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【MLB2022FA】ジャイアンツ、右腕のアンソニー・デスクラファニーと3年36Mドルで再契約

【SFG】2021復調右腕と3年契約

 現地2021年11月22日、2021シーズンを大いに盛り上げてくれたサンフランシスコ・ジャイアンツが大きなディールをまとめ上げました。

 ローテーションの柱として特に前半戦を大いに牽引したアンソニー・デスクラファニー(Anthony DeSclafani)と3年で再契約です。

契約内容

 ディールは以下の合意内容となっています。現時点ではオプションなどは入っていない模様。

  • 3年/$36M(2022-2024)
    • $12M/年 x 3

2021年の契約

 ちなみに2021シーズンは以下の内容となっていました。

  • 1 year/$6M (2021)
    • パフォーマンス・ボーナス: $0.625M/ 140, 160, 180, 200 IP達成ごとに
      • 2021年は167.2イニングを達成。よって、$0.625M x 2 =$1.250M
    • サラリーとパフォーマンス・ボーナスの半分は繰延払い。
      • サラリー$3Mを $0.75Mずつ受け取り ( 1/15/22、 1/31/22、 2/15/22、 3/1/22の4回にわたり)+ボーナスの半分$0.625Mを4回で$0.156Mもそれぞれに加算

QOは提示されず

 アンソニー・デスクラファニーは今オフ、クオリファイング・オファーの有資格がありましたが、ジャイアンツからは提示されず。

 もっとも前年が$6Mだったので、$18.4Mはクラブ側としてはさすがにジャンプしすぎだと判断したのでしょう。

 それに現時点で31才という年齢を考えた場合、$12M x 3年は大きく上昇しすぎず、尚且つプレーヤー側にとっても34才までということなら、双方にとってはWIN-WINな内容に思えます。

 なお、アグレッシブなタイガースがアンソニー・デスクラファニーに関心を寄せていたため、それもマルチ・イヤー・ディールの後押しをしたと思われます。

前年1勝から13勝へ

 2020年は短縮シーズンとなり、両リーグを通じた最多勝がシェーン・ビーバーとダルビッシュ投手の8勝だったことから、投手は勝ち星がなかなかつかないシーズンではありました。

 レッズ最終年を9試合、7スタートで1勝2敗、ERA 7.22で終えたアンソニー・デスクラファニーにとって、あまりいいFAのスタートとはなりませんでした。

 しかし、ジャイアンツと1年で合意。2020年の成績がもう少し良ければマルチ・イヤー・ディールもあり得たとは思います。パフォーマンス・ボーナスでなんとか色とつけたという形になりました。

右肩大円筋が復調

 2020年の不調の原因はやはり怪我。右肩大円筋と言って、肩の後ろの筋肉を傷めていたことによるもの。フォームを知っている方なら、何か納得!という箇所かもしれませんね。

2021年も怪我はあったが6月に怒涛の白星 

 2021年も春先には、やはり右肩の疲れによる離脱もありヒヤッとしましたが、すぐに復帰しました。

 4月、5月は11試合に登板。4月は2勝ながら全5試合が素晴らしい出来で、4月26日のロッキーズ戦には3ヒッターのシャットアウト勝利をマーク。5月に肩の疲れが出て、5月23日のドジャース戦には10失点して大炎上したこともありましたが、悪かったのはその1試合のみ。

 そして勝ち星がついてまわってきたのが、6月。6月は5試合で4勝1敗。これがオールスター前まで続き、前半だけで自己最多の10勝をマークしました(10勝4敗)。

 後半戦に3勝しか勝てなかったのは足首の怪我によるもの。ちょうど入れ替わるようにしてローガン・ウェブが後半戦に大活躍したのでした。

 デスクラファニーも最終月の(9/10月)に6試合に登板し、ローテーションをしっかりと支えました。

怪我だけ

 アンソニー・デスクラファニーの場合はヘルシーであれば今季のような活躍を見せてくれそうです。なんとかコンディションを維持していいゲームメイクをしてもらいたいですね。

アレックス・ウッドもまもなく

 なお、ジャイアンツは左腕のアレックス・ウッドともまもなく合意となりそうです。

 着々と編成を仕上げて行っているザイディ社長でした。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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