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【MLB2022噂】ジェイコブ・デグロムの復帰時期(追記あり)とシーズン前のオプトアウト公言

復帰が待ち望まれるデグロム

 後半戦に向けての話題です。

 今季まだ投げていないメッツのジェイコブ・デグロム。ちょうどメッツの後半戦が始まるタイミングなので現時点のデグロムの状況を記しておこうと思います。

復帰は7月終わりから8月初旬

 現地2022年7月21日時点の最新情報です。

 ジェイコブ・デグロムは現地21日にシム・ゲーム(=シミュレーション・ゲームのこと。日本で言うシート打撃のような感じ)に登板。60球も投じました。登板後、レポーター陣に感想を聞かれてデグロムは”felt good”と応え、いい感触を得たようです。これはいいニュースとなりました。

実はその前に軽い肩痛があった

 この日の出来を見て関係者は「良かった!」とほっと胸をなでおろしていることでしょう。

 というのも実はデグロムはこのシム・ゲームの登板を延期していたからです。本来なら現地2022年7月19日(火)に登板する予定だったのですが、直前になって肩に”mild soreness”「軽い痛み」感じ、21日(木)に延期されていたのです。

 非常にセンシティブな箇所ゆえに場合によっては21日(木)の登板も流れるかもしれないとの懸念もありました。もしもまだ肩痛が残ってこのリハビリ登板が流れれば、復帰時期がまた見えなくなってしまうという状況だったのです。

 それゆえ、60球も投じて降板後の状態も良かったということなので、次のリハビリのステップへ移行できることになりました。

 順調に行けば、デグロムは7月終わりに復帰、少しゆとりを持てば8月はじめには復帰できそうというのが現地2022年7月22日時点での最新情報です。

21シーズンの離脱から22シーズン前半までの流れ

 ジェイコブ・デグロムが最後のマウンドに立ったのは2021年7月7日。

 離脱当初は右前腕部にハリということで肘のトラブルでした。この前腕部という箇所は投手にとって非常にやばい箇所で、トミー・ジョン手術にかかる投手が最初に違和感を覚える箇所でもあります。

 ちなみにデグロムはすでにトミー・ジョン手術を経験済みで、2010年10月に手術し、2012年5月7日に復帰しております。

肘は一旦は完治

 その後ですが、2022年のスプリングトレーニングまで話が飛びます。肘は順調に回復。

 このオフはMLB全体の動きとしてCBAの更新でロックアウトとなりましたが、デグロムはロックアウト解除直後の2022年3月14日にはブルペン・セッションを開始。仕上がりも順調で、この時期に今季からメッツの新監督に就任したバック・ショーウォルターも早々とデグロムを開幕投手に指名したほど。

 その後も快調で3月22日にはグレープ・フルーツ・リーグに登板。4シームは97-98mphをヒットしました。

今度は肩甲骨周辺

 ところが、現地2022年3月31日に右肩の後ろに痛みを発症。これでオープニング・ゲームでの先発も無くなりました。そして開幕後の4月半ばにMRIを撮影。右肩甲骨を傷めていることが判明しました。

 その後は治療に専念。6月に入り、ブルペン・セッションを開始。6月半ばにはシム・ゲームにも登板し、実戦モードの段階に。

 7月に入り、シングルAで登板。7月半ばになり、ついにトリプルAのゲームに登板するまでに至っていました。

 そして仕上げの段階で、上述の通り、右肩に軽い痛みを発症し、シム・ゲームを延期するも、大事には至らず、60球も投げることが出来たという流れになります。

【追記】デグロム、MLB復帰予定は8/2

 シム・ゲーム登板後のデグロムの動きです。デグロムは現地24日にシティ・フィールドでシム・ゲームに似たセッションを行い、上々の出来。これにより、マイナーでのリハビリ登板が決定しました。

 そのマイナーでの登板ですが、現地2022年7月27日に実現。加藤剛将選手のいるトリプルA、シラキュース・メッツで登板。4イニング、67球を投じて被安打2、失点4、自責点4、BB3、SO6、被本塁打2という成績でした。

 数字としてはあまりよくありませんでした。特に2イニング目には30球を投じ、立ち上がりに苦戦したというところです。しかし、色々なことを試していたという登板でもありました。VTRでもおわかりの通り、スライダーの精度を絶賛確認中というようなシーンもありました。

 降板後も肩に問題はなく、これにより、バック・ショーウォルター監督はデグロムを現地2022年8月2日のナショナルズ戦の先発に起用する考えを明らかにしています。

 いよいよシーズンデビューです。

凄すぎた2021年離脱前のデグロム

 2020年のコロナ・パンデミックが一旦は収まり、162試合のレギュラーシーズンが戻ってきた2021年。ジェイコブ・デグロムの投球は異次元の出来でしたね。

 とにかく球速が速い。

 奪三振の数がすごい。

 ERAをはじめ、投球のクオリティーが高すぎる。

 いかんせん、2021年前半戦のメッツはあまりに打線が湿っていたので、一人奮起という状況でもありました。

 デグロムの復帰となると、このクオリティーをやはり想起してしまいます。またどんな投球を見せてくれるのか、本当に楽しみです。

 そんなデグロムですが、今季のスプリングトレーニング中に気になる発言がありました。

オプトアウトを実行する!

 それは2022年終了後にオプトアウトを実行するということ。

 デグロムの現契約は、現地2019年3月26日にエクステンションでサインした5年/$137.5M。この契約の中に、2022シーズン終了後にオプトアウトが入っていたのです。

 デグロムはもう今季が始まる前にこのオプトアウトを行使することを公言しています。

 オプトアウト行使の理由として伝えられているのは1つには、契約はビジネス面なのでそこはきちんと実行して自分の経済的な見返りは求めるという点。

 2つ目に言われているのは、これもビジネス面とも言えますが、現契約をさらにアップグレードしたいと思っている点。デグロムは現地2022年7月22日時点で34才です。現契約は2023年までで、2024年はクラブ・オプションで$32.5Mでデグロムが36才のシーズンです。年齢のことを考えるとそういう考えにもなりますね。

 デグロムがメッツにいたいのかどうかと言えば、どちらかと言えば「いたい」という方が勝っているように思います(ここは推測です。すみません)。なぜなら、デグロムはメッツに対し、「優勝を狙えるクラブで(故障で)足を引っ張りたくない」とも発言しています。その点においてはメッツへの愛も感じます。

 ただ、上記の通りビジネスライクな面もあるので、仮にデグロムを獲得しようと目論んでいるクラブがあるならそれ相応に前向きに考えそうです。

トレードデッドラインへの影響も少しは

 ジェイコブ・デグロムがこのトレードデッドラインで動くことはまずあり得ません。ワールドシリーズ・チャンプを目指すなら、終盤戦に各クラブがへばってくる時期に、シャーザーとデグロムの強力なデュオが実現すればこんな強いことはないからです。

 ただ、オプトアウトするということに関しては敏感なクラブも出てきそうです。そうなるとデグロムとの交渉から逆算してトレードデッドラインの編成を考えるクラブも出てくるかもしれません。

 その意味でデグロムの動向はトレードデッドラインにインパクトは与えているとは思います。

 もっとも深読みしすぎかもれませんが、1つの視点として。

 まずはデグロムのシーズンデビューですね。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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