スポンサーリンク

【MLBオールスター2024】大谷が先制3ランHRを放つも、MVPは決勝2ランのジャレン・デュランが受賞

第94回ミッドサマー・クラシック

 現地2024年7月16日、MLBは真夏の祭典、ミッドサマー・クラシックが行われました。今年で94回目となったオールスター・ゲームはレンジャーズのフランチャイズ、グローブライフ・フィールドにて39,343人の観衆を集めて行われました。

スタメン

 ファン投票で選ばれたスターターが守備につきましたが、若干のロスター調整はありました。

#NLAL
1K・マルテ(AZ): 2BS・クワン(CLE): LF
2大谷翔平(LAD): DHG・ヘンダーソン(BAL) : SS
3T・ターナー(PHI): SSJ・ソト(NYY): RF
4B・ハーパー(PHI): 1BA・ジャッジ(NYY): CF
5W・コントレラス(MIL):CY・アルバレス(HOU): DH
6C・イエリッチ(MIL):RFJ・ラミレス(CLE): 3B
7A・ボーム(PHI): 3BV・ゲレロ・Jr.(TOR) : 1B
8T・ヘルナンデス(LAD): CFA・ラッチマン(BAL):C
9J・プロファー(SDP) LFM・セミエン(TEX): 2B
PP・スキーンズ(PIT)C・バーンズ(BAL)
MLB Gameday: NL All-Stars 3, AL All-Stars 5 Final Score (07/16/2024)
Follow MLB results with FREE box scores, pitch-by-pitch strikezone inf...

大谷、先制3ランHR

 大谷選手とコービン・バーンズの対戦は残念ながら四球。1回表、コービン・バーンズは3アウト目を元バッテリーから奪った後、じゃれ合う姿が印象的でした。

P・スキーンズ、1BB

 ドラフト翌年にオールスター出場という快挙を成し遂げたパイレーツのルーキー、ポール・スキーンズはトレイ・ロブロ監督の粋なはからいやレギュラー・シーズンのローテーションの条件も重なり、NLのスターターに。そのポール・スキーンズは100mphを超える投球で1回を無失点。フアン・ソトに四球を与えたのみでした。注目のアーロン・ジャッジとの対戦は3Bゴロでジャッジを押し込みました。すごい!

 先制点はナ・リーグでやはり大谷選手が良いところを持って行きました。3回表、ピッチャーは2番手でレッドソックスのタナー・ハウクが上がりました。シーズン同様のリラックス投法で臨んだハウクですが、内野安打などもありノーアウト1、2塁で大谷選手との対戦に。

 ハウクはスライダーとスプリッターで抑えにかかりますが、2ボールに。3球目、スプリッターのコースが甘くなったところを大谷選手に豪快に右中間に持って行かれ、3ランHRに。これは打った瞬間にそれとわかる豪快は一発でした。

 ナ・リーグが3点を先制。このまま行けば大谷選手のMVPが見えるというすごい状況に。

今永が登板

 ア・リーグも3回裏にジャイアンツのローガン・ウェブを攻め、 フアン・ソトの2点タイムリー・ダブルで反撃。さらに好調ガーディアンズのデービッド・フライにもタイムリーが出て3-3のタイスコアとします。

 4回裏、ナ・リーグのマウンドにはカブスの今永昇太投手が上がりました。ゲレロ・Jr.を2Bゴロ、アドレー・ラッチマンを三振、そしてマーカス・セミエンをLFライナーに押さえて三者凡退のナイスピッチングを披露しました。

ジャレン・デュランが決勝2ランHR

 5回裏、ナ・リーグのマウンドにはレッズのハンター・グリーンが上がりました。ア・リーグは2アウトからオリオールズのアンソニー・サンタンデアがRFへのシングルで出塁。ここで打席が回っていたのがレッドソックスのジャレン・デュラン。デュランはハンター・グリーンの2球目のスプリッターが甘く入ったのを見逃さず、これをドンピシャのタイミングで振り抜き、RFスタンドへ。この2ランHRでア・リーグが勝ち越し。そしてこれが決勝点となりました。

 6回以降、ヒットが放ったのはドジャースのウィル・スミス、レッズのエリー・デラクルーズ、そしてパドレスのジャクソン・メリルが放った3本のみ。

 ゲームはこのまま5-3のスコアでア・リーグが脱げきって勝利。MVPはジャレン・デュランとなりました。おめでとうございます!

