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【MLB2019年6月】フィリーズ@ブレーブスの3連戦はブレーブスが2勝1敗で勝ち越し!単独首位に

ナ・リーグ東地区首位攻防戦

現地2019年6月14日(金)から16日(日)にかけてサントラスト・パークで行われたフィリーズ@ブレーブスの首位攻防戦6月度はGame1とGame2は見応えがありましたね!

この2戦は非常に面白かったです。

父の日に行われたGame3はもうブレーブスが一方的に勝って面白みがありませんでしたが、さすがに首位攻防という素晴らしいシリーズでした。

Game1はブレーブスが9回に大逆転

ブレーブス・ファンにとってはGame1はしびれた戦いになりました。一方、フィリーズ側からすれば、勝ちゲームを落としました。

フィリーズは5回終了時点で5−1とリード。3回のハーパーの2ランHRが効きましたね。

ところがブレーブスは6回裏、フレディー・フリーマンのソロショットを皮切りに、じわりじわりと加点。フィリーズも終盤に3点を奪っていたのですが、8回のオジー・アルビーズとチャーリー・カルバーソンのタイムリーで奪った2点が効きました。

ブライアン・マッキャンが殊勲打

9回表を終了して8-6と2点差。ブレーブスは9回裏、先頭のダンスビー・スワンソンがヒットで出塁したものの、後続が倒れて2アウト。そこから四球と2連打で3点を奪い、サヨナラ勝利を納めました。

ベテラン、ブライアン・マッキャンがHRを含む5打数3安打、3打点と活躍。サヨナラヒットも放ちました。

フィリーズは先発のニック・ピベッタが7回途中4失点となんとかゲームメイクをするも逃げ切りに失敗。

BOX SCORE

Game2:フィリーズが逆転勝ち

15日に行われたGame2は、フィリーズはアーロン・ノラが先発。負けられないゲームでした。

一方、ブレーブス先発のショーン・ニューカムは好調な立ち上がりでしたが、3回にリアルミュートの放ったカムバッカーが後頭部を直撃。ヒヤッとしましたが、本人はケロッとして立ち上がったものの、大事をとって降板しました。

フィリーズが4回終了で4−2でリード。

ところが5回裏、アーロン・ノラがジョシュ・ドナルドソンに特大の3ランHRを許し、4−5と逆転を許す展開に。これでブレーブスの流れになりました。

L・ジャクソン、痛恨のバント処理ミス

9回表、1点を追うフィリーズは先頭のスコット・キンガリーがシングルで出塁。つづくショーン・ロドリゲスにベンチは送りバントのサイン。

これが見事に決まったのですが、このバント処理をこの回からマウントに上がったルーク・ジャクソンが一塁へ悪送球。それぞれランナーが進塁し、ノーアウト2・3塁に。

つづくバッターのシーザー・ヘルナンデスがシフトを引いていた三遊間をやぶるシングルを放ち2人が還って逆転。

最終回は前日に打たれたヘクター・ネリスが抑えました。

フィリーズが負けゲームを拾ったという試合で1勝1敗のタイに。

BOX SCORE

Game3はブレーブスが圧勝

16日のゲームはフィリーズ先発のビンス・ベラスケス、コール・アービン、リリーバーに移ったジェラッド・アイコフが大炎上。一方のブレーブスはマイク・フォルティネビッツが6回を被安打4と好投。

15-1でブレーブスが勝利しました。

BOX SCORE

【動画】Recap: ATL 15, PHI 1

J・ドナルドソン、13−7-6RBI-3HR

この3連戦、ブレーブスはジョシュ・ドナルドソンが大爆発。3戦を通じて毎試合HRを放ち、13打数7安打、6RBI、3HRという活躍です。

一方、フィリーズはブライズ・ハーパーが11打数2安打、3RBI、1HRと不発。

スコット・キンガリーが11打数7安打、3RBI、1HRと活躍したので、救われましたが、完全に対策をされていましたね。

ブレーブスがハーパーの対策をしっかりしていたのに対し、フィリーズはジョシュ・ドナルドソンに気持ちよく打たせていただけで対策が見受けられず。

アクーニャにも14打数7安打、2RBI、1HRと対策が見られませんでした。

ブレーブス vs フィリーズ 比較

2019年開幕から現地2019年6月16日までの両クラブの打撃、投手力、GAME結果に関する数字を比較してみました。

【打撃】シーズン通算スタッツ比較 (現地2019年6月16日まで)

フィリーズは打撃で圧倒していると思いきや、大間違い!ブレーブスに完敗です。ブレーブスの打率はドジャースより上です。その上はパドレスと「なんとか試合」を演じたロッキーズのみ。よく打っているんですね。

2019BravesPhillies
AV..265(NL-2位).243(NL-11位)
Runs386(NL-2位)346(NL-8位)
HR108(NL-5位)86(NL-12位)
【投手力】シーズン通算スタッツ比較 (現地2019年6月16日まで)

フィリーズは失点でわずかにリード。ブレーブスは与四球がナ・リーグワーストですが、投手力はほぼ互角のようなものですね。

2019BravesPhillies
ERA4.22 (NL-5位)4.50 (NL-8位)
Runs Allowed
(失点/ 少ない順)
347 (NL-8位)340 (NL-7位)
BB(与四球/少ない順)271(NL-15位)244 (NL-8位)
【試合結果等】その他シーズン勝敗比較 (現地2019年6月16日まで)

粘りの部分を見てみると、やはりブレーブスの方が粘り強いですね。逆に言うと、フィリーズはゲーム後半に不安があるということですね。ナイターとデーゲームのデータはブレーブスがなぜかナイトゲームによく勝っているので参考程度に上げました。

2019BravesPhillies
サヨナラ勝ち40
サヨナラ負け25
1点差ゲーム12勝8敗8勝7敗
延長戦6勝3敗2勝4敗
ナイトゲーム31勝24敗24勝23敗
デーゲーム11勝6敗15勝9敗

このライバル対決は前半戦は7月のオールスター前の7月2、3、4日にも組まれていますので、楽しみですね。

この3連戦を終えて、ブレーブスが42-30、フィリーズが39−32です。

なお、注目カードだったゆえ、この3連戦のサントラスト・パークは大盛況だったようです!

お読みいただき、ありがとうございました。

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