大谷、ASG前最後の登板
これで後半戦から5イニングまで行きそうです!
現地2025年7月12日、ドジャース@ジャイアンツ戦で大谷選手が今季5度目のマウンドに上がり、好投。ひょっとしたら調整登板はこれで最後になるかもしれないというくらいいい投球内容を披露しました。
相棒はラッシング
前回のアストロズ戦の捕手はウィル・スミスでしたが、この日の相棒はダルトン・ラッシング。今のところのコンビネーションは、1戦目:ウィル・スミス、2戦目:ダルトン・ラッシング、3戦目:ダルトン・ラッシング、4戦目:ウィル・スミス、5戦目:ダルトン・ラッシングという形となっております。
ドジャースは若手捕手にもこうやっていい経験を積ませていますね。
投手としての凄みを見せる
2024年のドジャース移籍1年目で3度目の満場一致のMVPを受賞し、50-50を達成した打者としての大谷選手の凄さは我々ファンだけではなくて、現場の選手達もよく知れ渡っていること。
当然のことながらエンゼルス時代の100mphを投げる投手の大谷選手のことも知れ渡ってはおりますが、右肘の手術から2年のブランクを経て蘇った投手・大谷は今、選手間でもかなりざわつかせ始めました。
この日は初回からジャイアンツ相手を圧倒。1回裏、大谷選手はマイク・ヤストレムスキー、ヘリオット・ラモス、そしてラファエル・デバースの3人をなんと12球で三者連続空振り三振。
ファストボールはMAX 99.9mphを記録。前回登板のアストロズ戦から数えて6者連続三振です。
2回裏は三振を奪えませんでしたが、マット・チャップマン、ウィリー・アダムスを凡打で打ち取り、2アウトからイ・ジョンフに四球は与えたものの、ケイシー・シュミットはSSポップフライに押さえて無失点。
3回のマウンドにも上がり、マイク・ヤストレムスキーにクリーン・ヒットを打たれたものの、捉えられたのはこの1本のみ。四球も出してランナーを背負ったものの特に危なげは感じさせず。
4回にもマウンドに上がりそうな雰囲気でしたが、ドジャースは無理をさせませんでした。
結果、3イニングで打者11人に対して9人からアウトを奪い、球数は36球。被安打1、BB 1、スコアレス、SO 4。
ファストボールの強さ、変化球の精度ともに一級品であることを周知しているような投球でもありました。
5度目で計9イニングに到達
この日の登板でちょうど9イニングに到達した大谷選手は、合計すると被安打5、失点1、BB 2、SO 10です。
本格復帰となり、大谷登板日に当たった場合、相手クラブはかなり厄介に思い、かなりの対策を立ててきそうです。それくらい投手としても凄みを増しているといった具合です。
ドジャースは連敗を7でストップ
ドジャースは2回表に1点を先制。
大谷選手の降板後はエメット・シーハンが登板し、4.1イニングを投げ、ジャイアンツを無失点に抑えたまま降板。この後、アレックス・ベシアが犠牲フライを打たれて1点を失いましたが、その時のランナーはシーハンが出したランナーだったため彼に自責点はつきました。
ドジャースは6回表にも1点を追加。
ベシアの後はタナー・スコットが1回をパーフェクトに抑えてゲームセット。ドジャースが2-1で勝ちました。
ドジャースは連敗を7でストップ。ドジャースの7連敗は2017年以来というこれはこれで恐ろしい記録です。
Gm3は前半戦最後のゲームで、山本投手とロビー・レイの投げ合いです。
楽しみですね。
お読みいただき、ありがとうございました。
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