3チームトレード成立
現地2026年2月2日、大きなトレードが成立しました。今オフ、噂が絶えなかった3Bのブレンダン・ドノバン(Brendan Donovan)のトレードがついに成立。マリナーズが獲得することとなりました。
しかもこのトレードはマリナーズからカージナルスへはスイッチ・ピッチングで話題のジュランジェロ・セインチェ(Jurrangelo Cijntje)が動きます。そしてレイズも絡んだ3チームトレードです。
まずはトレードの概要を見ていきます。
トレード概要
このトレードで動くのは5名とドラフト・ピック権が2つ(将来のプロスペクト2名分)。
マリナーズGet
マリナーズが獲得したのはブレンダン・ドノバンでこのトレードのキー・プレーヤー。
From カージナルス
- ブレンダン・ドノバン( Brendan Donovan/29) 3B, 2B or LF | B/T: L/R
カージナルスGet
カージナルスは注目のブレダン・ドノバンを出してプロスペクト満載のディールとなっています。
From マリナーズ
- ジュランジェロ・セインチェ(Jurrangelo Cijntje/23) P | B/T: S/S
- タイ・ピート(Tai Peete/ 20) OF or SS | B/T: L/R
- コンペティティブ・バランス・B・ピック(全体68位)
From レイズ
- コルトン・レドベター(Colton Ledbetter/24)OF | B/T: L/R
- コンペティティブ・バランス・B・ピック(全体72位)
レイズGet
レイズは2025年デビューの即戦力3Bをゲットしています。そして珍しくドラフト・ピック権を差し出しました。
From マリナーズ
- ベン・ウィリアムソン(Ben Williamson/25) 3B | B/T: R/R
背景
マリナーズはパワーのある3Bが欲しかったので、残っているFAよりもブレンダン・ドノバンに注目。そこでカージナルスにオファーしたところ、トップ・プロスペクトを要求。2024年のマリナーズ1巡目の両投げのジュランジェロ・セインチェはどうか?と差し出しましたが、まだ足りないということで2023年1巡目のタイ・ピートもセットで送ることに。カージナルスはドノバンが抜けたら、その代わりの野手も必要だったということでもあります。
さらにまだ足りないということでマリナーズはドラフト・ピック権で勘弁してということでコンプ・バランス・Bの68位も差し出した。ところがまだ足りないということで、マリナーズはレイズに声掛けし、即戦力のベン・ウィルソンをつけるからということでカージナルスにレイズのコンプ・B・ピックの72位も差し出したと。コルトン・レドベターはレイズから彼もどうぞとつけたような感じがします。
カージナルスはリビルドを実施
ドノバンのトレードは、かなり前から避けられないと思われていました。カージナルスのPOBOは今オフあkらジョン・モゼリアックからハイム・ブルームに交代。そこでハイムは将来への舵をぐっと切ったというのが今オフのカージナルスの動きです。
ノーラン・アレナドはDバックスへ、ソニー・グレイとウィルソン・コントレラスはレッドソックスにトレード。彼らはいずれも契約にノー・トレード条項が含まれていましたがそれを放棄してトレードを実施しました。
今回のトレードの勝者と言えそうなのがカージナルスで、ドラフト・ピック権も含めて計5名のプロスペクトを獲得したということになりました。しかも1巡目2名は大きいです。
(SEA)ブレンダン・ドノバン
マリナーズが獲得したブレンダン・ドノバンは2018年のカージナルスの7巡目指名の3B兼OF。出身はドイツで、お父さんの軍の関係でドイツで生まれました。育ったのはアラバマです。
2022年に25歳でデビューし、そこからレギュラーとして4シーズンを経験。2022年は.281/ .394/.379をマークし、ROYで3位に入り、同年はユーティリティーでゴールドグラブ賞も受賞。
通算成績は.282/.361/.411、OPS .772が示す通り、とにかく安打を量産します。HRは年間で15本に足らない程度ですが、2塁打は年間30本以上は期待出来ます。
マリナーズにとって待望の確実性のある3Bの誕生ということになりました。
(STL)ジュランジェロ・セインチェ
カージナルスが獲得したジュランジェロ・セインチェはマリナーズの2024年の1巡目指名。
Pre-2026のトップ・プロスペクト・ランクでも90位に入っています。
今春は右腕にフォーカスを当てるというニュースもあります。2025年のマイナーでの成績は左腕だと左右両方の打者に対して成績が悪く、打率はいずれも.270以上を打たれているのに対し、右腕だと右打者への打率は.166、左打者への打率は.252。この数値を受けての右腕フォーカスかと思います。今後の動向に注目です。
(STL)タイ・ピート
2023年のマリナーズ1巡目指名。2025年にはハイAで125試合に出場し、HR 19、SB 25を記録したものの、SOレートが30.6%と、かなり穴もありそうな選手。当初はSS、2B、3Bを守っていましたが、マリナーズはOFにポジション変更しています。果たしてカージナルスがチューンナップできるか見ものです。
(STL)コルトン・レドベター
2023年のレイズのドラフト2巡目指名。彼は多くのことをこなせるものの、際立った武器はなく、2025年はダブルAで123試合に出場し、HR 7、 SB 37を記録し、OFの3つのポジションを守っています。BB%は9.5%、SO%は23.9%でいずれも平均に近い数値。
(TB)ベン・ウィリアムソン
ベン・ウィリアムソンは守備型、つまり守備の良い3Bです。2025年にデビューし、85試合二出場して、.253/.294/.310をマーク。打撃は3Bとしては物足りないですが、ルーキー・イヤーにこれだけ打てばかなり期待大かと思います。
お読みいただき、ありがとうございました。




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