大規模イベントはなんとか成功
現地2025年8月3日、前日に雨で水をさされた大規模イベントのスピードウェイ・クラシックがこの日、再開されました。
ピッチャー交代
1回裏、レッズが1点を先制し、1アウト、1、2塁でミゲル・アンドゥハーの打席から再開したこのゲームは、当然のことながら、ピッチャーを交代させて再開されました。
ブレーブスは右腕のハーストン・ウォルドレップ(Hurston Waldrep)、レッズがハーバード出身の左腕、ブレント・スーターです。
ブレーブスが2回に逆転
ハーストン・ウォルドレップが後続を断ち切り、2回表のブレーブスの攻撃は、2アウトから連打が続き、イーライ・ホワイトがLFへ3ランHRを放ち、ブレーブスが一気に逆転に成功。3-1とします。
しかし、レッズも2回裏に四球と犠牲フライで1点を返して2-3に。
イーライ・ホワイトが2HR!
その後、ゲームは膠着したまま7回表のブレーブスの攻撃に。ここでイニング先頭のイーラン・ホワイトが今度は左中間スタンドへ今季第6号HRを放って、ブレーブスが4-2とリードを拡大。
あわや同点HR
試合はそのまま9回裏に進み、レッズの最後の攻撃。ブレーブスのマウンドはライセル・イグレシアス。レッズは先頭のTJ・フリードルがCFへクリーン・ヒットを放って出塁。
つづくマット・マクレーンはライセル・イグレシアスの2球目のアウトハイへの 94.8mphの4シームに対応。打球はぐんぐん伸びて、ウォール超えか?というところまで飛びます。
これで同点2ランHRと思ったところが、打球はRFのイーライ・ホワイトのグラブをかすめ、ウォールのトップから跳ね返り、フィールドへ。これがシングルとなり、あわやの同点HRとはなりませんでした。
この後、レッズは後続が倒れて、4-2でブレーブスが勝利。記念すべき第1回のスピードウェイ・クラシックは幕を閉じました。
最後の最後で面白いアクシデントがあり、盛り上がりました。
HRでレーシング・カーが登場!
Eli White's long ball set the Home Run Car in motion! #SpeedwayClassic https://t.co/SxY76aV4nK pic.twitter.com/lHCKJ5awaq
— MLB (@MLB) August 3, 2025
なかなか見ることがないのがHRを放ってレーンにレーシング・カーが走るシーンでもありました。
それにしてもこの日はイーライ・ホワイトがキーポイントになった試合でした。
観客レコード
発表された観客は91,032。これはMLBレコードとなっています。この日は平日ということもあり、スタンドに空席も目立ちましたが、前日からゲームは続いていますから、2日の間に入ったお客さんということになるのでしょう。
観客席を約半分潰してもこの入りよう。まさに大規模イベントでもありました。
お読みいただき、ありがとうございました。
コメント