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【MLB2023噂】ナショナルズの新オーナー候補の進捗

ナショナルズの売却先の進捗情報

 現地2022年10月20日時点の情報です。The Athleticをソースとした複数メディアの情報によれば、ワシントン・ナショナルズの新オーナー候補にNBAのワシントン・ウィザーズとNHLのワシントン・キャピタルズでオーナーを務めるテッド・レオンシス氏(Ted Leonsis)の名前が出ています。

ウィザーズ兼キャピタルズのオーナーが先行

 テッド・レオンシス氏は、現在、モニュメンタル・スポーツ&エンターテインメント(Monumental Sports & Entertainment)の創設者であり、会長兼CEO。そのほかにも、別の投資グループの創設メンバーの一人として映画製作や執筆活動にも勤しむ手広い実業家。もともとはアメリカ・オンライン(AOL)の幹部だった人です。

 ドジャースのオーナーなどもそうですが、複数の実業家でオーナー・グループというのをつくって多額の資金を集めて運用し、スポーツ・ビジネスを手掛けています。レオンシス氏の場合、それが、モニュメンタル・スポーツ&エンターテインメントというグループで、そのトップでもあります。

 そのレオンシス氏がすでにオーナー務めているプロ・スポーツ・クラブはこちら。

  • 【NBA】ワシントン・ウィザーズ
  • 【NHL】ワシントン・キャピタルズ
  • 【WNBA】ワシントン・ミスティックス

 レオンシス氏は過去にボルチモア・オリオールズの買収にも興味を持ったとも伝えられており、以前からMLBの球団のオーナーになる機会を探っていた模様。

 仮に、テッド・レオンシス氏がナショナルズのオーナーになったとすれば、北米4大スポーツのうち、NBA、NHL、MLBを押さえたということに。これでNFLのオーナーになれば北米4大スポーツ総なめということになります。

上には上がいる!

 なお、現時点で北米4大スポーツの複数のクラブでオーナーを務めるのは、スタン・クローク氏でNHLのコロラド・アバランチ、NFLのロサンゼルス・ラムズ、NBAのデンバー・ナゲッツを所有。さらにイングランド・プレミアリーグのアーセナル、MLS(アメリカのサッカー)のコロラド・ラピッズも所有しています。

現オーナー

 現オーナーであるラーナー一族は2022年初めにナショナルズを売却に出すと発表。15年にわたって運営し、2019年にはワールドシリーズ制覇を実現しました。それ以降、ナショナルズは各シーズンでプレーオフに進出することができず、そのコアとして働いた選手たちは、ほとんど移籍してしまいました。

 アンソニー・レンドンがそうですね。

 2021年のトレード・デッドラインではマックス・シャーザーとトレイ・ターナーをドジャースにトレード。

 さらに、2022シーズンには23歳のスーパースター、フアン・ソトまでもパドレスにトレード。これには驚かされました。

 ソト自身もナショナルズでキャリアを継続したいという意思を示していましたし、売却ビジネスの側面からもソトがいる方がクラブの価値は高まるので、置いておくだろうと思われていたにもかかわらず、実にあっさりと出しました。

新オーナー決定は年またぎの見込み

 レオンシス氏の名前は2022年9月当たりから出始めていて、現時点で先行しているのは間違いないものの、他にも候補がおり、ディール決定が差し迫っているわけではないようです。

 2022年12月に開催される恒例のウインターミーティングまでに合意出来れば、オーナーズ・ミーティングもありますので、そこで承認されるというのが一番きれいなスケジュール感となりますが、決定は年をまたぎ、2023年の割と早い時期になるではないか?とも見込まれています。

 なお、レオンシス氏のオーナー・グループには、他の億万長者も含まれる予定。グループ内の体制も着々と進んでいるようです。

 現オーナーが力を入れてクラブの編成を行うとは思えず、戦力の充実を図る意味では早めに決まることがナショナルズにとってよさそうです。

 なお、新オーナー候補のレオンシス氏は映画製作にも手を拡げていると上述しましたが、SnagFilmsという映画会社を設立しています。自社で制作している作品や他で作られた作品をオンラインで配給したりしています。自社で手掛けた作品の中に”Nanking”があることから、どういう人物かを知るにはこれで少しは推察できます。残念な面もあるということで。だからと言ってそれは1つの事実だけですから、人格はどうか、わかりません。気になる方は色々とお調べになってください。

 ベースボール・ビジネスはお金がかかり、豊富な資金を持っているクラブが有利になるという事実はあります。厳しい現実ですね。ナショナルズにはスティーブン・ストラスバーグがまだ残っていますし、ソトとのトレードで獲得した素晴らしい才能のあるプロスペクト達も多数います。彼らが最高のプレーができるよう出来れば選手や現場のコーチ陣に愛情のあるオーナーに決まって欲しいと願うばかりです。

 また、今度は同じくオーナーが代わる予定のエンゼルスの情報も調べて行きたいと思います。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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