スポンサーリンク

【MLB2022】元サイ・ヤング賞、ダラス・カイケルがDバックスからDFAに

カイケル、今季2度めのDFAに

 オールスターも終わり、現地2022年7月20日はMLBはオフ。出場した選手は疲れがとれるのだろうか?というくらい短いオフです。

 そう言えば移動が大変だったナショナルズのフアン・ソトはLAまでの道のりをチャーター機にて向かおうとしたものの、$440Mの延長契約を断ったがゆえに、クラブ側からチャーター機の手配を拒否され、通常便のフライトでダービー当日の夜中の1:30にLAに到着したことが話題になっていますね。

 ここまで情報が拡散されるのは意図的な感じもします。もう球団経営から手を引くには悪評もやむなし!とオーナーが考えている・・・どうかは定かではありませんが、ナッツにいたいと言っていたソトももう気持ちは別のクラブなのかもしれません・・・。

カイケル、Dバックスでも結果が出ず

 さて、MLBは21日から一部クラブで後半戦がスタート。全クラブの再開は22日からです。そして8月2日のトレードデッドラインに向けて、噂もいろいろ出ていますね。まずは現時点ではまだオフィシャルでは確定情報から。

 現地2022年7月20日、Dバックスはダラス・カイケルをDFAとしました。カイケルのDFAは今季2度め。さすがの元サイ・ヤング賞左腕も今季はかなり苦戦しています。

 ダラス・カイケルがホワイトソックスをDFAとなったのは、現地2022年5月28日。2日後の5月30日にリリースとなり、FAとなったカイケルは現地2022年6月7日にDバックスとマイナー契約を結びました。

2020年はERA1.99

 ダラス・カイケルは2019年12月にブレーブスをFAとなり、ホワイトソックスと3年/$55.5Mでサイン。

 コロナ・パンデミックで短縮シーズンとなったものの、2020年のダラス・カイケルは非常によかったのです。11試合に先発し、6勝2敗でERAは1.99。

 しかし、翌年の2021シーズンは32試合、30スタートで、162.0イニングを投げたものの、9勝9敗、ERA 5.28。もともと被安打の多い投手でしたが、この年にH9は10.5に。

 そして2022年、ホワイトソックスでは8試合に先発し、32.0イニングで2勝5敗、ERA7.88。H9は13.8に。BB9もキャリア最盛期では2点台だったのが5.6に。

Dバックスでは4試合で結論

 ホワイトソックスをDFA後、クリアー・ウェーバーとなり、FAとなったダラス・カイケルに手を差し伸べたのはDバックスでした。

 というのもDバックスの現ピッチング・コーチのブレント・ストロムは元アストロズのピッチング・コーチでカイケルをケアしていたコーチ。ストロムならカイケルをもう一度輝かせるかも!との期待があったからです。

 しかし、その期待も虚しくカイケルは4スタート、18.2イニングで、0勝2敗、ERA9.64とチームに貢献できませんでした。わずかですが、SO9は8.7と上がりましたが、H9は13.0。

 できればこのオールスターブレイク後の登板まで結論は待ってもらいたいとは思いましたが、さすがに内容が悪すぎました。

この後 

 ダラス・カイケルはこの後、ホワイトソックスからDFAはとなった後と同じプロセスを歩むことになりそうです。獲得したクラブはメジャー最低年俸の$0.7Mの日割りということに。

 34才、2015年に20勝8敗、232.0 IP、WHIP 1.017でサイ・ヤング賞を受賞。ゴールドグラブ賞5度のフィールディングの良さを誇る左腕が厳しい立場にたたされています。

 マイナー・ディールであっても獲得するクラブがあるかどうか、微妙です。

 もしも次の声がかからなければ、とにかく、体調なりを整えてリフレッシュしてもらいたいとは思います。

 お読みいただき、ありがとうございました。

コメント

スポンサーリンク

NEW

【MLB2025】エンゼルス、ジェイコブ・デグロム先発のレンジャーズに4-0でシャットアウト勝利
【MLB2025】ザック・ウィーラー、胸郭出口症候群(TOS)と診断される!手術必至で2025年のシーズン・エンドが濃厚
【MLB2025】ドジャース、フリーマンの2発と大谷の45号でパドレスに快勝!山本が11勝目をマーク
【MLB2025_8月】パドレスが盤石の試合運びで連勝して単独首位へ!ドジャースはたったの2安打
【MLB2025】ギャレット・クロシェが11Kで14勝目!レッドソックスは12得点!
【MLB2025】ブライアン・ベイヨーが7回スコアレス投球!レッドソックス、ヤンキースに1-0で勝利
【MLB2025】シェーン・ビーバー、TJから華麗に復帰!!6回9Kの快投を披露
【MLB2025】不全骨折(ヒビ)のまま強行出場を続けたカイル・タッカーが34日ぶりにHRを放ち、勝利に貢献!
【MLB2025】デバースがいなくなってもアンソニーが!レッドソックス、ブロンクスでの熱戦を制す
【MLB2025】ドジャースが悲惨な敗戦!ロッキーズに完敗。先発の大谷は打球が足に直撃して途中退場
【MLB2025】ドジャース、大谷の44号HR & A・コールの活躍でロッキーズに完勝!
【MLB2025_8月】ドジャースが底力を発揮してパドレスをスウィープ!直接対決の勝ち越しも決め、優位に立つ
【MLB2025】フィリーズのザック・ウィーラーが右肩付近の血栓のため、15 Days ILへ
【MLB2025】アストロズのジョシュ・ヘイダーは左肩関節包の捻挫と判明。しかし、PSでの復帰に意欲
【MLB2025_8月】PCAが復調の3安打!しかし、スピードが裏目に出るミスも出てカブスは敗戦
【MLB2025】ナショナルズ、ナサニエル・ロウをDFAに
【MLB2025】ブルワーズが12連勝を達成!8月は負け無し!(追記:14連勝でフィニッシュ)
【MLB2025_8月】大谷が5回のマウンドに上がるも、初勝利ならず!LAAは年間でLADをスウィープ!
【MLB2025】大谷が勝ち越しの43号!しかし、ドジャースはサヨナラで敗戦し、パドレスに並ばれる
【MLB2025】ドジャースのトニー・ゴンソリンが今季終了。インターナル・ブレース手術を実施
【MLB2025】ミルウォーキーが洪水被害に遭うも、ブルワーズは0-5から大逆転してメッツをスウィープ(今季2度目の9連勝)!
【MLB2025】大谷が40号HR!ドジャースはスネルも好投し、トロントに大勝!
【MLB2025】レッドソックスは9回に追いつくも、サヨナラ負け!隠し球も出たパドレスとのGm2
【MLB2025】カーショウとシャーザーのマッチアップはスキルが結集した好ゲームに!大谷、ムーキーが活躍してLADが勝利
【MLB2025】W・ビューラーが6回無失点と好投!吉田もHRを放ち、レッドソックスがパドレスとの初戦に勝利!
【MLB2025】マリナーズが首位と1.5ゲーム差に!しかし、1Bのジョシュ・ネイラーが左肩を傷める!
【MLB2025】レッドソックス、ローマン・アンソニーと8年/130Mドルで延長契約へ
【MLB2025】クイック投法で100mph!大谷が4回/8Kをマーク。打っては39号/メジャー1000安打達成
【MLB2025】ギャレット・クロシェ、9日の休養で凄みを増して13勝目!レッドソックスは7連勝!
【MLB2025】カイル・シュワーバーが大谷を抜く39、40号のマルチHR!
タイトルとURLをコピーしました