今永が素晴らしい投球
現地2026年4月10日、シカゴ・カブスには2つのいいニュースがありました。一つはこの日のパイレーツ戦で先発した今永投手の好投。
そしてもう一つはWBCの準々決勝で右膝を傷めて開幕ILとなっていた鈴木誠也選手がシーズン・デビューを果たしたことです。
今永、6イニングをノーヒット、9K
まず、今永投手ですが、ここまで2試合に登板して0勝1敗、ERA 4.50。
今永投手と言えば、気になるのが2025年シーズンから増えた被本塁打。2025年は計31本のHRを浴び、HRレートは5.5%で、MLB平均は3.0%。
なお、2025年に最もHRを浴びたのはナショナルズのジェイク・アービンで38本。ザック・リッテルはそれに次いで36本で、菅野投手が3位で33本。今永投手はクリス・パダックらと並んで4位でした。
スプリング・トレーニングでもこの傾向は続き、18.0イニングで5本塁打。
ただ、レギュラーシーズンに入り、今季のERAは2試合で計10.0イニングを投げて4.50と高めなのですが、レギュラーシーズンの内容は数字ほど悪くないのです。ERAが高いのはシーズン・デビューの3月29日のナショナルズ戦でジョーイ・ウィーマーから3ランHRを浴びた影響が大きく、さらにイニング数の少なさも影響しています。
そんな今永投手ですが、実は好調であることをこの日のパイレーツ戦で改めて証明して見せたというのが6回ノーヒット投球。
クレイグ・カウンセル監督も今永投手の今季の球速アップを認めており、シーズンに入ってからの今永投手はスプリング・トレーニング以前とは別人と見るべきでしょう。
強い4シームで空振りを奪う傾向も強まり、開幕から16.0イニングで計20奪三振を記録。BBも4つと素晴らしい数値をマークしています。
そしてこの日の快投でERAは2.81まで下がりました。
2024年にはパイレーツ戦でコンバインド・ノーヒッター
なお、今永投手は現地2024年9月4日のパイレーツ戦で7イニングでノーヒット・ノーランを達成。その後もネイト・ピアソン、ポーター・ホッジの2人のブルペンもノーヒットを継続し、見事にコンバインド・ノーヒット・ノーランを達成した過去がありました。
これはカブス史上18回目のノーヒットノーランでクラブ史に名を刻む快投でしたが、この日も同じような展開。
先発がこれくらいいいと変えたくないのが心情ですが、投球数が100球に達したため、カブスのクレイグ・カウンセル監督はブルペンに交代を指示しました。
交代後に2ランHRで均衡を破られる
カブスは7回表に2番手でケイレブ・ティールバーを投入。そのティールバーは代わりばな、ライアン・オハーンにシングルを浴び、これでコンバインド・ノーヒッターの再現の線は消えました。さらにティールバーは続くブライアン・レイノルズにLFへ2ランHRを浴びて、これが決勝点に。
結果的に継投に失敗したのですが、今永投手の今後の登板も考えると120球を数えるよりは6回で降板させるのがベターな決断だったとも言えるでしょう。
残念だったのが打線です。
鈴木誠也が復帰
カブスはこの日から鈴木誠也選手が復帰。WBCの準々決勝のベネズエラ戦で右膝を負傷しましたが(軽度のPCL捻挫)、思った以上に早く復帰出来て良かったです。カブスにとってはプラスですね。
その鈴木誠也選手は5番RFで出場。4回裏の第2打席で1アウト1塁の状況で打席が回ってきた鈴木誠也選手はパイレーツ先発のカルメン・ムジンスキー(Carmen Mlodzinski)の95.1 mphの4シームをRF前に弾き返すシングルを放ち、シーズン初安打を記録しました。
カブス、1本が出ず
鈴木誠也選手も復帰し、厚みを増したカブス打線でしたが、この日、パイレーツ先発のムジンスキーから6安打を放ち、BBも3つもらったにも関わらず、その後のブルペンからは無安打。
さらにブルペンからもBBは4つもらっていて、満塁のチャンスを2度作り、得点圏に走者を置いた打席は合計8回もありましたが、いずれも得点に結びつかず。
上位打線はマイケル・ブッシュ、PCAが無安打でした。
結果、2-0でパイレーツが勝利。負ける時はこんなものですね。

これでカブスは6勝7敗でまた5割を切ってしまいました。順位は最下位ですが、これはすぐに変動するので気にしなくていいと思います。まずは5割を取り戻したいですね。
ちなみにコナー・グリフィンも上がり、勢いのあるパイレーツは8勝5敗とし、首位となっています。
お読みいただき、ありがとうございました。



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