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【2025_ALDS_2】豪打よりも衝撃!トレイ・イェサベージがスプリッターの嵐で6回途中ノーヒッター、11K !

トロントはALCSへ王手!

 現地2025年10月5日のヤンキース@ブルージェイズのALDS Gm2はまたすごいゲームでした。前半戦は5回を終えてなんと12-0でブルージェイズが完璧な試合運び。しかもヤンキースがノーヒットだったのです。

 その後、ヤンキースはさすがに盛り返して終盤に7得点をマークし、ブルージェイズのセットアップまでのブルペンの弱さを露呈した形にもなりました。

 結果、ブルージェイズがあわやダブルスコアかという展開になったこのゲームのポイントをいくつか見てみたいと思います。

MLB Gameday: Yankees 7, Blue Jays 13 Final Score (10/05/2025)
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トレイ・イェサベージが5.1 IPでノーヒッター

 まずなんと言ってもブルージェイズ先発のトレイ・イェサベージ(Trey Yesavage)の見事な投球が光りました。

 22歳のルーキーは2024年のブルージェイズの1巡目指名。レギュラーシーズンでは9月15日にデビューし、たった2週間、3試合、14.0 IPでポストシーズンの2戦目の先発に抜擢されたというこの実力。シーズン中のERAは3.21でSOは16。恐ろしいのは50IPに満たないので来季もまだルーキー資格継続ということで、もう現時点で2026のROY最有力候補。

 とにかく光ったのはスプリッターでした。

スプリッターの嵐

 MLBのアメリカ・カナダの投手でこれほどスプリッターを投じる投手は久々に見る気がします。

 日本の投手はそれこそ野茂さん、佐々木主浩さん、今の千賀投手らがフォークの使い手として有名ですし、スプリッターですと岩隈投手、田中投手も投げていたと思いますし、大谷選手、佐々木朗希投手らの名前が上がり、アメリカの投手ですと、ケビン・ゴーズマン(TOR)、カービー・イェーツ(LAD)が現役では有名です。

 フォークとの違いは厳密にはわかりませんが、フォークは球速が遅く落差が大きいのに対し、スプリットはフォークよりも球速が速く、落差は比較的小さいのが特徴とされています。

 落ち方の度合いで行くとイェサベージのスプリッターはフォークと呼んでも良さそうなくらい激しく落下しています。ベロシティーは83-86mphと言ったところで結構球速があるのでスプリッターと呼んでいるのかもしれませんね。

InningNo. of SplitterNo. of SOSO by splitter
1833
2310
3432
4432
5711
6200
6.1 28117
ALDS Gm2 T・イェサベージのスプリッターと三振の数 (現地2025-10-05)

 イェサベージがALDS Gm2で投じたスプリッターの数ですが、78球中28球がそうで、約35%ほど。あと変化球はスライダーを投げました。2回にジャンカルロ・スタントンから奪った三振で投じた変化球はスライダーのみでした。

 11奪三振のうち7三振がウィニング・ショットしてスプリッターを投じた三振です。

 ヤンキース打線もお手上げといった形でした。特にコディー・ベリンジャーは合っていませんでしたね。

5.1 IPでノーヒット投球

 6回1アウトまで投じたトレイ・イェサベージはなんとノーヒット・ピッチング。5回表にジャズ・チザムが1Bへの強いゴロを放って出塁しましたが、これはヴラディーミル・ゲレロ・Jr.のエラーと記録され、ノーヒッターが継続しました。

記録

 この日のイェサベージが達成したことです。

  • ブルージェイズの投手によるポストシーズンでの奪三振数の新記録を樹立。これまでの記録は8で、デビッド・プライスが2回、フアン・グスマン(Juan Guzman)とデーブ・スティーブ(Dave Stieb)がそれぞれ3回ずつ。
  • イェサヴェージ(22歳69日)は、ポストシーズンで二桁三振を記録した投手としては史上2番目の若さ。最年少はジョン・キャンデラリアで1975年のNLCS Gm3で21歳335日で14三振を奪っています。
  • 4イニングで10三振を記録したのは、ポストシーズン史上最多タイ記録で、パトリック・コービンが2019年のNLCS Gm4で達成。

 降板時には割れんばかりのスタンディング・オーベーションでした。

TOR:15安打13得点

 今オフ、14年/$500M (2026-39)でサインしたブラディミール・ゲレロ・Jr.はもらいすぎとの批判を受けましたが、停滞気味だったキャリアが復活しました。

 この日もグランドスラムを含む、5-3、RBI 4をマーク。2日間の打率は.667。

 ブルージェイズ打線はアーニー・クレメントの先制HRを皮切りにドールトン・バーショウの2HRなど15安打13得点。打線はホットなままです。

M・フリード、力を発揮出来ず

 ヤンキース先発のマックス・フリードはワイルドカード・シリーズでの登板とこの日の登板を含めたERAが6.75。もともとポストシーズンは結構やらかしている投手なのですが、ポストシーズンのキャリア通算成績は2勝6敗、ERA 5.31に。

TOR:セットアップまでは課題

 この日のブルージェイズのブルペンですが、6回1アウトでイェサベージが降板してから8回までの1.2イニング、計5アウトをなんと5人の投手でリレーする羽目に。ジャスティン・ブルール(Justin Bruihl)が2失点、ブレイドン・フィッシャーが被安打1/スコアレス、エリック・ラウラーは被安打3/失点3、トミー・ナンスは被安打3/失点2、メイソン・フラハーティは0.1 IPをパーフェクト。

 8回のルイス・バーランドで落ち着いたというところです。バーランドまでのリレーに課題が残りました。

 最後はフィリーズにいたセランソニー・ドミンゲスがスコアレスで締め、ブルージェイズが13-7で勝利。ALCSへ王手をかけました。

 崖っぷちに立ったヤンキース。GM3はカルロス・ロドンが先発。キャム・シュリットラーの方がいいんでないの?とは思いますが、シュリットラーはGm4です。

 どうなるでしょうかね??

 お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

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