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【MLB2022】22年ぶり!パイレーツがドジャースをスイープ!

LADのカード・スイープは今季パイレーツが最初

 22年ぶりの出来事が起こりました!

 現地2022年6月1日、ドジャー・スタジアムで行われたピッツバーグ・パイレーツ @ ロサンゼルス・ドジャース戦で、パイレーツがドジャースに8-4で勝利。これにより、パイレーツは2000年9月4日から6日にかけてドジャー・スタジアムで行われた3ゲームシリーズ以来、実に22年ぶりにドジャースをスイープしたのでした。

4ゲームシリーズの3連勝はPHIが達成済み

 ドジャースをカード・スイープしたのは今季ではパイレーツが初めて。

 実はドジャースに3連勝というのであればフィリーズが今季5月12日から14日にかけてすでに達成済み。ただし、このシリーズは4ゲーム・シリーズでGame1から3まではフィリーズが3連勝したものの、Game4はドジャースがサヨナラ勝利を収めたので、厳密に行けば、カード・スイープとしては未達成。よって、パイレーツが今季初めてドジャースをスイープしたことになります。

302.3Mドル vs 74.6Mドル

 このゲームを終えた後の勝敗は、ドジャースが33勝17敗でナ・リーグ西地区1位。パイレーツは22勝27敗でナ・リーグ中地区3位。どう考えてもドジャースの方が強い訳です。

 さらに言うと、現地2022年4月7日のオープニング・デー時点での贅沢税上の40manロスターのサラリーの総額は、ドジャースの$302.3Mに対して、パイレーツはたったの$74.6M。実に4倍以上の格差がある中でのスイープだったのです。ドジャースはMLB NO.1の金額で、パイレーツは28位です。その下はオリオールズの$64.8M(29位)と、アスレチックスの$60.8M(30位)。ちなみにガーディアンズも低く、$90.2M(27位)。この4クラブが$100M以下でオープニングを迎えました。

 野球は、必ずしも強者が勝つとは限りませんが、プロの場合、やはりより多くの資金を投入したクラブの方が優位ですね。

Game3はホセ・キンタナが好投

 スイープとなった現地2022年6月1日のGame3はパイレーツ先発のホセ・キンタナが好投。ドジャース打線を相手に4.1イニングで被安打7を浴びたものの、2失点に抑えゲームメイクしました。

ロドルフォ・カストロが活躍

 打っては左手を負傷しジョシュ・バンミーターに代わって6回裏の守備から2Bに入ったロドルフォ・カストロ(Rodolfo Castro)が8回表にLFへ2ランHR、さらに9回にも2点タイムリーシングルを放ち、2打数2安打4RBIと活躍。チームの勝利に貢献しました。

 ロドルフォ・カストロは23才の右投げスイッチヒッター。2021年4月にデビュー済みの選手です。

 ちなみに筒香選手は腰を傷め、5月25日に10 Day ILに入っています。

Game2はケラーが好投、ウリアスを攻略

 なお、この前日の31日に行われたGame2ではパイレーツ先発のミッチ・ケラー(26才)がBB5を数えながらも、5イニングを被安打2、失点2で抑え、ゲームメイク。

 打線もドジャース先発のフリオ・ウリアスからマイケル・チャビス、トゥクピタ・マルカーノがHRを放つなどして奮闘。終始リードする形で終盤までもつれ、最後はウィル・クロウがドジャース打線を三者凡退に斬って取り、5-3で勝利。

Game1は9回に逆転!

 また、現地2022年5月30日のGame 1は、2回にトゥクピタ・マルカーノの3ランHRで先制。さらに、3回にもブライアン・レイノルズのソロHRで追加点。4-0でリードします。

 パイレーツ投手陣は中盤の5回と6回に計3本のソロHRを打たれ、一旦は4-3と1点差まで詰め寄られます。さらに8回裏には2本の二塁打などでついに4-5と逆転を許す展開に。

 しかし、9回表、パイレーツはクレイグ・キンブレルから四球、ワイルドピッチ、タイムリー・シングルなどですぐに5-5の同点に追いつくと、最後は1B、フレディー・フリーマンのエラーで6-5と勝ち越しに成功。そのリードを8回からマウンドに上がったデービッド・べドナーがドジャースの最後の攻撃を抑え、ゲームセット。

 初戦のこの勝利でパイレーツに勢いが出ました。

 パイレーツは今季、5月9日から11日までの3連戦も2勝1敗でシリーズ勝ち越しに成功。しかし、これでレギュラー・シーズンでのドジャースとの対戦はもう無くなりました。パイレーツがプレーオフに出るようなことになれば、再戦があります。

  以上、お読みいただき、ありがとうございました。

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