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【MLB 2023】エルビス・アンドラスを獲得したホワイトソックス。今オフの編成状況は?

今オフのCWSの編成に良いインパクトを与えられるか?

 今オフの編成ではかなり評価の低いホワイトソックス。マイク・クレビンジャーを獲得するも、サイン後にDV疑惑が浮上し、サスペンションを回避できない見込み。現在はMLBによる調査が進行している段階で、本人はトレーニング・ファシリティーで来たるべきシーズンに向けて調整は行っているようです。

リアム・ヘンドリクスの状態

 そして、ショッキングだったのが現地2023年1月8日に公表されたことですが、クローザーのリアム・ヘンドリクスが非ホジキンリンパ腫(non-Hodgkin’s lymphoma)と診断されたことです。GMのリック・ハーンは、可能な限り彼は早めに戻って来ると楽観的な見通しも明らかにはしましたが、やはり望まれるのは完治ですから、当分は彼が9回のマウンドに立つことはなさそうです。現地2023年2月18日の情報ではブルペン・セッションを開始したとのことで、果たしてリック・ハーンが公表した通り、楽観視出来るのかどうかは症状次第というところ。

メンバーはやはり有能

 とは言え、ホワイトソックスのメンバーを見ると、やはりタレント揃いであり、そう悲観するほどでもなさそうです。クローザーは、おそらくケンダール・グレイブマンが請け負うと見られ、彼なら安心です。

 先発は、ルーカス・ジオリト、ランス・リン、ディラン・シーズ、マイケル・コペックとかなり良い4名がおります。

 ブルペンは上述のケンダール・グレイブマンを軸に、昨シーズン終盤に左肩の痛みから復帰した左腕のアーロン・バマー、右腕のジョー・ケリー、レイナルド・ロペスが控えているのも心強いところ。そして左腕のジェイク・ディークマンを補強していますので、枚数は揃っています。

 なお、トミー・ジョン手術となったギャレット・クロシェはカクタス・リーグでは登板しない見込みです。

 OFはFAのアンドリュー・ベニンテンディーを獲得。怪我の多いエロイ・ヒメネス、ロイス・ロバートに何かあってもがくんと落ちることはなさそうです。

アンドラスを獲得

 そして現地2023年2月19日、ホワイトソックスはエルビス・アンドラスと1年で合意。現地20日に金額も明るみになり、$3Mという額も判明しました。

 エルビス・アンドラスは現地2022年8月17日にアスレチックスからリリースされ、翌8月18日にホワイトソックスと合意。

 ホワイトソックスに移籍後のアンドラスは、素晴らしい活躍を見せ、43試合で、打率.271、OBP .309、SLG .464、9HR、28 RBI、8ダブル、11SB(盗塁)をマーク。シーズントータルで17HRを放ったのですが、これは2017年のキャリア・ハイの20HRに続く数字でした。

 アスレチックスからのリリースは、サラリー削減が目的と言われています。アンドラスがオフにオプションを行使することにより、サラリーが高騰するため、それを防ぐために行ったと。選手とすればたまったものではありません。それにより、アンドラスはハートに火がついた模様。

 もともと守備には定評があり、若い頃のエルビス・アンドラスを見たオジー・スミスは彼はメジャーを代表するSSとなると太鼓判を押したほど。ホワイトソックスでの打撃向上はさらにアンドラスの価値を上げました。

2Bでの起用の見込み 

 ホワイトソックスのSSにはティム・アンダーソンがおります。

 アンドラスがホワイトソックスに入ったのは、ティム・アンダーソンが抜けた穴をカバーするため。2022年8月6日のレンジャーズ戦の最後の打席でティム・アンダーソンはチェック・スイングをしたのですが、この時に、左手中指の矢状帯という箇所を断裂。どんだけ激しいチェックスイングだったのか!と驚いたものですが、これにより、当初は2-6週間と診断され、シーズンの最後で戻ってくると。ところが、ティム・アンダーソンはこのままシーズン・エンドに。

 ツインズとのポストシーズン争いを行っていたホワイトソックスでしたが、最後は勢いもなく、81勝81敗でシーズンを終えました。

レウリー・ガルシアを有効に起用できる!

 ホワイトソックスの中でアンダーレイティッド(過小評価)されていると思うのがレウリー・ガルシアです。彼は2023年、32才のシーズン。

 2022年は97試合で、打率.210、OBP .233、SLG .267と大苦戦しましたが、2018年から2021年まで打率は.270近辺をキープ。BBも獲りますし、30から50の間のRBIも見込めます。

 今回のアンドラスの獲得はレウリー・ガルシアの2022年の成績がかなり怪しかったので、その保険の意味合いもありそうですが、アンドラスとレウリー・ガルシアが競えば、相乗効果も出そうです。

 そして、レウリー・ガルシアはOFもこなせることから、仮にOFの誰かに不測の事態が起こったとしても彼がカバーできます。また、アンドリュー・ボーンが1B専任になる可能性も大きいことからレウリー・ガルシアをユーティリティとして起用出来ることはホワイトソックスにとって良いオプションになります。

 このタレントぞろいのクラブが本領を発揮できるか!?注目したいと思います。

 お読みいただき、ありがとうございました。

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