックス:80勝79敗
メッツとの差は1.0ゲームです。
10日分の替え!
レッズは最後、ミルウォーキーに遠征し、ブルワーズとの3連戦が今季のファイナルです。メッツはマイアミとの3連戦で、Dバックスはパドレスとの3連戦。
パドレスは相手はカブスというのは決まっていますが、NO.1スポットに出る可能性があります
レッズはハードルの高いブルワーズが相手ですが、どういう戦いを見せるか、見ものですね。ちなみに今季はこの時点で3勝7敗で負け越しが決定しております。
テイト、さすが!
レッズの監督は今季からティトこと、テリー・フランコーナ。1年目でコンテンダー(上位争い)になるとはさすがの手腕ですね。
そのティトは、選手が10日分の着替えを用意するかどうか興味津津なようです。
ミルウォーキーへは3日間の遠征ですが、ワイルドカードNO.3スポットに収まれば、そのまま30日からドジャー・スタジアムでNLWCが始まり、ワイルドカードは勝率の悪い方はロードONLYで、今度ホームに帰ってくるのは10月6日のNLDS Gm3になります。よって、9月26日から10月6日までの最長10日間の着替えを用意している選手がどれだけ居るのか?知りたいようです。
お読みいただき、ありがとうございました。
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