メイソン・ミラー、103.6mph

 凄かったのがアスレチックスのクローザー、メイソン・ミラーです。5回裏に登場し、大谷選手から三振も奪いました。

 そしてトレイ・ターナーの打席で103.6mphの豪速球を披露。ナ・リーグは三者凡退に打ち取られました。

 移籍の噂のあるタナー・スコット、ギャレット・クロシェなども登板。果たして8月には彼らはどこのクラブに所属しているのでしょうか?このオールスターが現所属チームでの最後のオールスターとなった選手もいたというのがなかなか興味深いことでもあります。

 後半戦の再開は19日から。日本時間で土曜日からとなります。レッドソックスは西海岸でドジャースとのシリーズからスタートです。

 お読みいただき、ありがとうございました。

コメント

スポンサーリンク

NEW

【MLB2025】大谷が5回ノーヒッター&50号HR!しかし、ドジャースは勝ちゲームを落とす
【MLB2025】フィリーズ、ドジャースとの死闘を制し、NLイースト2連覇を達成!
【MLB2025】カル・ロリーがミッキー・マントルに並ぶ54号HR!マリナーズはAL西地区単独首位へ
【MLB2025】大谷が49号!ドジャースはカーショウの初回の4失点を跳ね返して勝利
【MLB2025】タイガースのタリク・スクーバルとハビアー・バイエスの怪我の状態
【MLB2025】ウォーカー・ビューラーがフィリーズ移籍後初登板!失点傾向をケアして勝利投手に
【MLB2025】アロルディス・チャップマンの無安打記録に終止符を打ったのはシェー・ランゲリアス!
【MLB2025】レッドソックスのコナリー・アーリーが5回、11奪三振の衝撃デビュー!
【MLB2025】ドジャース、今度はコンバインド・ノーヒッターを逃すも、大きな勝利を上げる
【MLB2025】スレイド・セコーニが7回までノーヒッター!ロッキオの守備も光り、ガーディアンズがWCレースでKCを抜く!
【MLB2025】大谷が今季12本目のリードオフを含む47、48号のマルチHR!ドジャースは連敗ストップ
【MLB2025】山本が9回2アウトまでノーヒットノーラン!しかし、ドジャースは大惨事に!
【MLB2025】大谷が緊急で先発!100mph超えを連発するも、ドジャースはまたけが人が出てサヨナラ負け
【MLB2025】NLサイ・ヤングへ! ポール・スキーンズがドジャースを圧倒!ERAは1.98に!
【MLB2025】レッドソックス、試練の終盤戦へ!ローマン・アンソニーが腹斜筋を傷めてIL入り
【MLB2025】ジャイアンツ vs ロッキーズ戦でデバースの一発を巡り、ベンチクリアー!
【MLB2025】大谷、プロスペクトのババ・チャンドラーから強烈な一発(46号)!しかし、ドジャースは敗戦!
【MLB2025】パドレスのスーパー・ブルペン、ジェイソン・アダムが左足大腿四頭筋を傷めて離脱へ
【MLB移籍2025】フィリーズ、ウォーカー・ビューラーをマイナー契約で獲得!
【MLB2025】センセーショナルな活躍を見せるA’sのニック・カーツが右腹斜筋を傷める
【MLB2025】レッドソックス、アロルディス・チャップマンとの延長契約(2026)に合意
【MLB2025】レッドソックスのペイトン・トールが鮮烈デビュー!P・スキーンズとの投げ合いで好投!
【MLB2025】レッドソックス、ウォーカー・ビューラーをリリースへ
【MLB2025】カイル・シュワーバーが1試合4HR!HR数は49となり、NL単独トップに
【MLB2025】ブルワーズのクローザー、トレバー・メギルが屈筋腱を傷めてILへ
【MLB2025】大谷が移籍後初勝利!ドジャースは計19奪三振の大記録を打ち立てる!
【MLB2025】ネイサン・イオバルディがローテーター・カフを傷めてシーズン・エンドの見通し!
【MLB2025】エンゼルス、ジェイコブ・デグロム先発のレンジャーズに4-0でシャットアウト勝利
【MLB2025】ザック・ウィーラー、胸郭出口症候群(TOS)と診断される!手術必至で2025年のシーズン・エンドが濃厚
【MLB2025】ドジャース、フリーマンの2発と大谷の45号でパドレスに快勝!山本が11勝目をマーク
タイトルとURLをコピーしました